- 本 ・マンガ (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088827827
作品紹介・あらすじ
自分の才能に絶対の自信を持つ藤野と、引きこもりの京本。田舎町に住む2人の少女を引き合わせ、結びつけたのは漫画を描くことへのひたむきな思いだった。月日は流れても、背中を支えてくれたのはいつだって──。唯一無二の筆致で放つ青春長編読切。
感想・レビュー・書評
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チェンソーマンの人が描いた漫画
フローに入るってこういうことなんだなって、漫画を描いてる背中で表現していてすごいなと思った
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2024年映画化
コミックを借り(図書館にありました)同時に
アマプラで無料配信を見つけて(土瓶さんありがとう) 映画とコミック両方共楽しみました
かなり有名になってしまったルックバック
なぜ描くか
それでも描くか
そんなところにたどりつきますが
小学生の時であった二人の少女
二人の共通点は 漫画
小学生らしい絶対の自信
その自信を揺るがすライバル
それでもその自信の補強を繰り返す
そしてそれでも追いつけないことを知る瞬間
この作品が共感されるのは
漫画作画の世界だけでなく
いろんな分野で経験するからですよね
一番好きなシーンは、
不登校の女の子の部屋の前の廊下に積まれた
スケッチブック
こういうところに漫画の凄さを感じますよね
一瞬で全てを理解させてしまう感じ
ルックバックというタイトルに
幾つかの意味を持たせたのも魅力的
映画にも 細々とした隠されたメッセージがあって密度が濃かったです
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あーいいよね、貸してあげたいやつありますよ
ところで、今日ふとブグログのあなたへおすすめの本を見たんです
いつも見ないんですけど
その1冊...あーいいよね、貸してあげたいやつありますよ
ところで、今日ふとブグログのあなたへおすすめの本を見たんです
いつも見ないんですけど
その1冊目が ニリツさんとかいう方の
横浜SIKTH けれども世界、お前は終わらない
という2019年発売のLINE文庫というやつ
登録者はいるけど レビューはありませんでした
ブグログに試されているんでしょうか2024/12/12 -
2024/12/12
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2024/12/12
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「このマンガがすごい2022男性部門」第一位。
たった一巻。セリフ最低必要最小限。
コレを一位に推す若者たちに
ついていけなくなっている自分に
愕然とする。
きわめて真っ当な「友情・努力・勝利」。
石ノ森も50年前に試みた絵巻物語。
でも、若者たちにとっては、初めて見る世界。
それをイジる権利は、
私にはおそらく髪の毛一本ぶんもない。
だいたいのストーリー
自分の才能に絶対の自信を持つ小学四年生の藤野と、引きこもりの京本。(←2人合わせれば藤本になる)田舎町に住む2人の少女を引き合わせ、結びつけたのは漫画を描くことへのひたむきな思いだった。
藤野には斬新なストーリーセンスがあり、京本には圧倒的な画力があった。それぞれが才能を認めて嫉妬し、そして2人で高め合う季節と、別れて道を進む季節。
そんな時、現代世界の「あの事件」に似た悲劇が起きる。 -
観たかったのに映画館に観に行けずにいたやつ。
次男君が友達と観に行ってしまって、私は行く機会を逃してしまった笑
しかし今日アマプラで配信されてるの気づいて!!
結果、映画館行かなくてよかった…
こんなの…
こんなの…
こんなのって………
おうちで1人で号泣して観るやつーーーーーーー
。・゚・(*ノД`*)・゚・。
ゔゔーーひっくひっく
漫画も良かったけど映画はもっと良かったーーー!!
とにかく胸が苦しくてまぶたがヒリヒリ熱いです
映画の方は背景とかすごい力入れてるなぁって
そこも素敵すぎた(語彙力…泣)
とくに空の色!
東の空のヴィーナスベルトとか
2人が衝突する夕方 、太陽が完全に沈んだ後のマジックアワーの空とか だんだんブルーモメントが濃くなる様とか…
はぁぁぁ 最高でした。
…さてと今日返却期限の本を急いで読みますか!
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2024/11/09
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どんどんヘビーになって行きますけど、是非まったりと!最後もふぁ?!ってなるけど笑
もしかするとゆーきさんはチェーンソーマンの方が好きかも知れ...どんどんヘビーになって行きますけど、是非まったりと!最後もふぁ?!ってなるけど笑
もしかするとゆーきさんはチェーンソーマンの方が好きかも知れないですが、面白いとは思います!2024/11/09 -
2024/11/09
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チェンソーマンより好き。
先に短編で作品に込めた想いを読んでいてよかった。
読んでなくてもきっとよかった。
こんな想いができる漫画が生まれてるのね、漫画も読まなければ… -
レンタルで読了。
普段、漫画を読まないからでしょうか。ブグログでの皆さんの評価のようにはなりませんでした。
それでも、時間(季節)の経過(流れ)が【絵】だけで表現されているのを見るのは面白かったです。 -
評判のマンガだそうですね。例えば、絵柄というか、人物の表情の描写とかに、苦手な印象で読み始めました。おおむね、新しいマンガ家についていいけない老人です。
しかし、この作品に繰り返し描かれる後ろ姿、一生懸命漫画を描く二人の少女の、表情ではなくて、後ろ姿に込められたマンガ家の「おもい」には胸を衝かれました。 若い人たちの素直でナイーブな感性に触れた気がしました。
もっとも、読み終ええ、すっきりというわけにはいかなかったわけで、まあ、年のせいかなとか、いろいろ考えこまされました。
ブログにもうだうだ書いてます。覗いてみてください。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202112300000/
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中途半端に目覚めてしまった明け方に、Twitterから目に飛び込んできた「ルックバック」。
あっという間に、いろんな人が、いろんな想いを呟いて、それが嬉しかったり、もどかしかったり、とにかく色んな波を社会にもたらした。
コミックスになると聞いて、今度は紙の本で読んでみたいなって、すごく思えた。
冒頭の、小学生の描いた四コマ漫画を中心にした構成が、めちゃくちゃ好きで。
そこから、四年生の藤野ちゃんの、絵にのめり込んだり、冷めたりする過程が、自分のことのように感じて、いつの間にか話にハマっていた。
そして、運命の日。
扉一枚を隔てた世界から、京本が慌てて藤野ちゃんを追いかけるシーンも。
勝てないと思っていた京本から熱い声援を送られて、藤野ちゃんが思わずステップを踏むシーンも。
それが、運命の日で、良いのだと思う。
この後の話は、ネタバレにもなるので、以下略。
想いを表現することは、それまでに、すでに作者自身が闘ったことでもあるんだと思う。
私は、自分のために、最後まで読めて、最後まで描いてくれて、良かったなと思ってる。
忘れられない作品になった。お疲れ様でした。
著者プロフィール
藤本タツキの作品





