ハイキュー!! 45 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.72
  • (206)
  • (38)
  • (16)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 2398
感想 : 82
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088824710

作品紹介・あらすじ

それぞれに信念を背負い、培ってきた力全てを注ぎぶつかり合う選手達…! BJ対AD、決着!! 日向は牛島の猛打を止められるのか、そして影山との対決の結末は!? バレー漫画の金字塔、ここに完結──!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 全力疾走で駆け抜けた全45巻。
    未来へと繋がっていく、とても胸が熱くなる場面をもって完結。
    1巻の表紙では、烏野高校のユニフォームを着た日向と影山が、最終巻の表紙ではVリーグチームのユニフォームを着ている。対となる形で描かれたふたりの(筋肉含めて)成長に感動して、のっけから涙ぐむ。

    Vリーグで再会を果たした影山と日向。
    続く手に汗握るアドラーズ VS ブラックジャッカル戦。
    妖怪世代、ひとりひとりの背中には高校バレーボール部時代の横断幕が描かれて。この場面は、高校生の彼らが記憶のなかから蘇っては駆けめぐり、感情が昂ってしかたがなかった。

    わたしは、そうだなぁ。
    横断幕がいちばん格好いいのは、烏野高校の「飛べ」だな。
    いちばん好きなんは稲荷崎高校の「思い出なんかいらん」やけどな。
    いちばん応援してたのは、もちろん烏野高校。
    いちばん好きなチームは音駒高校。
    ああ、「ゴミ捨て場の決戦」を思い出すと目頭が熱くなる。「たーのしー」かったね、研磨。

    そんなことを振り返りながら、AD vs BJの試合に戻る。もうね、ずっと続いて欲しかった。まだずっと応援したかった。だけど、そんな試合もやっぱり終わりは必ずくるわけで。そこへ、ふいに日向だからこそのあの攻撃を持っくるなんて!
    うおぉぉー!熱い!熱いぞ!!

    2年近く前、ブクログの談話室で「何度も読み返す本がありますか」との質問に、ハイキュー!!(35巻発売当時)を挙げたわたし。
    「頑張ることに疲れた人にも、頑張ってる人にも、頑張りたい人にも、頑張りたくない人にも、みんなにおすすめ!」
    と答えた。
    その想いは今も全く変わらない。

    「飯を食うみたいにバレーしよる」彼ら、そして彼らとともに青春時代を送った仲間たち。
    「……来たな」「……来たぜ」
    これからも彼らのバレー人生は続いていく。
    「下を向くんじゃねえ、バレーは常に上を向くスポーツだ」

    古舘春一先生、お疲れさまでした。
    8年半、本当に楽しい時間をありがとうございました。

    • 地球っこさん
      KOROPPYさん、こんにちは。

      「源氏物語の色辞典」のお返事ありがとうございました。
      X'mas楽しみにしてます♪

      「ハイキ...
      KOROPPYさん、こんにちは。

      「源氏物語の色辞典」のお返事ありがとうございました。
      X'mas楽しみにしてます♪

      「ハイキュー」原作終わっちゃいました。でも清々しい終わりかただったので、悔いはありません(なんの!?)

      アニメは今期は観られていないのですが、春高の稲荷崎戦でしたよね。
      「思い出なんかいらん」の!
      熱い激戦が続いてますね!!

      同じく、何期になるかはわかりませんが、ぜひともアニメ、完結まで追ってほしいと思ってます。
      2020/11/22
    • KOROPPYさん
      あっ。
      ×スポーツ小説
      〇スポーツ漫画
      すみませんでした(^^;

      「思い出なんかいらん」、しっかり掲げられてます^^
      稲荷崎戦...
      あっ。
      ×スポーツ小説
      〇スポーツ漫画
      すみませんでした(^^;

      「思い出なんかいらん」、しっかり掲げられてます^^
      稲荷崎戦だけじゃなくて、音駒の試合もやってました。
      主人公だけでなく、登場人物それぞれにドラマがあって、毎回楽しいです^^
      2020/11/23
    • 地球っこさん
      KORROPYさん、おはようございます。

      コメントありがとうございます。
      お返事遅くなってすみません(^人^)

      音駒チームいち...
      KORROPYさん、おはようございます。

      コメントありがとうございます。
      お返事遅くなってすみません(^人^)

      音駒チームいちばん好きです!
      「ゴミ捨て場の決戦」ですね。
      もう胸が熱くなりました。
      ああ、今思い出してもウルウルきます。

      「ハイキュー」、最後までKORROPYさんも楽しんでくださいね……じゃなくて、必ず楽しめると思いますo(>∀<*)o

      ではでは、何かと我慢の日々が続きますが、KORROPYさんにとって良い1日となりますように。
      ありがとうございました。
      2020/11/26
  • ラスト2話で大幅に加筆修正があり、本誌掲載時からかなりの描写が追加されています。本誌の時はページ数の関係でみっちみちに詰め込まれていたコマ割りに間が取られていて、特にプレーとモノローグが乗った時の文章の呼吸が整った感じがします。
    先生のカバー袖のコメントにもじんと来ましたが、個人的にワザが光っているなと思ったのは奥付の位置。奥付より後に加筆1P、本誌最終回のラスト2Pが続けて載っています。奥付をこの配置にしたことで、「この物語は終わらない、未来へと続く」図式がさらに強調されて、漫画作品としては一旦幕を引くものの、日向と影山のバレーボールを巡るみちゆき(あるいは作中のすべての人物の未来)はまだ先に開かれている、という晴れやかさで締め括られている。かつてこんな終わり方をした漫画があったか、と問われるとすぐに思い当たらず、改めて古舘先生天才だな…と思いました。
    本当に本当に出会えてよかった作品です。古舘先生、8年半の連載お疲れ様でした!

