青のフラッグ 6 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088817699

作品紹介・あらすじ

木の葉が色づき、秋へと近づく――。文化祭が始まり、太一と桃真は将来について話すうちに気持ちがすれ違う。そんな中、再び舞美と向き合った桃真は、彼女のまっすぐな気持ちに応え、重大な決断を下す。時の流れは、それぞれに「人生の選択」を迫る――!!

感想・レビュー・書評

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  • 続きが楽しみなんだけど、毎度読むのがこわくて積ん読状態。こんなに振り回される(笑)作品は久々です。

    とうとうカミングアウトしたトーマ…以前告白早くしろーみたいなレビュしたんだけど(いっそ引き金ひいてくれみたいな心境)、いざとなると胸が締め付けられるくらいに動揺と緊張が襲いまして…。早く続きがでてほしいけど、やっぱりしばらく積ん読になるだろう…

  • さらりと公然のネタバレに触れて感想を述べる。

    トーマは確かに口に出して「好きだ」とは言ったけれど、そもそも彼は本当にゲイなのだろうか。両親の死と、兄と義姉に対する情、関係性のもつれをきちんと消化できずに生じた歪みがあらわれているだけなのではないだろうか。そうだとしたら、トーマが本当に向き合うべき問題は太一との関係ではなく己のトラウマである。

    もちろんその逆も考えられる。トーマが生来のゲイだったからこそ兄と義姉との関係が複雑怪奇な代物になっているのだという可能性だ。あれほど賢い義姉と真澄の深刻な会話の行方を見る限り、そちらは考えづらい気もするけれど。

    また、トーマの(現在の)悲劇自体はまったく特殊な問題ではなくごく平凡な問題ではある。要するに「相思相愛になるのが難しい」というだけの話だからだ。ヘテロであっても生じる。

    問題はむしろ「相思相愛になった後」の方で、こちらは自分が好意を向ける対象に一定の逆境を強いることが明らかであり、翻って現在のトーマを強く縛る要素の一つだと思われる。

    いずれにせよ、トーマの内心はいずれ誰かに打ち明けなければならなかったことだ。たったひとりで立ち向かい、閉じ込めておくにはあまりにも重いことだ。たとえ一時的な揺れが生じるにせよ、一見とりかえしがつかなく思える罅割れを目の当たりにすることになっても、とにかくそれを彼が吐き出せたことを、私は心からよかったと感じている。打席に立たない生き方もできるけれど、それでは決して得られない経験がある。もしも打席に立ったなら、ホームランを飛ばせるかもしれない。

  • 将来のしたいことがハッキリとある人もいれば、ない人もいる。なにかを決めるきっかけなんて行動しながらじゃないと定められないよねぇ…。

    太一とトーマ文化祭のお化け屋敷のシーン、頭さわって気づいたのかわいい( ˘ᾥ˘ )!!!トーマがにやけてるーー!!w

    ますみちゃんがだんだんとあきこさんに心開いていくシーン。頭の回転の早い、自分とずっと向き合ってきて自分の意見をしっかりと持った子どもの悩みを聞き出すのは大人としてはとっても大変。

    新たな気づきって自分ひとりだけだとどことなく足りなくて。話しながら…自分とはちがうエッセンスを加えていきながら、整理していくとまたちがった面がでてくるのよね。

    トーマの想いが隠しきれなくなるほどにふくれあがっていてすごく…心がソワソワとさせてくる。

  • 5巻に続き、LGBTQについて考えさせられる素晴らしい回だった。アキコさんと伊達さんの会話を通して語られる性的少数者の考え方は全人類が読むべき。
    6巻の終わり方、胸が締め付けられていつ読んでも泣きそうになる

  • 同じレベルの好きじゃないと
    どうしてだめなんだろう

    仕方ないじゃん

  • 電子版買ったんだけど、登録に出てこないから、本の方で登録。めっちゃよかった。

  • 金剛姉妹。笑。

  • 最後の告白に心が締め付けられる。
    絵に起こす瞬間の切り取り方が抜群に上手いよね。
    表情、言葉に込められたものが痛いほど伝わってくる。
    誠也の「その選択が『正解』かどうかはあいつしか決めらんねーよ」は『幸せ』にも言えることだよね。

