- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088803548
作品紹介・あらすじ
期末テストに向けて、浅野理事長がA組の担任に! E組への憎悪を煽る異様な授業風景を見て、息子・学秀はE組にある依頼を持ちこむ。その狙いは…!?
感想・レビュー・書評
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文化祭編のどんぐりつけ麺がおいしそうだった!ご飯がおいしそうなマンガはやっぱりいいね。島編で出会ったユウジと渚の会話もよかった。嫌な環境が育てた望まぬ才能。それでも人の役に立てば自信になる。欠点や弱点も裏返せば武器にできる。
ぼくも人の顔色で察したり、繊細な気質を欠点だと思ってきた。でも、そんな自分の感性を通じて得た読書体験とその発信は、ぼくがぼくだからこそできていることなんだろうなって感じてる。自分を嘆くのではなく、自分をどう使いこなすか。ぼくも前向きに頑張っていきたい。
期末テストも盛り上がったね。浅野理事長が自ら教鞭を振るい、E組への憎悪をかき立てる教育を施すシーンは狂育という感じだった。息子がその授業風景を見かねて、仲間と父へ正しい敗北を与えてくれと頭を下げに来たシーンもよかった。カルマと同じく、敗北の中から学習して成長している。そして、二人の一騎打ちとなった問題はこの物語とも重なるような作りになっていて素晴らしかった。
「人間は皆…他人の見えない部分を才能と呼ぶんだ」
「どんな奴にも…俺には見えない才能の領域があって そういう意味じゃ皆同じだ」
このカルマの台詞が好き。最初の驕っていたカルマの面影は完全になくて、読んでいて感慨深くなった。その後のA組の反逆も爽やかでよかったね。
「この世で出会った全ての『縁』が人を育てる教師になる」とはこのことだと。
殺せんせーと理事長の対決もよかった。理事長は教育を履き違えてしまったんだよね。だからこそ、殺せんせーの教育への情熱を見誤ってしまった。なぜ、理事長はそうなってしまったのか。
「そもそも人に何かを教えたいと欲する時 大きく分ければ理由は2つしかありません 自分の成功を伝えたい時か…自分の失敗を伝えたい時 あなたはどちらですか?浅野理事長」
その答えははたしてどちらなのだろうか─。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
浅野學峯理事長回と言っても過言でない。
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文化祭のE組メニューおいしそうだったなあ。期末テスト回はテストの問題と物語とがうまいこと合わさってて良かった。カルマくんはいい仕事してましたね。とりあえず皆上位ランクインおめでとう。しかし理事長は過去になにがあったのか。
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前原陽斗の友達への義理は、磯貝。
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万事卒なしの浅野さん、うっかり手下と言いかけてしまってる。
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≪……そりゃそうだわ 殺意ってそんなに長く続かないよ≫
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「もういいかな〜」と思いつつ、
新刊が出て読むとやっぱり面白い困った本(笑)。
ストーリー的なキモは理事長の本格参戦でしょうが、
「マイナスの心を動機にした行動は長続きしない」が
この巻で一番ぐっと来たところですね〜。
そろそろラストが迫ってきた感…どうなるのでしょう!? -
●学祭編と期末テスト編。