ダークギャザリング 3 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 33
感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088822143

作品紹介・あらすじ

自分だけでなく、大切な詠子も守る事ができるようになりたいとの思いで、螢多朗は夜宵とお化け集めを始める決心をする。そうして訪れる最初の心霊スポットは都内最恐とも言われる場所であった。そこで彼らが遭遇したものは…!? さらに螢多朗に新しい家庭教師の生徒が! 不幸体質の彼女だが、理由があるようで!?

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  • 有る種、曖昧な部分を残していた螢多朗と詠子の告白
    それを逃げ道を完全に封じた上で確かな言葉にさせる詠子が怖い……(笑)
    また、螢多朗が知らぬ女と会っていると知れば現場に急行した上で「僕の彼女です」と言わせる詠子が怖い。というか重い(笑)
    だからこそ魅力的なヒロインと言えるわけだけど

    幽霊集めのためオカルトスポット巡りをする決意を固めた螢多朗。
    それもあってか、この巻では改めて霊が起こす怪異の恐ろしさを認識させると共にその霊を恐れさせる夜宵の凄まじさも再認識させられた

    オカルトスポットといえば、車道沿いのトンネルなんてのは有名な類だけど、幽霊と出会うために顔色ひとつ変えずに何度もトンネルを行き交う夜宵って本当に普通の範囲に収まらない少女だね
    そのどのような怪異に襲われようと平然とした姿勢が幽霊対峙に役立っているように感じられる

    それにしても螢多朗は霊を引き付けやすい体質だからとは言え、毎回霊に襲われすぎじゃないかい?
    若干、ピーチ姫ポジションになりつつ有るよ…?


    そんな感じの螢多朗の前に現れた新しい生徒は普通だけど何処か普通じゃない神代愛依。夜宵が瞳に浮かべるのがドクロマークなら、こちらは五芒星ですか
    運勢最悪と嘆く彼女に取り憑く二人の霊。どちらも実態としては彼女を守る者だったのだけど、その守り方が尋常ではない
    愛依を守るために愛依の首に手をかけた兄。愛依から漏れ出るエネルギーに釣られる霊から守る神様
    どちらもそれぞれの判断で愛依を守っているのだけど、霊体である為に愛依からは見えない。見えない存在の都合で守られる愛依はその状態に不安を隠せない。だから愛依は自分の運勢を最悪だと思ってしまう

    だから、ここでオカルトに向き合っている螢多朗や夜宵と出会えたのは彼女にとって幸運だったんじゃなかろうか
    ただ、構図的に彼女に降りかかる不幸は螢多朗と夜宵が一心に背負うことになってしまうわけで…
    廊下に佇む幽霊というだけでも怖いのに、事前行動なしに脳幹いじってくるとかマジで怖いな!

    だからこそ、そういった恐るべき幽霊を無限の苦痛に叩き落としてしまう夜宵の頼もしさが凄いのだけど
    そんな頼りになる夜宵が愛依を助けると誓い、神様に喧嘩を売った。
    尋常ならざる両者の戦いに果たして螢多朗は付いていくことが出来るのだろうか……

    それにしても前々から思っていたのだけど、「ツギハギ漫画コーナー」はホラー描写によって緊張していたこちらを良い感じにほぐしてくれるね
    だからといって大の方を漏らしかけてしまうヒロインとか普通にヤバイけど(笑)

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