約束のネバーランド 16 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1012
レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088820774

作品紹介・あらすじ

“七つの壁"を目指し踏み込んだのは、どこまでも続く不可思議な世界。出口の見えない迷宮の中でエマ達は…!? そして、その先で彼女達が見たものとは…!? 永遠の子供達よ、絶望に立ち向かえ! 衝撃の脱獄ファンタジー!!

感想・レビュー・書評

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  • ムジカとソンジュを保護したい。
    ドンとギルダに協力を乞うノーマンの真意は。そして、エマとレイが時空すらゆがませてしまう迷宮で見た光景は。

    この巻で描かれる迷宮の脱出方法は、ある意味ここまでのエマの行動や思考が伏線だったのだなあ、と思います。常識や可能性に囚われず、いつも最も理想的な世界を諦めず、考え行動し続けたエマ。七つの壁を越えるための手段というのは、レイのセリフ通り「お前本当頭おかしいぞ」なのですが、でもエマならば、その手段というのも納得出来る。
    そして自分たちの理想や行動一つで、世界を変えられる可能性も感じることが出来るのです。

    ドンとギルダのパートでは、アイシェという新キャラの少女が登場。三匹の猟犬を操り、感覚は鋭く、銃の腕もピカイチ。そんな彼女は鬼に飼われていたらしく、人間の言葉を解せず、鬼語しか話せないそう。彼女はムジカとソンジュを殺すための刺客ではないか、と疑うドンとギルダは、なんとか彼女とコミュニケーションを取ろうとするが……

    アイシェのキャラデザは、『約束のネバーランド』の中でも特に好きなキャラ。目つきと泣きぼくろと、あと褐色がたまらないんよねえ。
    ただ、彼女の過去というのは壮絶で、回想は一話分で抑えられてはいるのだけど、話の展開やテーマがテーマだけに、哀しさとしこりが残ります。それでも、彼女の過去はある意味では、人間と鬼の関係性を考える上で、希望とも受け取れて、なんとかこの過去が、エマの理想につながってほしい。

    そしてもう一つ描かれるのが、人間と鬼の世界を二つに分け、食用児や農園を生み出した1000年前の約束の話。

    少数の弱者を犠牲に、大勢の誰かが富や平和を享受する。
    小説でいうなら、アーシュラ・K・ル・グウィンの短編「オメラスから歩み去る人々」も印象的だけど、この約束のエピソードも忘れがたい。1000年前の約束を結んだラートリーには、同情できる部分も無くは無いけど、それでも弱者にすべてを押しつけるといういびつな構造は、彼が後に背負う運命の帰結でもあるような気がします。

    古くは奴隷や植民地、プランテーション。そして今も続く世界の南北問題や、格差もここには反映されているように感じます。現実とフィクションは鏡映しだと思っているのですが、『約束のネバーランド』は、物語が終盤に到るにつれ、その感覚がより強くなってきていて、考えさせられると共に、物語に引き込まれていきます。

  • なんか段々小難しくなってきた。
    正義は確かにどの立場に居るかによって変わるから難しいけど。共存は確かに難しそうだ。

    考えてみると食用家畜が人類に反旗を翻して、一部ベジタリアンとは共存できるけどすべての人類にそれを強要するのは難しいみたいな問題だもんな~ どういうオチになるんだろうか。

  • エマの計画には”邪血”ソンジュ、ムジカが必要だ。ノーマンはドンとギルダに二人の捜索と保護を依頼。罠だと気づきながらもドンとギルダは逆に二人を守るために探索にでる。

    あやかしの世界に入り込んだエマとレイだが、そのからくりを見抜き脱出。

    邪血探しにでたドンとギルダに同道したアイシェは鬼に育てられた少女だった。

    ノーマンは鬼退治に王都へと向かう。そのころ、王都は祭りの準備中だった。

    エマは意識のトリップによって、世界を宣べる謎の存在と協約を結びなおそうとする。そこで、鬼と人間が1000年前に交わした約束が明らかになる。

    それは一部の人間を差し出し、家畜化することで、鬼は人肉を自給する、そういう方法で人間と鬼の戦争を終結させるというものだった。

    エマはこの約束を結びなおし、人間と鬼の世界の遮断を要求する。

    邪血探しの旅にでた一段はソンジュとムジカを発見。

  • ソンジュとムジカどうなるの。
    約束の代償とは?
    相変わらず面白いし気になりすぎる。

    鬼は嫌いと思っていたら、人間らしい(というのと変だけど)部分をたくさん知り。知ると簡単に好き嫌いでは語れなくなる。
    ムジカが殺されたら嫌だとも思う。
    人は身勝手だ。

  • 1ページ目からえっえって感じだったけど無事でよかった〜レイエマ〜〜
    そしてエマが真理に辿り着き約束を結び直しへ。
    エマの代償がなんなのか…気になる〜〜
    その間にも着々とノーマンの計画は進んでいくしドンとギルダが戦略を考えるけどやはりノーマンのが上手だよな〜〜
    けどムジカとソンジュの力の程度がまだ発揮されてないからここからどうどんでん返しになるのか次も楽しみです…!

  • 早く続きが読みたくて、次巻が楽しみです!
    あっちもこっちも、話に動きがあって面白い!

  • 七つの壁”を目指し踏み込んだのは、どこまでも続く不可思議な世界。出口の見えない迷宮の中でエマ達は…!? そして、その先で彼女達が見たものとは…!? 永遠の子供達よ、絶望に立ち向かえ! 衝撃の脱獄ファンタジー!!

  • 邪血捜索

  •  読了。
     7つの壁にたどり着いた!そしてソンジュとムジカ見つけた!
     アイシェと鬼の生活幸せだったろうな。そりゃ恨むわ

     エマへの約束が気になるよぅ。
    (201202)

  • 犬出た!(●^o^●)犬連れアイシェ、いいわ〜。鬼と犬に育てられた娘。愛情って血も種族もなんにも関係ないのね。桃太郎の鬼側の視点の話みたい。絶対の正義なんて無い。

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著者プロフィール

出水 ぽすか(でみず ぽすか、本名・性別非公表、1988年1月17日 -)は、日本の漫画家、イラストレーター。東京都在住。都内某国立大学卒業。2016年11月、初の画集となる『出水ぽすかアートブック ポ~ン』(パイインターナショナル刊)を出版した。

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