遠田おと短編集 にくをはぐ (ジャンプコミックス)

  • 集英社 (2020年8月4日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ) / ISBN・EAN: 9784088824154

作品紹介・あらすじ

唯一の肉親の父と共に狩猟をしたい、身体は女性だが心は男性の千秋。だが女性としての幸せを願う父はそれを許さなかった。そんな中、父の余命が一年と知った千秋は…。愛する父に自分が理解されない性の苦悩を描いた表題作『にくをはぐ』ほか、5作収録の短編集。

感想・レビュー・書評

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  •  全部のお話が面白かったです〜。表題作の「にくをはぐ」の心は男性やけど、親に安心して欲しいから女性であるとして振る舞う感じが凄い辛かったです。
     でもちゃんと分かり合えたのが本当によかった!

  • 一発で大ファンになってしまった。2P作品でも泣くぐらい各話随所で涙してしまった。愛と好きの伝道師。今後も全部読みたい。

  • 遠田おと氏の短編集『遠田おと短編集 にくをはぐ(2020)』を読了。

  • 絵も良いし読み応えもあった。追いたい作者。
    彼女立候補。

  • 狩猟を生きる糧とする職人気質な父親と、その世界に憧れるトランスジェンダーの女の子。
    狩猟と性同一性障害の心理描写を見事に組み合わせた異色作だけどどう表現したら良いか…言葉でないです。

  • 表題の「にくをはぐ」インパクトあるし、発表当初すごく話題になったのは覚えてる。読み直してみると、千秋の違和感はつまり、父がかっこいいからなのか、狩猟に憧れたからなのか、小学生と中学生の頃のエピソードだけではもう少し物足りない。生き物を尊重する話なのか、でも女の身体を捨てる話だし、意見は分かれるかもしれないけど、「千秋の人生」ってことですね。千秋かっこいいよ。でもやっぱり高藤がすごくかっこいいと思う。

    短編どれも面白くて考えさせられる話。全体的に親子や肉親がテーマのようで、とても良い親子関係を持たれている作者さんなのかなと思いました。
    もちぎさんとの対談良かったです。

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著者プロフィール

隔月誌「ITAN」第14回スーパーキャラクター大賞にて優秀賞を受賞し、デビュ-。高い画力とエンターテインメント性で注目を集める新鋭作家。

「2018年 『ちはやふる 中学生編(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

遠田おとの作品

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