- 集英社 (2024年8月2日発売)
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感想 : 25件
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Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ) / ISBN・EAN: 9784088841557
作品紹介・あらすじ
暴徒と化した群衆と、それを扇動するバルエムにより追い詰められるデンジとナユタ。瀕死のデンジを守るため、一人立ち向かうナユタだが…!? 公安による凄惨な計画が進む中、アサとキガはチェンソーマンを救うべく超厳戒警備の東京悪魔収容センターを襲撃する!!
みんなの感想まとめ
物語は、デンジとナユタが追い詰められる極限状態から始まり、彼らを救うためにアサとキガが公安の囚人収容施設に侵入するという緊迫した展開が描かれています。単なるバトルではなく、登場人物たちがそれぞれの立場...
感想・レビュー・書評
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『チェンソーマン』第18巻は、単純なバトルの盛り上がりを見せる巻ではない。登場人物たちがそれぞれの立場の中で“救出”と“混沌”という二つの方向性に挟まれて動く構造になっている。
この巻では、デンジが公安に囚われてしまい、最大警備の囚人収容施設でバラバラにされて保管されるという極限状態が描かれる。瀕死の状態で置かれたデンジの周囲には、かつてのような単純な戦いの目的ではなく、「どうやって取り戻すか」という物語的な問いが設定される。
同時に、アサやキガが中心となって、デンジ救出のために公安内部に侵入する行動が巻の別の軸になる。その過程で二人の関係性や戦術的な判断が物語の推進力として機能し、単なる救出ミッションでは終わらない緊張感が生まれている。加えてサムライソードといったキャラクターが協力することで、公安側との力関係が単純な敵味方に還元されない複雑さも示される。
また巻全体の雰囲気としては、暴徒化した市民や教会の動きが背景としてあり、世界全体が混沌としている描写が断片的に挿入される。デンジとナユタが追い詰められ、アサたちが救出に向かうという流れは、「個人の救出」と「世界の不安定な均衡」という二つのテーマが同時に走る構造になっている。
読了後に印象に残るのは、デンジが今や単独で戦う存在ではなく、他者との関係性や救出の必要性という文脈の中で存在している点だ。彼自身が主体性を一時的に失っている一方で、アサやキガといった周囲のキャラクターがそれぞれの方法で動き、状況を動かしていく。これによって、第18巻は単なる「主人公復活」や「派手なバトル」の巻ではなく、人物の配置や関係性の再構成を描いた章として成立している。
この巻の価値は、アクションの衝撃ではなく、極限状態にある主人公を中心に、助ける側と助けられる側の関係が物語の重心として再定義される点にある。それが物語全体の景色を広げる役割を果たしている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
暴徒と化した民衆を扇動するバルエムは、デンジとナユタを追い詰めていく。瀕死のデンジを逃がすため、ナユタは独りで民衆へと立ち向かうが──。公安の計画を阻止するため、アサとキガは東京悪魔収容センターを襲撃。囚われのチェンソーマンを救出に向かう!
すべてを燃やし尽くす炎と、救われない命たち。ナユタはデンジと過ごしたことで、本能は悪魔ではあるが人間らしさも身についていたのかな。「人殺しよりゲームの方が楽しいや」という言葉が切ない。デンジを逃がすところも人間臭いよね。暴徒やそれを扇動した公安とバルエム。ナユタを助けもせず、さっさと切り捨てたフミコ。デンジに忠告しているようで、結局は何の手助けにもなっていない吉田ヒロフミ。ナユタのことを心配し、目覚めた時にアサの腕を気遣うデンジはまだ堕ちてはいない。
人間という存在が悪魔に傾いているように見える。いや、元から人間はそんなものだったかもしれない。表紙からすると、察しろってことかな──。バルエムが一貫してやなやつ過ぎてしんどい。マキマみたいなカリスマ性はないのに局面を支配してニヤついてるのがね。もうマキマじゃないからナユタを消したかったのか。悪魔もまた人間のような執着を見せていて、役割が逆転してる構成はわざとなのかも。
襲撃はやったぜアクションだー!と思ったら、わちゃわちゃしていてシュールだった。バラバラにしろ(パンツ一枚)のシーンと、デンジに因縁のあるアイツが壁破ってくるところが好き。もっと派手に描いてほしかった! 接近戦最強候補まで登場したのに、あの扱いは残念。ここのところ、先生の筆が乗ってない感じがあるよね。公安の男の因果応報と、ヤバい集団が乱入してきたのに動じない解体班がよかった。きわめて自然な形で正体バレしたなぁ(棒)。
「……俺がチェンソーマンになっちまうと 周りが全部最悪になっちまう」
デンジはこう言うけど、周りが全部最悪だから、チェンソーマンにならなきゃいけない部分もあるんじゃないかな。旅は道連れ世は情け──などない! 地獄はまだ続く。 -
144冊目『チェンソーマン 18』(藤本タツキ 著、2024年8月、集英社)
ナユタの危機や悪魔収容センター襲撃など、盛り上がりそうな要素が揃っているにも拘らず、それが面白さに寄与していない。表面的にはテンションが高いが、その内には全然熱がこもっておらず、著者の迷いが手に取る様に伝わってくる。もうそろそろ潮時じゃないですかね…。
〈えっ! 私 寿司嫌い だから 寿司以外で!〉 -
いろいろぶっ飛んででシュール。
勢いのある絵とか、
コマ割りとか表情とかだけ見ると、
すっごいドラマチックな展開に見えるけど、
セリフを読んでると、
「わざとやってるだろう」って、
喜劇っぷりが最高に楽しい。 -
ジャンププラスのブツ切り連載よりも、
単行本で一気読みする方が面白いですね。
ギョニー!! -
チェンソーマン奪還の話。
毎巻、かつての面白さが戻ってくるのか否かを楽しみにしているのだが…
いつもあと少しのところで期待を裏切られる。 -
ナユタとデンジが離れ離れになっちゃって、出会うことはできるのかな…
そして、デンジがバラバラにされちゃって、なのにまたくっつけて、綺麗にくっつくって…悪魔だから?
なんか、展開が破天荒すぎて全然理解できない -
そう言えば、アサってデンジがチェンソーマンだと知らなかったんだ。えらいバレ方だな。
キガの能力が微妙。
ナユタが心配。 -
ゲリ女、ペットも家族に決まってるやん!
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キガちゃん「キガちゃん」呼びされないと反応しないの可愛い
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話が予想外の方向に転がる
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デンジの解体から、ヨル・アサ&キガによるデンジ奪回作戦だが、例によってグダグダ展開に。
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デンジのナユタ愛にキュンキュンする
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#読了 #チェンソーマン #漫画好き #漫画好きな人と繋がりたい
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ナユタ
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2024/09/01 1
2024/12/11 2
2025/05/20 3
2025/08/23 4 -
久しぶりに読んだけどちゃんと面白い
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