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本 ・マンガ (208ページ) / ISBN・EAN: 9784088834924
作品紹介・あらすじ
ネタ下ろしの会「禄鳴会」に向けて始まった、うららとの稽古。限られた時間で新ネタを修得しなければ、禄鳴会への出演は叶わない──! 妖艶な花魁を演じる噺に苦戦する朱音に、ヒントを与えたのは…!? さらに、朱音の前に突如現れた魁生が告げた“おもしろい報せ”により物語は新展開へ──。
感想・レビュー・書評
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女に落語は出来ない、と昔は言われていた。
女だからと弟子入りを断ることもあった。
そんな落語界の大看板の1人である蘭彩歌うらら師匠。
そのうらら師匠の師匠、蘭彩歌しゃ楽。彼もそう言っていた1人であり、女だけでなく「弟子」をそもそも取ることがなかった。そのしゃ楽が得意とするのが遊郭の噺。自分以外に自分の噺を出来ると思わなかった。だから弟子を取らなかった。
しかしそのしゃ楽が唯一弟子にした人物、それがうらら師匠だった。
そんなうらら師匠に噺を教えて欲しいと頼むあかね。
あかねの演じる花魁とは。
”お茶くみ”を演じることの真の意味。
キッパリと噺を教えることを断った八正師匠はあかねの噺を聴いて何を思うのか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
花魁…遊女は男を色香で誑かす手練手管の持ち主 上がいるのも新しく知れるのもそれだけ伸びれるって事じゃん? 禍福は糾える縄の如し 悋気の炎が燃え盛る
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うららの独演会後から。
うららから噺を教わるまでがなんかスムーズ。
みんなあかねに甘い。
それぞれ野望というか自分のやりたい事のために相手を利用しようという目論見もあるけど、手放しで技を教え過ぎでは。
物に出来るかはあかね次第ではあるけど、後進を育てるためにはこんな感じで教えを広めているのか。
寄せに行ってみたくなりますね! -
先が気になります。
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お茶汲みききたくなりました。
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噺家の表情とか、吹き出しに使われる文体やフォントで、ある程度まで、その芸の凄さを表現した上で、更に効果的に使われているのが、ガヤの様子。音楽の漫画とかもそうだけど、その描写が優れている作品が、読んで素晴らしい作品なんですな。
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