あかね噺 6 (ジャンプコミックス)

  • 集英社 (2023年6月2日発売)
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本 ・マンガ (208ページ) / ISBN・EAN: 9784088834924

作品紹介・あらすじ

ネタ下ろしの会「禄鳴会」に向けて始まった、うららとの稽古。限られた時間で新ネタを修得しなければ、禄鳴会への出演は叶わない──! 妖艶な花魁を演じる噺に苦戦する朱音に、ヒントを与えたのは…!? さらに、朱音の前に突如現れた魁生が告げた“おもしろい報せ”により物語は新展開へ──。

感想・レビュー・書評

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  • 女に落語は出来ない、と昔は言われていた。
    女だからと弟子入りを断ることもあった。
    そんな落語界の大看板の1人である蘭彩歌うらら師匠。
    そのうらら師匠の師匠、蘭彩歌しゃ楽。彼もそう言っていた1人であり、女だけでなく「弟子」をそもそも取ることがなかった。そのしゃ楽が得意とするのが遊郭の噺。自分以外に自分の噺を出来ると思わなかった。だから弟子を取らなかった。
    しかしそのしゃ楽が唯一弟子にした人物、それがうらら師匠だった。
    そんなうらら師匠に噺を教えて欲しいと頼むあかね。
    あかねの演じる花魁とは。
    ”お茶くみ”を演じることの真の意味。
    キッパリと噺を教えることを断った八正師匠はあかねの噺を聴いて何を思うのか。

  • 【あらすじ】
    ネタ下ろしの会「禄鳴会」に向けて始まった、うららとの稽古。限られた時間で新ネタを修得しなければ、禄鳴会への出演は叶わない──! 妖艶な花魁を演じる噺に苦戦する朱音に、ヒントを与えたのは…!? さらに、朱音の前に突如現れた魁生が告げた“おもしろい報せ”により物語は新展開へ──。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • あかねが仕上げたお茶汲みには、笑ってしまったけれど、うらら師匠が伝えたい意思に気づいて成長していく

    己を知ってどう演るかを見出すのは難しいだろうなぁ
    ただ、この話、上に立つ人ほどあかねに優しすぎるなぁと思ってしまったけれど、小言を言った人の話を聞けるあかねだならこそだろうな

    小言、キツいことを言われたらその人を嫌う人もいるし、あかねは、そういう事を言う人の方が自分の事を考えてくれてると真意を分かる子でだからこそ認められたいとなる子だから噺を教えようとなってくれるんだろうなと

    今作も面白かった!

  • 花魁…遊女は男を色香で誑かす手練手管の持ち主 上がいるのも新しく知れるのもそれだけ伸びれるって事じゃん? 禍福は糾える縄の如し 悋気の炎が燃え盛る

  • うららの独演会後から。

    うららから噺を教わるまでがなんかスムーズ。
    みんなあかねに甘い。
    それぞれ野望というか自分のやりたい事のために相手を利用しようという目論見もあるけど、手放しで技を教え過ぎでは。
    物に出来るかはあかね次第ではあるけど、後進を育てるためにはこんな感じで教えを広めているのか。

    寄せに行ってみたくなりますね!

  • 先が気になります。

  • お茶汲みききたくなりました。

  • 噺家の表情とか、吹き出しに使われる文体やフォントで、ある程度まで、その芸の凄さを表現した上で、更に効果的に使われているのが、ガヤの様子。音楽の漫画とかもそうだけど、その描写が優れている作品が、読んで素晴らしい作品なんですな。

  • #44~#53

    そりゃー朱音のキャラだと花魁は似合わないわな(笑)
    だったらどうするのか?と思っていたら…
    あえてキモキャラにしたわけか(笑)

    そしてその「似合わない噺」をやらせた師匠の真意もここでわかりました。要するに「己を知る」ことの大切さ・・・でもあるんだけど、朱音はさらに「時がたてば人は変わる」ということを見据えた上での噺の付き合い方を見つけ出したんですね。

    だんだんRPGのように強そうな(?)ライバルが出てきた。これからも楽しみ♪

    なんか少年ジャンプってバトルものやファンタジーものが多いイメージでしたが最近はあかね噺のような文化系スポ根っぽい話や「アオのハコ」のような青春恋愛もの、「一ノ瀬家の大罪」みたいな鬱マンガなんてのも載るようになってきたような気がします。
    私としてはうれしい変化。そういえばスポーツ系はないのかな?ハイキュー!!以来見てないような気もしますが。

  • うららの壁は乗り越えて、次は魁生との勝負。

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