藤本タツキ短編集 22-26 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.02
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本棚登録 : 1019
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088828220

作品紹介・あらすじ

『チェンソーマン』藤本タツキの初期短編集第2弾!! 海中のピアノが繋ぐ少年と人魚の恋『人魚ラプソディ』、芽生えたのは女心か恋心か!? 『目が覚めたら女の子になっていた病』、残酷な運命を背負った妹と兄の物語『予言のナユタ』、絵に懸ける姉妹の愛憎と才能が交錯する『妹の姉』――のちの大ヒット作への萌芽が散りばめられた奇跡の作品集!!

感想・レビュー・書評

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  • どんどん絵が洗練されてシンプルになっていく。
    短編集で何作か読んだ方が、著者の扱うテーマが伝わりやすい。
    編集部の意向で描いてるものもあるのだろうけど、全体を通して好きな要素が見えて来る。

    チェンソーマンの二部に関する要素もある(繋がるかは不明)

    ルックバックを読んでないので、こちらの「妹の姉」が下地になってるとあたうことだけ知る。これはルックバックを読む上で大丈夫なのだろうか。

    あとがきにあった「家賃の安いとこに彼女と貧乏ながら暮らしてた」ってのに「amazarashiかよ」とツッコミを入れてしまった。

  • 【あらすじ】
    『チェンソーマン』藤本タツキの初期短編集第2弾!! 海中のピアノが繋ぐ少年と人魚の恋『人魚ラプソディ』、芽生えたのは女心か恋心か!? 『目が覚めたら女の子になっていた病』、残酷な運命を背負った妹と兄の物語『予言のナユタ』、絵に懸ける姉妹の愛憎と才能が交錯する『妹の姉』――のちの大ヒット作への萌芽が散りばめられた奇跡の作品集!!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    短編集って感想書くのが難しい。いつもそう思うのですが、この作者の短編集は特に思いました。

  • メダカを…食べた…?

  • 「人魚ラプソディ」★★★
    「目が覚めたら女の子になっていた病」★★
    「予言のナユタ」★★★
    「妹の姉」★★★

  • 普段、本は基本的に電子で買うのだけど、これは装丁が好きで紙で購入。かわいい。配色大好き。フォントも好き。月のモチーフ好きだから表紙の絵もぐっとくる。カバー外した中のデザインもかわいい。
    内容の前知識なかったけど、チェンソーマンは好きだから大丈夫だろうと思ってジャケ買いした。

    買ってよかった。

    ■人魚ラプソディ
    作者のあとがきコメントのとおり、普通の話だ~。
    特に思うところがない。けど、ヒロインの表情が豊かで好き。かわいい。
    海の底、ピアノ、可愛い人魚たち、という絵面が現実感がなくてきれい。

    ■目が覚めたら女の子になっていた病
    これめちゃくちゃ好きかも。なんか。なんだろう。なんでだろうな。
    あんまり見ないタイプのテンポ感。ノリが良い。笑いのセンスが好き。
    すごくまっすぐに「いいはなし」を書いているのだけど、笑いが全面に出てるから嘘くさくない。いや、むしろぜんぶ嘘くさい。だからスッと読める。
    キャラクターたちもすごく好き。パワーちゃんみたいな、はちゃめちゃな愛嬌がある。かわいい。隙があって、わかりやすい弱点やギャップがあって。短い話でも、読者に「かわいいな」「好きだな」と思わせやすい良さがあるなと思う。好き。

    ■予言のナユタ
    絵と作風がいっきに今っぽくなった。すごい。うまい。かっこいい。つよい。すごい。
    絵が好きとか話が好きとかキャラが好きとか、全部当てはまるんだけど、そういうことを書き連ねてもうまく説明できない気持ち。ナユタはすごく怖い存在だ。かわいいけど。世界を滅ぼしてしまうかもしれないから怖いんじゃない。何者なのかよくわからない。結局最後までよくわからない。そういうところを怖いと感じる。でも主人公は「怖くないよ」と言う。胸がギュッとなる。
    妹だから、という理由だけでここまでナユタを愛せる主人公も危ういなと思う。ナユタさえよければ他はわりとどうでもいい、と言うところとか特徴的。善人に見えるけど、多面的で、人間だな、と思う。すごくいい。
    でもこの作品が好きかと聞かれると、ちょっと悩む。好き以上に、うすら寒いというか、ぼんやりとした怖さを強く感じている。そこが好きなんだけど、好きという好意的な感情よりも、読むとちょっと悲しい感じがするから、う~ん、という、忌避したくなる感情が勝つ。
    でもきっとまた読む。だからたぶん、この本の中でこの話が一番好きなんだと思う。

    ■妹の姉
    これは明確に好きだな。好きだけど、『予言のナユタ』に感じているほどの強い感情はない。いい話だな~かわいいな~という感じ。絵がうまいな~。
    ルックバックの下敷きにある作品とのこと。わかる。だから読後に、ルックバック良かったな、あれめちゃくちゃすごかったな、感動した、天才だと思った……と、ルックバックへの感想がずらずらと出てくる。
    この作品への感想は正直そんなにないんだと思う。姉妹百合はいいね。

  • 『藤本タツキ短編集 22-26』『17-21』をゲット。

    17歳時の初投稿作から、『チェンソーマン』開始前までに描いた作品を集めた「初期短編集」1・2だ。

    まさに「栴檀は双葉より芳し」で、才能ある人は習作段階から原石の輝きがある、と改めて痛感させられる。

    『17-21』には未熟さもあるものの十分に面白いし、『22-26』になると、どの短編もすでに立派な完成品だ。

    「ルックバック」のベースになった短編や、『チェンソーマン』のパワーの原型のようなキャラが登場する短編もある。ファン必読。

  • 巻末のコメントがぶっとんでる。

  • 面白いけど、前作ほどの爆発感はなかった。

  • 寝る前に読んだけどすごいささった話はなかったかも

  • 17-21の方が好き。振り返ると人魚の話は画が違いすぎて笑ってしまう。

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