SPY×FAMILY 3 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2020年1月4日発売)
4.32
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本棚登録 : 6225
感想 : 120
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088821832

作品紹介・あらすじ

フォージャー家にヨルの弟・ユーリが来訪!! 互いがスパイと秘密警察であることを隠しながら、黄昏とユーリは腹を探り合う。姉を偏愛するユーリは黄昏に本物の夫婦であることを証明しろと迫り…!?

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり面白い。最高です!!

    アーニャが家族を守るために、カッコいいことをしました。でも可愛い。

  • ジャンプコミックスには、伝統的に扉表紙裏に作者のメッセージを書くという欄がある。これはたいていはAmazon紹介にも載っていない、手に取った者だけが読める「秘密の暗号(別名おまけ)」である。それを特別にお見せしよう(一巻目だけ)。此処に、なんと「2020年このマンガがすごい!オトコ編第1位」を獲得したこの作品のエッセンスが隠れているからである。

    映画やアニメの「正体を隠してる」系のお話が好きです。バレそうなヒヤヒヤ感や、本心を打ち明けたいのにできないもどかしさ。本作品にはそんなもの微塵もございませんが、楽しんで頂けたら幸いです。

    微塵どころか満載である。大嘘つきだけど、可愛い登場人物たちが活躍する徹底エンタメである。オトコはこのぐらい振り切らないと、彼らのように偽装結婚にも踏み切る勇気が持てないのが、昨今なんでしょう。

    綾瀬はるか主演「奥様は、取り扱い注意」や深田恭子主演「ルパンの娘」の話を足して2で割ったような話になっている。よっておそらくテレビドラマと相性が良いと私は推察する。ではヒロインはどうするか?実は桜井日奈子をお薦めする。えっ?あの大根を?という勿れ!(いや、失礼。個人的な主観です)彼女は実は現在格闘術特訓中なのだ。いつもはおっとり天然だけど、「殺人技術」だけは超一流というこの役柄に合っている。となると、夫は横浜流星か。凡ゆることに超一流のスパイという設定も、彼ならば器用にこなすだろう(視聴率も連れてくる)。問題なのは、現在の子役陣の中に、読心超能力を持つ(全ての人間関係を把握しているホントの主役の)7歳の女の子をできる子が見当たらないことである。この子が見つかれば、直ぐにでもドラマができる。

    現在3巻まで出ている。何巻まで、この設定を面白いまま引きずっていけるか、見ものだ(我ながら斜め上から観た意地悪な読者だなぁ)。

  • 6冊目『SPY×FAMILY 3』(遠藤達哉 著、2020年1月、集英社)
    愉快で楽しいコメディ漫画なので忘れがちだが、どの登場人物もなかなかに暗い過去と厳しい現実を抱えながら生きている。その辺りのバランス感覚が良い。
    「週刊少年ジャンプ」に掲載された読み切り第二弾も収録されている。

    〈星を掴む光の矢‼︎‼︎〉

  • 「せかいはへいわになった」

    父がスパイで母は殺し屋、娘は超能力者(サトリ)の偽装親子がアレコレするお話の3巻目。
    大人パートと子供パートがいい感じに入れ替わるので飽きない。
    丁寧で良質な作品って感じが好きです。

    キスされそうになったヨルさん可愛い!
    あと次男が悪態つきながらも真面目ないい子なところが良いですね〜。

  • フォージャー家にヨルの弟・ユーリが来訪!ロイドはスパイ、ユーリは秘密警察。天敵同士の二人の出会い。その腹の読み合いもありつつ、偽装結婚がバレないようにするドタバタコメディ感もあって二重に面白い!「今ここでキスしてみろ」展開は王道でいいね!ドキンコするヨルが可愛すぎる!「初めてのキスはレモンの味だと何かで読んだことがあります!このマリネととても合いそうです!」のコメントも絶妙で好き。

