ワールドトリガー 12 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088804637

作品紹介・あらすじ

混戦状態が続くB級ランク戦第3戦!! 遊真・村上・熊谷の攻撃手3人が激突する西岸では、那須隊の狙撃手・日浦が均衡を崩す鍵に…!? 一方の東岸側では、那須を中心に射撃戦が激化!! 白熱する勝負の行方は!?

感想・レビュー・書評

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  • 推しがどんどん増えていく…!

  • 那須先輩、強くて麗しくて好き

  • "「……昨日もまた クガ頼みの試合だったね」
    「……!」
    「キミがやったのって 大砲の子に指示出したくらい?
    太刀川さんはトリオン切れ狙いを褒めてたけど 実力で点獲れないんじゃ先がないでしょ」
    「……はい ぼくもそう思います」"

    「村上と太一はどんな状況でも来馬を庇うよ」を受けて、隊長にも個々に隊長になった理由があるんだろうなあと思ったり。
    時枝さんの独白が有ると無いとで菊地原くんの印象がだいぶかわる……。読者にだけそれがわかるのは面白いな。

  • 12巻は、戦術やキャラクターの内面描写中心。いわゆるバトル漫画の王道であると同時に、修が自分の戦力的限界をひしひし感じ始める転換期。これまで戦略的な工夫で何とかしのいできたけれど、勝ち進むにつれて今までと同じやり方では通用しなくなっていく。遠征が前倒しになる可能性で焦っている修には、菊地原の歯に衣着せぬストレートな指摘が追い打ちになる。言い方はきついけど、菊地原なりに「みんなと同じことをしても追いつけない」というアドバイスをしていると思うけど、焦り一辺倒の修はそれどころじゃない感じ。

    ランク戦の中では熊ちゃんと村上くん、遊真の三つ巴対戦が熱かった。女の子はトリオン体でも男の子よりも体力面で劣るのか…熊ちゃんが孤月両手持ちなのがそういう理由なら、両手自由に使える村上くんに対して圧倒的に不利。片手落ちてやむなくという感じでメテオラを使い出したけれど、射撃トリガーもあった方が局面変えられて戦いやすそう。今後オールラウンダーよりの熊ちゃんが見られたら面白いな。

    三つ巴の最中、遊真が茜ちゃんを見つけたときの静かな迫力にぞくぞく。「そこか」の遊真の表情は背筋が凍る。獲物を狩る冷徹な目。コマがひっくり返っていても目の温度でわかる。実戦経験の積み重ねが目の色を深めていったんだなあ。あんな目をするのは、死線をくぐり抜けてきた遊真だけだ。遊真対村上くんの戦いは、眠らない遊真対眠る村上くんの対比でもある。今回は勝ち筋を限定して、勝負するポイントを決めて決着をつけたから勝ったけど、純粋な強さは村上くんの方が上。直接対決した中で、はっきり遊真より強い人が描かれたのは彼が初めてかな。

    解説は東さんのときと違ってグダグダだったけど、太刀川さんの「気持ちの強さは関係ないでしょ」は、ワールドトリガーならではの名言だと思う。主人公サイドや特定キャラクターにどれだけ重いものがあったとしても、それと同じように他の人も努力をしていることを蔑ろにしてはいけない。ストーリーもなんとなく嘘臭くなるし…。それに、優しい言葉だと思う。気持ちの強さ弱さで勝負を語ることは、負けた側にとってはただ悔しさを煽られるだけでしかない。やる気が足りなかったから負けたと言っているようなもので、負けたときにこれを言われるとすごく辛い。あくまで気持ちは気持ち、強くなる原動力にはなっても強さそのものにはならない。精神論にありがちな言葉の罠を、さりげなく否定する太刀川さんがカッコいい。

    B級ランク戦を見ていると、レイガストって人気がないと言われる割には結構便利な気がする。オプションが整っていて攻撃や移動、防御に幅広く使える。となると、重さを厭わしく感じるスピード重視の攻撃タイプが多いのかな。村上くんもあれだけレイガストを使っているのを見ると、修と同じで奇襲戦法寄りなのかもしれない。