    真澄と明希子の会話も突き詰めた切り込み方をしていてすごい。
    「その秘密はあなたの罪でも弱点でもないのよ」と
    「私達にできることは自分の信じる最善の道を選ぶこと その選択に相手がどんな評価を下すか それはその相手が抱える問題」この二つの言葉が好き。

  • 漫画的な魅力として、荒乙や放浪息子ほどには自分に刺さらない理由がなんなのかを言語化できずにいる

  • 第34話・お守り
    そうなの!
    ちゃんと「三田桃真」から貰ったお守り装備してるんだ!
    偉いな「一ノ瀬太一」
    で、
    相も変わらず「ケンスケ」x「八木原マミ」は追いかけっこ?
    疲れないの?
    と、
    思っていたら「八木原マミ」の友達も参戦?!
    「あんたマミのどこがいいの?」って聞いたら、
    「ケンスケ」さん「顔」だって!
    なおかつ「声」に「体」って正直すぎるがきっと男の本音!
    新たに「一ノ瀬太一」と「空勢二葉」はおそろいのお守りをGETしに!
    そこで、
    相談があるってよ「空勢二葉」



    第35話・北海道大学
    「空勢二葉」の相談は進路だった!
    って、
    相談場所な。。。
    成り行きとはいえ家に行くなよ!
    何する気だ?!
    と、
    物語の舞台は神奈川だっけ?
    北海道大学にいきたいの?
    遠距離恋愛か。。。
    続いてたらな! 


    第36話・千葉大学
    住めば都のかぐりん的には千葉も北海道もないなぁ。。。
    近いほうがいい!
    「空勢二葉」はそうでもないみたいですけどね。。。
    なおかつ、
    「三田」家なぁ。。。
    やっぱり、
    子供ができるから家をでたいんでしょうね「三田桃真」
    1人暮らしもいいよ!
    つか、
    夜神月出演ありがとうございます


    第37話・金剛先輩
    彼女の部活に、
    彼氏が行くってのはそこそこに恥ずかしい案件ですよね。
    なおかつ、
    きっと、
    あの「空勢二葉」の彼氏ってポジションな。。。

    なにそれ!
    まじ金剛先輩に会ってみたかった!
    かつ、
    怖いのダメなんだから入るなよ「一ノ瀬太一」はお化け屋敷に!
    ちなみに、
    お台場にも怖いお化け屋敷ありまっせ!


    第38話・意外な2人
    そう、
    「伊達真澄」x「三田明希子」
    違う!
    と、
    自己認識してる者が普通を迫られると、
    普通以上に普通を嫌悪するわな。
    普通じゃなくて、
    「幸せ」とか「安心」とかも
    で、
    「三田桃真」が望む幸せって?


    第39話・クロスロード
    ナナとカオル読んだ後だからなおかつだけど、
    普通ってなんなんでしょうね?
    さて、
    クロスロードです。
    ここから交錯していくのでしょう?
    物語りもおもしろくなるところかも?!
    さて、
    それをその子のにも言えますか?
    母親になろうというその人にその言葉を浴びせてどんな答えなら納得できるの「伊達真澄」ちゃん?


    第40話・メイク
    おっと。。。。
    いろいろあったから、
    友達にも振られてるから、
    「八木原マミ」との関係を終わらせ覚悟か「三田桃真」
    で、
    カミングアウト!
    「三田桃真」の好きな人は、
    って、
    盗み聞きしてた「ケンスケ」がキレる!
    で、
    殴り合いのケンカですか。。。
    そうなるわな。。。


    第41話・きっと一ノ瀬太一
    噂。。。
    当の本人にはなかなか耳にはいらないやつ。。。
    なので、
    当の本人が当の本人にカミングアウト!
    「三田桃真」が「一ノ瀬太一」に愛の告白。
    さて、
    これどこを終着点にするんでしょう?
    終わりが見えないのでおもしろい!

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