- 本 ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088807232
作品紹介・あらすじ
時は大正時代。炭を売る心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変する。唯一生き残ったものの、鬼に変貌した妹・禰豆子を元に戻すため、また家族を殺した鬼を討つため、炭治郎と禰豆子は旅立つ!! 血風剣戟冒険譚、開幕!!
感想・レビュー・書評
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また読みたくなりじっくりと再読開始。
テンポのよさがいいよね!
1巻でここまで話がきてたのかとアニメを観ていたから驚き。
水面斬り〜!
ぜひ〜
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息子が YouTube でアニメを見ていたらしい。
面白いから、映画やったら見に行くと言っていた。
その時はそれほど気にもせず、あぁそうなんだ・・・と思ったくらい。
それから半年くらい経って、世の中はコロナで持ち切り。
家から出るのも怖く、時間があるとアマゾンプライムビデオを見ていた。
そんな話を会社の若い子にしたところ、今アマゾンプライム見るなら「鬼滅の刃」でしょ!
との返事があった。
あぁ、息子が面白いと言っていたアニメだ。。。
どんなもんだか見てみようと思い、見ていたところ、娘も一緒になって視聴し、一気に嵌った(笑)
鬼滅の刃に嵌ったと別の会社の人に話したところ、コミックを貸して頂いた。
1巻は主人公の炭治郎の家族が鬼に襲われ、長女の禰豆子が鬼に変わってしまう。
鬼になった禰豆子を鬼殺隊の一人が殺しにくるが、禰豆子が炭治郎を守ろうとする姿に、禰豆子はこれまでの鬼と何かが違うと感じ、育手の鱗滝に二人を預ける。
炭治郎は鬼殺隊に入隊する為、鱗滝の特訓を受ける。
そして、最終選考を受けることを許可され、鬼と戦う。
ここまでの話だが、大人でも(私はおばさんだが)なかなかに嵌れる。
最初は少年漫画っぽいなぁ・・・と少し我慢と根気が要るかもしれないが、少し我慢して読むと、どんどん盛り上がってくる(^-^) -
敵であるはずの鬼が、なぜ鬼になったのかという過去が明かされるのが悲しくも興味深い。
人を襲う鬼は絶対に許せないが、少しだけ共感できるのが切ない。
もちろん、炭治郎を含めた鬼殺隊のキャラも皆魅力的!
特に冨岡義勇の、兄弟子としての炭治郎への姿勢が理想的な先輩すぎる。 -
こちらは1巻ですが全巻読みました。アニメや映画も観ています。
まずキャラが魅力的ですよね。鬼にもいろんな鬼がいて、どうしようもなく卑劣で残虐だけれど、人間として生きてきた想いが重なったとき、綺麗に浄化されていくシーンなんかはグッときます。世界観も独特でのめり込むように夢中になりました。
柱と言われるメンツは強くて憧れますな…! -
伏線がたくさんありそうで、5回も読んだ。
ワニ先生の絵が、どんどん上手くなってる。
冨岡さんかっこいいわ〜
まあこれから全巻読んで行こうー -
大正ファンタジー活劇冒険譚の始まり!
貧しいながら平穏な暮らしは、家族の惨殺と生き残った妹の
鬼化によって変貌する。妹を人間に戻すため、家族を殺した鬼を
滅するため、少年は鬼殺の剣士への道を歩む。
第1話~第7話収録。鬼化した妹に困惑しながら歩む竈門炭治郎。
冨岡義勇との出会い、育手・鱗滝の元での修行、
錆兎と真菰の指導を受け、藤襲山での鬼殺隊の最終選別へ。
そこで対峙する鬼は・・・!
さり気なく炭治郎の性格が示されています。
家族思い、鼻が利く、頭が固い&硬い、何よりも頑張り屋さん。
彼は、修業を積むことで成長していきます。妹のために!
