- 本 ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088840376
作品紹介・あらすじ
科学の究極の到達点、タイムマシン作りに挑む千空たち!! そのさなか、意外な人物による未来からの“伝言”が届く!! タイムマシン完成への希望が膨らむが、その背後には…!? 唯一無二の科学冒険記、奇跡の続編!!
感想・レビュー・書評
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物語が完結しても科学はまだ終わらない!科学冒険記、奇跡の続編!
科学の究極の到達点、タイムマシン作りに挑む千空たち!理論上はできるッ!そこで未来で完成したかを確かめるため、メッセージの受信塔を建ててみることに。すると、未来から届いた伝言は思いも寄らない人物からのもので──。
完結してからの科学の大きな一歩!おまけどころじゃなく、エンドロールの先にある真エンディングと言える作品になっている。まさかこのワクワク感をまた味わえるとは思わなかった!プロローグからいきなり絶体絶命で始まるのがこの作品らしい(笑) こんなところで目覚めて唆るのは千空くらいだわ。今が絶体絶命なのに、その前も絶体絶命でどうにかした判断力がすごい。
そして、とある材料が揃って始まるのがタイムマシン作り!そこへのロードマップは、人類未踏の新世界。宇宙の星ですら人類を救う石にする!ヘリウム3は現実でも入手できたら世界が変わりそう。ただ、入手困難な上に利権争いまでついてくるから、ゼノ闇落ち案件ではある。ここでタイムマシンが送るメッセージを受信できる塔を建設!完成したら未来から過去へメッセージを送ることにしておけば、できたかわかるんじゃ?と思ったら、まさかの人物から伝言が来るじゃん!ここのゾクゾク感が半端なかった。
当時の科学では不可能だったものを、石化光線という科学を絡めて可能にしていく過程にワクワクした!あの建築はできたら便利なんだけど、材料だけはネックという話だったからなるほどなと。膨大な作業過程をいつも通りバランスよく省きながら物語が進む。ここからクライマックスへのドラマがアツい!あれを見て瞬時に意図を気づけるのはすごすぎる。本編で取りこぼされた部分も拾いつつ、このエンディングへと結びついたのは感慨深い。タイムマシンと聞いてどうなるかと思いきや、実にちゃんとしてるエピソードで最高だった!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
友達から化学の話とは聞いてたけど思ってた以上に化学オブ化学だった。原作者の知識量もそうだしそれを漫画として面白く描ける才能が凄い。
地球全人類が石化され古代文明に逆戻りした世界で主人公が一つ一つ仲間と共に文明を築き上げていくのを見るのが楽しかった。最初作画にそこまでハマらなかったけど、読んだらみんな魅力的なキャラばかりでどんどん惹き込まれていきました。
面白かった。 -
やった!続編だ!
学生の頃化学とか数学とか苦手で避けてきたんだけど、これ読んでると勉強するの楽しそうだなって思っちゃうな。
勉強自体もそうだし、勉強して身につく合理的な考え方とか冷静な視点こそ生きていく上で鬼ほど役に立つから、ほんと苦手だとか言いながらも地道に分からないを分かるに変えるまで勉強すりゃ良かった。
その「地道に」「コツコツ」がクソほど嫌だから苦手なまま放置することになったんだけどね。
勉強自体はしなくてもいいかもだけど、合理的な考え方や冷静な視点は今からでも意識して身に付けていきたいな。 -
続編が出ると思ってなかったので思わぬ再会に嬉しい。千空が1人、海に漂流した状態から始まりなぜ漂流したのか思い出しながらみんなと(また)仲間になりつつ海の上で化学文明を入植していく。これまた逞しく前だけを見て進んでいく千空たちが懐かしい。科学は難しいし何となくの理解しだけど宇宙へのエレベーターは想像したこともなかった。こんなところで石化が役に立つのか…本当に宇宙へ、そしてタイムマシーンは作れるのか…!事実に一瞬怒りが芽生えたけどホワイトマンの真意が切ない。きっと千空たちはいつか法則(ルール)を見つけるはず。
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まさかの続き!エピローグ感は否めないけど、ドクターストーンをここまで読んできた人ならきっと楽しめるはず!ネタバレになるからくわしきは伏せるけどホワイマンのくだりはマジで胸が熱くなりました。こういうの弱いんだよなぁ。
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これほど綺麗にまとめた作品が過去にあっただろうか。
相変わらずのワクワク感と、完璧な終わり方。
大好きな作品です。 -
完結後に週刊誌に読み切りが連載されて、この分どうなるんだろう?と思ったら続巻が出た!うれしい。
サルガッソでもあるもの使って前に進む、千空はすごいなぁ。そして相変わらずのロマンスの無さに反対に安心感がありました(笑)性別を超えたバディ感というか信頼感、良いなぁ。
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