ヴィジランテ 1 ―僕のヒーローアカデミアILLEGALS― (ジャンプコミックス)
- 集英社 (2017年4月4日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088810935
作品紹介・あらすじ
『ヒーロー』。政府認可の下、生まれ持った強力な“個性"を生かし、世のため人のために活躍する「選ばれし存在」。だが世界には、俺たちのようなショボい“個性"の「選ばれなかった者」も存在する。そんな俺らが向かう先、それは『非合法ヒーロー』!?
感想・レビュー・書評
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「ヒーロー」──政府認可の下、生まれ持った強力な「個性」を活かし、世のため人のために活躍する選ばれし存在。だが、世界には選ばれなかった者たちもいる。そんな彼らの中には、非合法ヒーロー「自警団(ヴィジランテ)」として人々を救う者たちもいた?!『僕のヒーローアカデミア』スピンオフ作品!
ほとんどの人間が個性を持った超人社会。そこでは個性を悪に使う者たちも現れる。そのすべてにヒーローが駆けつけられるわけではない。ヒーローが間に合わない時、そこにいる者は何をすべきか。
「『強力な“個性”に』に『プロ資格』──そんなものは真の正義にはまったく関係ない 成すべきことを前にした時 行動を起こせるか否か!!ヒーローの魂に問われるのはただその一点のみ!!」
鉄拳掃除人「ナックルダスター」の言葉を聞いて、灰廻航一は「俺だって飛びたいんだ!!」と前に飛び出していく。テーマやシーンなどで本家をオマージュしつつも、プロ資格を持たない人間の活躍を描くという真逆のドラマが面白い。「ナックルダスター」も一歩間違えたら危ないおじさんだから(笑)
それにしても、コーイチは個性を使って人助けをしてストレス解消していたっていうのがいいよね。「親切マン」って名づけられているところが面白い。個性「滑走」がこれからどんな風に成長していくか楽しみ。個性増強剤「トリガー」を使った、突発性ヴィラン事件。その背後には怪しげな組織がいそう?!本編キャラも今回は相澤先生が登場したりと、ゲストで登場してくるのかも?相澤先生とナックルダスターのバトルの顛末は笑ってしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『僕のヒーローアカデミア』を使ってる感が否めない。
ヒーローが続々と来るシーンなんか、雑すぎるでしょ。
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古橋秀之脚本、別天荒人作画『ヴィジランテ 僕のヒーローアカデミアILLEGALS』は正規のヒーローではない人物達のヒーロー活動を描く漫画。『僕のヒーローアカデミア』の公式スピンオフ。ヴィジランテ(vigilante)は自警団員の意味である。『僕のヒーローアカデミア』は今時珍しい昭和的な熱血要素があり、読んでいて恥ずかしくなることがある。それに比べると『ヴィジランテ』のダークヒーロー感は心地良い。
『ヴィジランテ』の敵役は違法ドラッグを摂取して暴走した突発性ヴィランである。テン年代は危険ドラッグ使用者の暴走事故が社会問題になっている。その現実に重なる。正規のヒーローでは十分に対応できていない点も、現実に重なる。
主人公は大学生の灰廻航一。ヤンキーに攻撃されたところを覆面男ナックルダスターに救出される。ナックルダスターに巻き込まれる形で非合法のヒーロー活動を行うようになる。
ナックルダスターは「悪人を殴るとスカッとする」と言う。綺麗事だけのヒーローよりキャラの魅力を出しているが、倫理的にはどうかというところがある。『ヴィジランテ』の悪人がドラッグ使用者であることが「悪人を殴るとスカッとする」に感情できる要因だろう。 -
キャラクターが好きなのは本編だけど天開が好きなのはこっちかもしれないです。親切マンくんのキャラ紹介(THE・裏話)が面白い。
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少年漫画とはちょっとノリの違う、しいて言えば青年誌的なノリのヒロアカ漫画。逆説的に、本編のほうがどれだけしんどいかがわかるw 主役3人のキャラは皆魅力的。
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サイドストーリーに贅沢言えないけどでもやっぱ地味か
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スピンオフともちょっと違うし、どうなんかなー
と思ったけど、面白いわ、面白いよこれ。