    ヨルとユーリの関係性はズレてるところもあるけど、血が繋がった家族の絆だというところがドラマ性を深めてるよね。今はまだ自分の素性を隠しながら暮らしている偽装家族。でも、その中でも育まれている絆は確かに存在してる。いつかはお互いがすべてを知っても家族として生きる選択をする日が来るのかな。

    アーニャの学校編も面白かった。ダミアンがちょくちょく男気を見せてくるところがいいキャラだなと。「まぐれじゃないからこそ あんなちんちくりんに先を越されたことがくやしいんだ…!」って言葉が好き。ダミアンも父親と確執がありそうで、その家族の物語もいずれ読めるのかなと思うと楽しみ。
    心が読める能力があることで、余計な辛さを背負ってしまったり、人に疎まれるばかりだったアーニャが、人の役に立てたという実感を得たのもよかった。最後に新キャラもちらり。次も気になるね!

  • 第3巻です。
    仮の家族がだんだん本当の家族に近づいていく様子には胸が打たれます。またジャンプに出張連載していた際の話も読めたので満足です。

  • ユーリとヨルの番外戦がまたまた愉快!

    新たなキャラと物語で飽きさせない! 

    おまけの情報屋フランキー極秘メモも楽しいね!パンダ乗り物のアーニャの表情がウケタ!


    ぜひ〜

  • 1〜3巻読了。
    面白い面白いとは聞いていたけど本当に面白い!!
    1人で読んでいて笑い声出てしまうくらい。

    1巻カラー表紙は笑顔で向き合っている下で死体や武器が転がっているギャップ〜!
    ギャグとシリアスとほっこりの割合が天才的でした〜〜
    スパイ、超能力者、殺し屋の非現実的な家族構成にも関わらず少しずつ形成される家族愛や夫婦愛がありほっこりさせられるシーンも数々。
    どんな時もお互いの意思を尊重できる3人が素敵。
    けど3人とも天然で微妙にズレているところが可愛いのです(笑)

    1巻では爆薬の引き金が結婚指輪代わりだったり、細かい笑いポイントも大好きです!
    続編は犬も追加されそうな展開で楽しみです!

  • 最近読んでる漫画の中で一番おもしろく、ハラハラさせられる。
    アーニャは、馬鹿っぽく見えて実は一番空気を察する力がある(笑)ユーリさんのキャラも正気の沙汰。
    とにかく次巻も楽しみだ。

  •  すたーらいとアーニャが爆誕する3巻である。

     前半ではフォージャー家を来訪するヨルの弟・ユーリの模様が描かれ、後半から物語の本筋である学校生活が描かれている。
     どちらもコミカルに、ラブコメ要素のようなものを挟みながら展開しているが、目的である星(ステラ)を早くも獲得する展開の速さなどはさすがのテンポ感だろう。
     次巻からはペットを飼う展開が描かれそうな気配であり、引きで描かれた巨大犬がどう物語に絡んでいくのか注目だろう。

     全体的にテンポ良く物語は進んでいる。
     ただ、それだけに少し詰め込み過ぎというか、前半後半で焦点が変化するのは、それはそれで一冊としての読みごたえを分散させてしまっている感もあった。
     その辺も加味して、星四つ半相当と評価している。

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著者プロフィール

1980年茨城県生まれ。2000年、第5回ストーリーキングにて『西部遊戯』で漫画部門準キング受賞、同作が「赤マルジャンプ」2000年SPRINGに掲載され、デビュー。07年、「ジャンプSQ」にて『TISTA』を初連載。10年、「ジャンプSQ」に元々読み切り作だった『月華美刃』を連載。19年、「少年ジャンプ+」で『SPY×FAMILY』を連載開始する。同作は「次にくるマンガ大賞2019」Webマンガ部門や「このマンガがすごい!2020」などで1位を獲得し、大ヒット。22年4月にはテレビアニメ化された。

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