約束のネバーランド 1 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2016年12月2日発売)
4.10
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本棚登録 : 2101
レビュー : 112
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088808727

作品紹介・あらすじ

母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?

感想・レビュー・書評

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  • 子供たちが知る、今までの生活に隠された真実。そして繰り広げられる頭脳戦と心理戦。
    テンポの良さと各話のごとの引きや展開がとにかく見事で、噂に違わぬ傑作だと、1巻を読み終えた時点で思った記憶があります。

    GF(グレイスフィールド)ハウスという孤児院で育てられる1才から11才までの子供たち38人。
    その中の最年長エマとノーマンは、引き取られていったコニーに忘れ物を届けに行くべく、初めて夜の時間帯に孤児院の外に出る。そこで二人が見た光景は……

    物語の中心となるのは、GFの最年長トリオ、エマとノーマン、そしてレイ。それぞれが天才という設定なのだけど、その書き方に破綻や無理が無いのがすごい!

    頭の良いキャラって一つ無理な言動が出ると、途端にキャラが崩壊し場合によっては、物語全体のレベルを引き下げかねないものになってしまうのですが、そこを完全に抑えています。

    タイプの違う三人の天才の書き分け。それはキャラクター設定はもちろん、物語全体のプロットがまとまり、次の展開へ進めるポイントを完全に計算仕切っている事が感じられます。だから安心して物語の展開に浸ることが出来ました。

    そして、いわゆる脱獄ものでありながら、単なる脱獄もので終わらない設定も魅力。
    孤児院の外の世界がどうなっているか。地理や場所どころか、そもそも人間が生き残っているか。人間が普通に生活できる世界なのか。それすら分からない。
    この世界観の設定も、常識離れして面白い。

    逃げるだけでは終わらない脱獄ファンタジー。
    1巻からほぼリアルタイムで追いかけられたのが、本当に幸運だったと思える作品です。

  • 面白い!『わたしを離さないで』と雰囲気が似ていますね。

    外界から隔離された孤児院の秘密。近づいてはいけない門と、森の柵の向こう。
    可愛らしい絵柄とそのシリアスな内容のギャップが良いですね。

    エマ、ノーマン、レイの天才児たちがどう相手を出し抜くのか、ハラハラする展開で非常に続きが気になります。

  • 帯の『ファンタジー』という文字に惹かれて購入。
    一冊を夢中で読んでしまいました。
    この展開についていくには、
    こちらも色々考えながら読んでいかないと
    話に置いていかれちゃう!と思うと
    再読時には、もっといい意味で緊張しながら
    注意深く読むことになりそう。
    二巻が出るまで何度か読みそうだと思うくらい
    気に入ったお話です。

  • 自分は孤児だと思っていたけれど違っていて、人肉の農園で鬼の食料のために育てられているのだということを知った主人公たちが、脱獄を試みるお話。
    とても面白くて、読む手が止まらなかった。
    脱獄のヒントがないか考えているけれど、ママの掌の上だったり、3歳以下が16人だとか絶望もある分、脱獄を応援したくなる。
    ギルダが言いかけたことも気になるし、続きが楽しみ。

  • 漫画喫茶で別の漫画を読んでる途中だったのだけど、新刊コーナーで目に入って何となく惹かれたので手に取ってみた。

    この手の漫画って大好き。
    謎解き系の物語ってのは、謎の奇抜さよりも謎と予測の組み立て方だってことが分かる一品。
    買います。
    ⇒ 買いました。

    分析と予測と予測漏れに説得力があるのが良い。

    ノーマンがよく言ってる「考えれば分かったことなのに」は、まさにその通りなんだよね。
    現在までの状況の分析と、それを元にした予測を行うんだけど、どうしても予測しきれないところが出てくる。
    そして新たに得られた情報と、その予測漏れによって予測される更なるメリット・デメリットを考えて次の予測を行なう。
    そこがまた良い。
    運が良かっただけな状況(発信器が個人を特定できないとか、盗んだのがロープだったらバレてたとか)も、ちゃんと運が良かっただけな描写をされてるし、個人の能力が神掛かっていない。
    いや、神っていない。

    たまにある、杜撰な予測なのにシナリオの都合で予測の通りに事が運んで何故か天才扱いされる、みたいなことがない。
    なんというか、「天才だから予測できた」じゃなく、単に「数ページ先の既定事実を喋らせただけ」「シナリオの都合を予測として喋らせただけ」感が強い漫画って萎える。
    実は『史記』とか『三国志演義』に登場する有能な軍師なんてまさにそんな感じなんだけど、アレは紀元前の産物だしね。
    既に21世紀も16年が過ぎようとしている時代に、その時代と同じ描写とか、ちょっとどうかと思う。