  • 最終巻!
    あー。ついに最終巻にたどり着いてしまった。

    左で打ってくる日向。
    なんでもアリ!
    すごい。
    みんな度肝を抜かれたよね。

    小さくてブロックに来た日向が見えなかったという星海の衝撃。
    たぶん、他の人たちは、星海と日向をちゃんと見てる。
    でも星海は普段170cmの選手を見ていないから(普段は自分しかいない)、視界が他の長身選手とは微妙に違ったのだろう。

    400話から高校時代の部旗が次々と蘇ってくる。
    みんな、その言葉を心の底に灯してバレーをしている。

    あー。バレーって、ただ打ち合っているわけじゃないんだよなーと、改めて思った。
    駆け引きがある。
    戦略がある。

    黒尾さんはバレーボール協会にいるとか!
    おもしろー。

    影山が、金田一と国見に「また一緒にバレーをやろう」って声を掛けるところ、ジーンと来る。
    今じゃなくて、おじさんとか、じいさんになってから、って付け足すのも。
    この3人、中学が同じってことは、地元が一緒だもんなー。もしかしたら小学校から一緒なのかもしれない。
    中学時代の確執とか、もう水に流してもいいよねえ?
    影山がそう思えるのなら。

    オリンピックでは日本代表として一緒のチームで戦った日向影山も、翌年の世界クラブ選手権では、決勝を戦うライバルとなっている。
    スケールがすごい。
    かっこいいなー。

    あー。
    社会人になったみんなもかっこよかった。

    ハイキュー。
    永遠に!!

  • それぞれの出身高校の横断幕の使い方…!!
    泣いた…。

    ついに迎えた完結巻。
    本当に最初から最後まで素晴らしかった。
    登場人物全員への愛、バレーボールへの愛、作品への愛…。こんなに愛情がこもった作品に出会えて一読者として本当に幸せだった。

    バレーボールが面白いことをすさまじい熱量で教えてくれた。
    一生懸命になったものはどんな形であれ絶対明日の自分、未来の自分に繋がることを信じさせてくれた。

    一生心の中で生きていく作品だと思う。
    作者の古舘先生と関わったスタッフ全員にありがとうと伝えたい。

  • ハイキュー!!最新刊で最終巻拝読しました。
    なんでもないようなページで号泣出来るくらいに大好きな作品です。
    これからも続いていく挑戦者たちの戦い(バレーだけにあらず)に思いを馳せつつ、2022年にはこの続きのお話が読めるのを期待しています。

    本当にありがとうございました!

  • 最終巻。それぞれの横断幕とその意味。それを背景にする演出はズルい!すごいな。ほんとすごい。それぞれにドラマがあり、それぞれが主役。8年半の連載、ありがとうございましたー!大地さん、警察官の制服似合うーー!

  • これだけ短期間に40巻以上の漫画を読んだのは初めてかもしれない。
    高校編以降は蛇足、に一瞬思えたけれど、最終回のための助走だったのかな。読み終わってしまった脱力感と、最初からもう一度読もうかな、という気力。

  • 雑誌で最後まで読んでたハイキュー。
    2月に上映される『上映のゴミ捨て場の決戦』を
    観に行く予定なので また読んでみようかな~と思い
    何故か最終巻を読んでみた(笑)

    やっぱこの終わり方いいわ。
    そして当時一緒にバレーやってたメンバーや
    ライバル達のその後が分かるとこが凄くいい(⁠。⁠•̀⁠ᴗ⁠-⁠)⁠✧
    そうなんだよ、
    みんなその後それぞれ人生があり
    全員がバレーに進む訳じゃないからね
    そこんとこがいい!

    そして日向も影山もず~っとバレー大好きで
    勝負は継続中。

    1巻の表紙と45巻の表紙が物語っているね
    これはいいスポーツ漫画だったわ(*ᵕᴗᵕ)⁾⁾ゥンゥン

  • 最終回の面白さ
    あくまでも
    漫画原作として
    ここまで出会って
    今後の生き方
    今後の戦いへ思いを馳せるのもまた面白い
    どうなっていくのか
    どんどんと強くなっても
    まだ強い相手がいるのが面白いんです
    アニメもここまでやってくれないかな

  • 動きの激しいバレーという競技を描きながら、当たり前だけど、普段気づけない言葉をここぞで出してくるコピー力……静と動の使い分けが本当にうまいなと感じました。

全82件中 1 - 10件を表示

古舘春一の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×