ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 9 (ジャンプコミックス)

  • 集英社 (2024年1月4日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ) / ISBN・EAN: 9784088837581

作品紹介・あらすじ

呪いの力を得たキギロの襲来に対し、ロカはアバンとレイラを先に行かせて一人立ち塞がる! 押されるロカだが、全生命力を注ぎ「正統の構え」を取ると…!?

感想・レビュー・書評

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  • 呪いの力を得たキギロの襲来に、ロカはアバンたちを先に行かせて一人立ち向かう。勇者の盾となるべく、そのすべてを懸けて「正統の構え」で全力のキギロを迎え撃つ──!

    キギロがこれほど魅力的なキャラになるとは思っていなかった!人間とは違って魔物には寿命という概念がない。それがアバンたちに敗北を喫したことで、このまま死んでたまるかという生への執念を得た。ロカもまた、今までは勝ち目のない相手に立ち向かって敗北を重ねてきた。だが、今回はあくまで盾になるだけではない。その剣を振るって全身全霊を込めて勝ちにいく!カール史上最強の剣士となって!立場も価値観もお互いに真反対ながら、対等の存在として勝負に挑むのがアツかった。勝利の意味の大きさを感じられた一戦だった!

    次に立ち塞がるのは、ハドラーが禁呪で生み出した魔物・グランナード!戦うのはレイラ!フレイザードのプロトタイプという立ち位置なのかな?岩を自由に操るグランナードにとって、地底魔城のすべてが武器にも防具にもなる!相変わらずの外道キャラっぷり(笑) レイラだけでは圧倒的に不利では?ということはない!レイラは影女!一人になったことで、全力で近距離戦ができるッ!格闘×僧侶というアクションの鮮やかさに、最後のセリフまで痺れるね!

    ついにたどり着いた地獄門!アバンとバルトスの一騎打ちが始まる!次の巻は泣きそう。いよいよクライマックスで感慨深い。完結したら本編も読み直そう!

  • ダイの大冒険ファンブックに、芝田先生が「ロカの死因が気になる」と話したのを見たとき、ロカって病死じゃなかったんだと思いました。中世の人間なんて病気でコロッといっちゃうの当たり前だし、死因についてあれこれ言わなかったからそうだと思ってたけど……というわけでロカがキギロと戦ってどうなるかは想像通りということで。
    本来なら闘気技を身に着けたタンク役というヒュンケル並の強さを持てたはずなのにホントもったいない。

    グランナードというフレイザードの兄貴分みたいな奴が登場。とっとと退場しますが、フレイザード戦を思い出すキャラ。レイラさんもレイラさんでダイの大冒険に描かれた絵とかマァムとかぶるシーンとかもありますが、接近戦でここまで強いとは思ってなかった。夫婦揃って泥臭い感じがするけど、そこがめちゃくちゃ格好いいわこの夫婦は。


    オマケマンガのヒムのデカい人……(笑)みんな大好きガンガディア

  • 8巻に続いてアバン以外のメンバーのおそらくラストバトルが展開。ロカの漢気よ。

  • ロカ VS 呪いのキギロ。
    レイラ VS グランナード。

    どちらもアバンの戦力を温存させるため、単身で死闘に身を投じる。

    ロカが泥臭い感じのヒュンケルみたいな技を使えるようになっているのが、驚異的。
    耐久寄りのグランドクルスかと感じた。
    そして何故、死期が早かったのかが判明する。
    しかし、マァムと言う次の世代への希望を残せたロカは心底満足そうである。

    フレイザードの初期型と言えそうなグランナード戦も、レイラが呪文と体術と装備を出し切って戦う様は印象に残った。
    ダイ大でのコマのポーズは踏襲しつつ、さすがに影女の姿でスピード感をもって相手取る。

    ダイ爆発への伏線も仕込んでおくのもニクイところ。
    この人は皆が死闘を演じる中で、戦後の謀略に手数を回す余裕があったのね…。

    カバー下のイラストも是非見るべし。

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