    シナリオ都合の阿呆行動がないのも良い。

    たまに話を長引かせるためとかピンチを演出するためにキャラが阿呆行動をするってのがあるけど、アレは本当に萎えるだけなんだよね。
    あれだけ役に立ってるのに頑なにコナンの妨害をする毛利小五郎とか、その典型。
    とにかく毛利小五郎がカスすぎるから、そんなのに惚れてる英理さんにも魅力を全く感じないし、新一関連になると行動が異常になる蘭姉ちゃんも「この親にしてこの子あり、か」と思ってしまう。

    『オカルティック・ナイン』も、カラクリは面白そうなのに我聞の阿呆が足を引っ張りすぎで話が進まなさすぎててホント苛々しながら観てる。
    あと、りょーたすが奇形すぎてキモチワルイ。



    脳を食べるのに、取り外しやすい耳に発信器を仕込むのは何でなんだろうな。
    脳が一番美味しいってだけで身体全体が食用になるのかな?
    (門で遭遇した鬼も、そんなこと言ってたっけ。)
    だったら知能がイマイチでも12歳までは育てた方が食用部分が多くなって良いんじゃ・・・?
    献上品は採算度外視で育てるけど、もしかすると 駄肉 < コスト だから見込みがなければさっさと食用にされちゃうってことか?
    競走馬みたいだね。

  • 設定は面白い。
    また、絵も非常に好みなのと、丁寧に細部まで描かれているのが良い。
    話の展開もテンポよく進んでいて、続きが気になる。

    展開が楽しみで仕方がないが、最初は良いけど後半になり残念な作品も多々見てきている分、今後失速しないか、質が落ちないかが心配。
    (この作品に限らずだけど、良質だと思う話はいつも最初は思う。)

    2016.12 読了

  • ★★★★★★★★★★

    久々の自分大ヒット。最高。

    ちはやふる、ハガレン、うっちゃれ五所瓦、以来長いことここまでの感動を味あわせてくれる漫画は無かった。

    超久々に、ストーリーの一貫性、心震わせる感動を味わせてくれた。ありがとうございます。

    何度も読み直すタイプの話では無いけど、あんまり感動したから例外的に星5つ。
    ハリーポッターと比較したくなっちゃう程面白く感動できた。実際比べてしまうと、ハリーポッター程の奥深さは流石に無いけど。


    ここからほんのちょっとだけネタバレあり。

    実は戦争により一つの国になっていた人間世界
    全てを許すことで、人の悪の側面だけでなく、そこに至る経緯も踏まえた許し
    これはまさに人生の学びに通じる描写。アミの本に少し通じるものがある。

    さらに、
    期待を裏切らない演出
    細かい「?」の回収
    絵がキレイ
    統一された世界観

    まぁ、なんで鬼はすんなり神様に会えたのかだけ謎だけど。

  • タイトルを聞いたことがある程度で
    内容を知らずに読み始めたので、展開に驚いた。
    可愛らしい絵柄、のんびりとした空気から一転、
    という衝撃展開は自分としては『ひぐらしのなく頃に』ぶり。
    12歳未満という微妙な年齢設定が効いている。
    IQが高いが身体能力は子供でしかない
    というのが、なんとか大人に勝てそうなそうでないような。

    話の引き方など展開の仕方が面白く
    続きが気になる描き方で引き込まれる。

  • 面白いと話題になっていたけど、なかなか読めなてなかったのですが、読んでみて、凄く面白かったです。
    ハウス脱出までほんとハラハラしてました...
    頭脳戦が本当に面白かったです。
    脱出するところはほんと面白かったし、ホッとしました...
    絵も素敵で、次が気になる次が気になるってすぐ新巻まで読んでしまいました( ¨̮ )

    読んで損は無し!気になってる人はぜひぜひ読んでください( ¨̮ )

  • ジャンプで連載中のダークファンタジー漫画です。
    設定・作画ともにとてもレベルが高く、作品に引き込まれます。また緊張感のある展開が多くハラハラしながらも楽しむことができています。
    逃亡劇が好きな方やダークファンタジーが好きな方にはおすすめの作品です。

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著者プロフィール

出水 ぽすか(でみず ぽすか、本名・性別非公表、1988年1月17日 -)は、日本の漫画家、イラストレーター。東京都在住。都内某国立大学卒業。2016年11月、初の画集となる『出水ぽすかアートブック ポ~ン』(パイインターナショナル刊)を出版した。

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