    次巻は修行の回。麟児さんやアフトクラトルの追加情報も出てきて、これからまた話が膨らむ予感。巻末で柚宇さんと出水がスーファミしていらっしゃるし。スーファミとはまた古い機械を。楽しそうに対戦してる様子が、また眼福でした。

  • B級ランク3戦目決着。
    修は強くなれるのかなあ。
    今後強くなれるとしたらどうやって強くなるのかすごく気になる。
    捕虜の話や、千佳の兄、麟児さんと二宮との関わりがわかったりと情報が少しでも入って嬉しい。
    いよいよ次はB級上位決戦、楽しみ。

  • ワートリ大好きだ!
    おまけにとうとう隊室を出しだしたね…結構片付いてるところ(というかほとんど使ってない)ところ多い中の荒船隊(笑)

    次巻で二宮隊でるんだよ…!楽しみー(((o(*゚▽゚*)o)))

  • 那須隊長や那須隊の細かい設定があっちにもこっちにも。ますますこの女子チームから目が離せないというかとにかく那須さん美しい。そればっか(ずっとベッドだから身体良くないのかと思ってたらカバー裏に丁寧な解説が)。
    くまも茜も小夜子も本当可愛いなぁ。女子成分不足気味だったし。いいぞもっと出せ。

    小南ダマされすぎ。とりまるがひどいだけか。仲良しか。この辺アニメとごっちゃになってるけどアニメひどいぞ。いいぞもっと…。

    勿論玉狛第2と修も成長していく。そしてアフトクラトル二人の新たな展開と、千佳兄についての情報が。

    ごめん、千佳や栞を女子に入れてなくて。玉狛の子たちはなんかみんな兄弟姉妹っぽいから。

  • そういやこの前の日曜アニメでも烏丸さん、しれっと嘘ついてたな(笑)絵日記でフッてふきだしちゃった。あんな昆虫、採集したくないわ。二宮さんと荒船さんの区別がつきません。キャップの有無ぐらい?さて、玉狛第二チーム、なんとか勝ち越し。次はB級のトップチームとですか。作戦でどうにかしないと勝てない相手だよね。

  • 勝ちをもぎ取ったのは玉狛だったが、中堅どころの那須隊、鈴鳴第一にも成長の兆し。歩みを止めればすぐ追い抜かされるランク戦。修は今のところ足りない技術を作戦でなんとかカバーしているが、果たしてB級上位に通用するのか。太刀川さんの解説、なんだかんだ優しい。対戦相手視点のユーマの強者感が凄い。相手を見下ろす姿が様になってる。そんなユーマを目の前にパキパキと崩れていく那須さんも美しかった。

  • 気持ちの強さで勝負が決まるとしたら…のオチが好き!
    解説が前向きでいいな~。結局みんな仲間だもんね。参加者達の気持ちが報われてよかった。
    魚の絵がカッコいいな~、カラーで見たい。
    アフトクラトルの話とか、チカの兄の話とか、結構動き始めたな。
    オサム、かなりの毒舌も(たぶん)気にしないのすごいな…菊地原、ひねくれまくっても、オサムの真っ直ぐさ分かるんだな~。それでも緩めず毒吐き続けるのね。

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著者プロフィール

葦原大介(あしはら だいすけ)
1981年、東京都生まれの漫画家。岡山県育ち。高校卒業後はアルバイトをしていたが、第75回手塚賞で『ROOM303』が準入選し、2008年『週刊少年ジャンプ』掲載、漫画家デビュー。2009年『賢い犬リリエンタール』で初連載。
代表作に2013年から『週刊少年ジャンプ』で連載開始した『ワールドトリガー』。2014年、アニメ化された。度々の休載を挟んでいるが、2018年、『ジャンプSQ』での連載再開が告知された。

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