本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784088841359
作品紹介・あらすじ
祖母と2人暮らしの少年・宇埜薫は、謎の男・天涅耀司との出会いを機に、死霊術士の世界へ足を踏み入れる。人の魂を喰らう“死霊”が祖母を襲うのを目撃するが…?
薫と耀司が織りなす死霊術士バトル、始動!!
感想・レビュー・書評
-
「死霊で以て死霊を制す それが死霊術士だ」
祖母と二人暮らしの少年・宇埜薫(うのかおる)は、亡くなった父の相棒をしていたという男・天涅耀司(あまねようじ)との出会いを機に、死霊術士(ネクロマンサー)の世界へと足を踏み入れる。祖母を護れる力が欲しい。その先には父から託された指輪が関係していて──。ダークファンタジー×死霊術士バトルマンガ、開幕!
『呪術廻戦』の終盤を読むために週刊少年ジャンプを購読し始め、連載していたこちらの作品も合わせて読んでいた。『Dear Anemone』はホラー寄り、こちらはバトル寄りのダークファンタジー。両連載とも残念ながら早期完結してしまったけど、ちゃんと通して読みたいなとコミックスを購入した。一気読みした方がわかりやすいし、世界観に浸れるね。真っ直ぐな薫と、理屈っぽくてひねくれ者な耀司のコンビが楽しい。
両親の死後、自分を引き取ってくれた祖母のことを思いやる主人公・宇埜薫。おばあちゃんっ子なところが応援したくなる。祖母を助けるために、我が身も顧みず飛び出せるのは主人公の血だなあと。死霊術士は心を動かさなければ、死霊の力を発揮できない。祖母じゃなくて仕事として知らない誰かを助けられるのか。自分が歩む道は父に決められた道なのか。その辺りの動機づけをしっかり描いてくれているのもよかった。ここは大事だよね。
「ばあちゃんを助けたい それがそんなに変ですか?」
無茶をする薫が耀司に向けて放った一言。これがクールな耀司を熱くさせた。
「自分の婆さんの為だからって 死霊相手にビビるより先に体が動く 薫のそういう様を見て 俺の心も動いたんです」
感傷や同情で薫を死霊術士へと誘ったわけじゃない。薫もまた「飽く迄 全部俺の話なんです」と死霊術士の仲間たちに宣言するのも決まってた。その先には父の仇討ちも待っている。
「受けた恩は返したくなる それがまぁ自然な精神の動きだろ? それと同じ温度だと思うんだ 仇討ちも」
こういうセリフ回しが哀愁あるんだよね。
アクションシーンも迫力がある決めゴマはカッコいいんだけど、その直前のコマ割りが小さかったりして惜しい。耀司がチタリを使う歩道橋のアクションや、幼稚園で敵に反撃する時の決めゴマ同士の間とか。絵コンテみたいになってるというか。あと、父の仇である“龍”や、死闘の直後の父、龍に対抗した“饗苑”の写真が出てくるんだけど、いつ撮ったの?!みたいな写真でツッコんでしまった(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
連載当初から大好きでずっとアンケ1位にしてるのに、掲載順がまったく振るわない。つーか崖っぷち。絶望。確かにジャンプ受けはしないかもしれないけどさ。
作者の漫画を読むのは初めてなんだけど、言葉のセンスがバツグン。いちいちセリフがツボなんですよ。
私はこの人が書く小説を読んでみたい。
那波歩才の作品
本棚登録 :
感想 :
