ワールドトリガー 17 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1456
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088808222

作品紹介・あらすじ

ランク戦第5戦も終盤、柿崎の反撃に深手を負った遊真。玉狛第2に勝機は!? そして香取隊の葉子と華、二人の過去が明らかに! さらにヒュースの入隊をボーダー上層部に進言する修は、新たな問題に直面し!?

感想・レビュー・書評

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  • ワールドトリガーの友情愛がとても好き。

  • B級ランク戦 第5戦も終盤へ!深手を負った空閑の傷口をスコーピオンで埋めるというアイデアに唸らされた。その後に開いた傷口が香取の迷いを誘うところも絶妙。

    修も香取にワイヤーを仕込んでタダでは落ちないところがいい。ワイヤーの仕掛けのタネも言われなきゃ気づかないかも。ヒュースの玉狛第二加入についての交渉でも同じく、正直さの中にもそれを通すだけの工夫と賢さがあるのが面白い。修を隊長に選んだ空閑の判断も見事だったよね。

    千佳のレッドバレットの奥の手も迫力があったね。これで人を撃てるようになったら強すぎるんじゃないかと(笑) 照屋のレッドバレット対策もよかったね。対策に対策を重ねていくところがこのマンガの面白いところ!

    そして、今回は香取隊の華の言葉が胸に刺さった。
    「変化を望んでない人間を変えようとするのは難しいです 変化を望まないということは現状にある程度満足しているということなので それはそれで望ましいことだとも言えます」

    華はたぶんこの言葉を胸に香取のことをずっと見守ってきたんだよね。今回の戦いで彼女が変わるきっかけになったらいいよね。あと、勉強する理由を聞かれて、
    「親の言うとおりにやったとしても 自分が大人になる頃には全然通用しないかもしれない そうなったときに慌てないように『自分の勉強』もしてるの 将来 親の言うことがはずれたときに 親のせいにしなくてすむように」
    と答えた華がすごすぎる。この言葉を子どもの時に聞きたかった。

  • B級ランク戦の続き。玉狛頑張ったー!
    ヒュースや千佳の当面の動きも決まり、次の試合が楽しみだ!

  • 香取 葉子というキャラクターが単純に大好きだ。
    彼女の子供っぽくてちょっとわがままで、でも憎めなくて一番人間臭さが出てる所、大好きです。
    玉狛、眩しいよね。
    その綺麗で純粋な所も大好きなんだ。
    でも、それ以上に、「自分たちが主役みたいな顔しちゃって…」ってイラついた葉子ちゃんが好きだなぁって思ったんだよ。
    一番主役になりたいのは葉子ちゃん。でも、出来ない。出来ないのも認めたくない。
    なんて人間らしくて可愛いらしい子なんだ、と思ったらもうこの子が大好きになってた。
    あー香取 葉子、頼むからもっと活躍してくれ。本編でのさらなる活躍を待ってます。

  • 今一番面白いジャンプ漫画の一角。
    ワートリはちゃんと本誌で読んでるから、ずいぶん時間が掛かった気がするなぁ。
    もぎゃああの葉子ちゃんと華さんの過去が明らかに、というか、だんだんと世界観を掘り下げていくのが、ホント。前もってちゃんと組み立てられているからおかしさは感じないし、こんな世界で皆生きている、と言うのが時々出てくると、抉られるなぁ。
    ユーマも楽しそうで良かった。
    千佳ちゃんオッサムの見せ場もアリ、オッサムは本領発揮以上にバトルでも活躍し、交渉でも上手く立ち回り、さっすが。
    本誌は、とても辛いけど、早く続きが読めるのを楽しみにしております。お待ちしております。

  • 三雲隊vs香取隊vs柿崎隊の続き
    ヨーコちゃんのサイドエフェクトすげーな(笑)千佳のレッドバレットハウンドびびる。三雲空閑コンビ強し!華さんいいな。初見殺しの技が見事にハマり快勝した玉狛第2だが、負けた2チームも何か吹っ切れた様子。若手が先輩を支える柿崎隊。修&ユーマに負けず劣らずの葉子と華の絆、それを近くで見守り思いを寄せる香取隊。各隊のバックボーン、チーム感が色濃く出てて良かった。
    帯キャッチコピー「物語は、誰の胸の内にも。」

    でなんやかんやあってヒュースが仲間入り。ヒュースがめちゃくちゃ馴染んでていい。

    そして次はラウンド6。生駒隊はなんかみんな髪立ってるな。あの会話実は作戦か?王子隊はみんなどこかの国の王子王女キャラを張れるビジュアル。なんだあのあだ名とアイコンwアマトリチャーナ(笑)ヒュースが空閑と同じく入隊時の試験?みたいなやつで凄いタイム出しそう。

  • 香取隊の裏話がよかった。葉子はわがままで子供なんだけど、華のことを自分のことのように怒ってるのが憎めない。元々才能が底知れないみたいだし、最後は自分の弱さと向き合いつつあるし、先が楽しみ。華も、一番目指してるなんて、冷静なだけじゃないのが更にカッコいい。
    次の試合の作戦会議、生駒隊がほとんど世間話なのが面白いな…ホント隊ごとに違って楽しい。

  • 敵も味方も無限に登場人物が増え続けてるので図鑑が欲しいな。

  • この闘い本当に大好き!!

    香取葉子、嫌いな人多そうだけどどうなんだろう?
    私は好きでも嫌いでもないけど、
    ちょっと気持ちがわかるから共感性羞恥があって、
    そしてそれよりも華ちゃんが好き。
    賢くて冷静で美しい女!!

    生駒隊と王子隊がジワる。

  • B級中位戦、修のワイヤーと千佳のレッドバレットという新たな戦術に他のチームが翻弄される形となった。
    そして玉狛第二の新たなメンバーにヒュースを入れる交渉を上層部とすることになる。
    今回はランク戦もそうだが、上層部との交渉場面といい策を練るというのがキーワードになった。策を練るには現状の把握、自分たちの手札を揃え、それをどう効果的に使うかを考える必要がある。頭脳戦を見ているかのような印象を受けた。

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著者プロフィール

葦原大介(あしはら だいすけ)
1981年、東京都生まれの漫画家。岡山県育ち。高校卒業後はアルバイトをしていたが、第75回手塚賞で『ROOM303』が準入選し、2008年『週刊少年ジャンプ』掲載、漫画家デビュー。2009年『賢い犬リリエンタール』で初連載。
代表作に2013年から『週刊少年ジャンプ』で連載開始した『ワールドトリガー』。2014年、アニメ化された。度々の休載を挟んでいるが、2018年、『ジャンプSQ』での連載再開が告知された。

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