暗殺教室 14 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.13
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本棚登録 : 2042
感想 : 62
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088803548

作品紹介・あらすじ

期末テストに向けて、浅野理事長がA組の担任に! E組への憎悪を煽る異様な授業風景を見て、息子・学秀はE組にある依頼を持ちこむ。その狙いは…!?

感想・レビュー・書評

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  • 文化祭編のどんぐりつけ麺がおいしそうだった!ご飯がおいしそうなマンガはやっぱりいいね。島編で出会ったユウジと渚の会話もよかった。嫌な環境が育てた望まぬ才能。それでも人の役に立てば自信になる。欠点や弱点も裏返せば武器にできる。

    ぼくも人の顔色で察したり、繊細な気質を欠点だと思ってきた。でも、そんな自分の感性を通じて得た読書体験とその発信は、ぼくがぼくだからこそできていることなんだろうなって感じてる。自分を嘆くのではなく、自分をどう使いこなすか。ぼくも前向きに頑張っていきたい。

    期末テストも盛り上がったね。浅野理事長が自ら教鞭を振るい、E組への憎悪をかき立てる教育を施すシーンは狂育という感じだった。息子がその授業風景を見かねて、仲間と父へ正しい敗北を与えてくれと頭を下げに来たシーンもよかった。カルマと同じく、敗北の中から学習して成長している。そして、二人の一騎打ちとなった問題はこの物語とも重なるような作りになっていて素晴らしかった。

    「人間は皆…他人の見えない部分を才能と呼ぶんだ」
    「どんな奴にも…俺には見えない才能の領域があって そういう意味じゃ皆同じだ」
    このカルマの台詞が好き。最初の驕っていたカルマの面影は完全になくて、読んでいて感慨深くなった。その後のA組の反逆も爽やかでよかったね。
    「この世で出会った全ての『縁』が人を育てる教師になる」とはこのことだと。

    殺せんせーと理事長の対決もよかった。理事長は教育を履き違えてしまったんだよね。だからこそ、殺せんせーの教育への情熱を見誤ってしまった。なぜ、理事長はそうなってしまったのか。
    「そもそも人に何かを教えたいと欲する時 大きく分ければ理由は2つしかありません 自分の成功を伝えたい時か…自分の失敗を伝えたい時 あなたはどちらですか?浅野理事長」
    その答えははたしてどちらなのだろうか─。

  • 学園祭特有のオールスターわちゃわちゃ感が大好き。今までのキャラ大集合。こっそり関係ない人達来てるし(笑) 渚の身の周りの案件も色々と解決した。そしてA組との期末テスト対決。テスト回は毎回面白い。本当にこの結果に至るまでの流れが完璧。きちんと暗殺教室での一年間の勉学の集大成を見せてくれた。A組もようやく敗北を知る。浅野もなんだかんだ周りからは慕われていてイイ感じの成長の兆し。成長してるのはE組だけじゃない。残す問題は学園のラスボス理事長との諍い。暴走気味の理事長による暗殺は見ものだったが、殺せんせーにあっさり返り討ちにされてしまう。そのとき、理事長は何を思う?

  • 話数と題をメモ。

    第116話 客の時間
    第117話 珍客の時間
    第118話 縁の時間
    第119話 期末の時間・2時間目
    第120話 殺気の時間
    第121話 解法の時間
    第122話 空間の時間
    第123話 誤作動の時間
    第124話 教員試験の時間

  • 浅野學峯理事長回と言っても過言でない。

  • 文化祭のE組メニューおいしそうだったなあ。期末テスト回はテストの問題と物語とがうまいこと合わさってて良かった。カルマくんはいい仕事してましたね。とりあえず皆上位ランクインおめでとう。しかし理事長は過去になにがあったのか。

  • 前原陽斗の友達への義理は、磯貝。

  • 万事卒なしの浅野さん、うっかり手下と言いかけてしまってる。

  • ≪……そりゃそうだわ 殺意ってそんなに長く続かないよ≫

  • 「もういいかな〜」と思いつつ、
    新刊が出て読むとやっぱり面白い困った本(笑)。
    ストーリー的なキモは理事長の本格参戦でしょうが、
    「マイナスの心を動機にした行動は長続きしない」が
    この巻で一番ぐっと来たところですね〜。
    そろそろラストが迫ってきた感…どうなるのでしょう!?

  • ●学祭編と期末テスト編。

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著者プロフィール

松井優征(まつい ゆうせい)
1979年生まれ、埼玉県出身の漫画家。2001年に「ラビングデッド」で第51回天下一漫画賞審査員特別賞受賞。
2004年に 「魔人探偵脳噛ネウロ」で第12回ジャンプ十二傑新人漫画賞準入選。同時に漫画家デビューを果たす。テレビアニメ化もされた代表作の一つとなる。
2012年、『週刊少年ジャンプ』31号から『暗殺教室』を連載開始。恩師を殺すことが最終目的、という設定から極めて高い人気を誇り、アニメ化、実写映画化される大ヒット作・代表作になった。

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