炭治郎の呼びかけに涙を零し、倒れた兄を守る禰豆子も、
後から登場する鬼たちとは、何か異なる気配が漂っています。
鬼殺隊と鬼について、刀や呼吸術等、物語の基本については、
簡潔で分かり易く書かれています。
表紙は表も裏も凝っていまして、フォントと絵柄のデザインの
良いこと。表紙を捲れば、更に・・・これまた表も裏も凝ってます。
実は21巻から遡っての読書。やっと始まりの巻に到達です。
あちこちにフラグを発見して、ニンマリしちゃいました。 -
鬼に家族を殺された少年が、唯一生き残った妹を人間に戻す為鬼狩りに身を投じるジャンプでは異色の和風伝奇ファンタジー。
トーンを使わない白と黒の墨絵のようなストイックな絵柄に、たまに垣間見せる女体の残虐美がマッチし、一種独特の倒錯的な魅力を孕む。
一巻はまだ然程でもないがとぼけた台詞回しや掛け合いのセンスが秀逸。
主役から端役に至るまで、切れ味鋭いボケとツッコミの応酬には吹きださずにはいられない。
そしてなんといっても主人公の炭次郎の造形が魅力的。
極めて善良で心優しい少年で、鬼狩りに身を投じたのも家族の復讐が目的ではなく、あくまで妹を人間に戻したい痛切な一念。
人間を狩り喰らう残忍で凶暴な鬼にすら同情し、その死を悼んで成仏を祈る姿に心打たれる。
(初任務の鬼への対応だけ妙に渋かったが……同胞を食らった試験時の鬼にさえ優しかったのに)
修行シーンも丁寧に書かれ、主人公が一歩ずつ地道に着実に成長していく過程に好感がもてる。
炭次郎の妹・禰豆子は、始終竹を咥えていてフェティッシュ無口かわいい。
炭次郎の仲間となる善逸と伊之介や柱も個性的で、それぞれが抱えた葛藤や劣等感、過去の壮絶な体験に基づく信念のドラマを魅せてくれる。 -
10歳になった甥っ子の誕生日プレゼントのため書店でまとめ買い。甥っ子に贈る前に読んでみることに。
漫画単行本を購入したり読んだりするのは25年ぶりくらいかもしれない。
人気爆発、様々なメディアで取り上げられて社会現象になっている。
漫画読みなれず、視覚的に理解出来ない描があったり、ストーリー展開が早かったり、必殺技も全く説明なく繰り出されたりと理解するのにやっと。頭の老化が進んでいるのかもと不安になる。
言葉が巧み、登場人物のセリフに哲学・思想を感じられてよい。完読をしてみるとするかー。 -
遅ればせながら。読み出しました。
最初の冨岡義勇との闘いまでで、この漫画の世界観が完璧に示されており、凄く巧みな表現だなと。
私の生涯ベスト1漫画は手塚治虫のどろろなんですが、
どろろとも共通する部分があり、わくわくします。
※妖怪退治すると自分の身体が戻ってくるどろろの百鬼丸と、禰豆子を鬼から戻すために鬼と戦う炭治郎。
女性らしい柔らかい感性を持った炭治郎が、現代的で、老若男女問わず広く人気がある所だと思います。 -
アニメ化の際に劇伴が梶浦由記さんだというのでホイホイ見てみたら、1話の出来(主に作画と演出)があまりにも素晴らしく一気に引き込まれました。今さら原作購入。
ジャンプ連載作品としてはテーマ的にかなり重たいどころか、「努力」が必ずしも報われないことをいともあっさり描いてしまうし、もっと青年誌寄りになってもおかしくない設定なのに引き込む力が凄く、いい意味でギリギリで「ジャンプの漫画」というステータスから零れ落ちないバランス感覚。吾峠先生もだけど担当さんの手腕もすごい。2019年いちばんハマった漫画。
著者プロフィール
吾峠呼世晴の作品





