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本 ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784088842073
作品紹介・あらすじ
定期テストも終わり、夏休み本番。大喜と千夏が花火大会を二人で楽しんでいると、栄明の生徒たちに遭遇してしまう…。二人の関係がバレないよう別行動をするも、大喜の元へ千夏が…!?
感想・レビュー・書評
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定期テストが終わり、夏休みが始まる! 大喜と千夏が花火大会へ向かうと、そこには栄明の仲間たちも遊びに来ていて──。一方、匡は家族と一緒に花火へ来るも、幼馴染の咲季は何やら思わせぶりな様子で菖蒲の心は揺れる。また、雛が晴人へかけたアドバイスが思わぬ方向へ発展し──。思いが交差する17巻!
大喜と千夏の花火大会デート! 読みながら「なんだこのかわいい二人はよぉ!」と、思わず声を上げて悶えてしまった(笑) 千夏先輩の細やかな仕草や表情はもちろん、急に懐に入ってくるストレートな愛情表現の言葉もぶっ刺さる。ぼくが大喜だったら正気でいられるかどうか(笑) というか大喜よ、ひょっとこのお面は逆に目立つだろ、正気か(笑) だが、そのお面を照れた千夏が奪って顔を隠すシーンは最高。この二人ならではの何気ないやり取りが楽しい。
そして、ついに二人の秘密の関係がバレるッ!! ヒヤヒヤしたものの、友人みんないいやつなんだよね。西田先輩があまりの衝撃にブツブツ言ってたけど、なんだかんだで大喜の努力を認めているのが好き。これでもう隠すことなく応援し合える関係に。今後の一番の壁は千夏の父だろうなあ。ウインターカップで結果を残すのがまず大事。人差し指の指輪は「夢・目標」って意味なんだね。それをこっそり薬指に変える千夏の想い。優勝!
匡と菖蒲は波乱が続く。咲季のあの言い方はズルいよなあ。匡にも菖蒲にも当てつけみたいに聞こえてしまう。匡がまだ菖蒲へ恋してるって感じじゃないのと、菖蒲も素直になれない性格なのもあって時間がかかりそう。それにしても、やなやつやなやつってなる。咲季にも過去の描写を見るに、匡へ甘えられなくなったとかありそうではあるけども。菖蒲の目に影が多くて不安。
からの、雛と晴人ですよ! 競技においての一年の差についての話がとてもよかった。
「君が一年で成長するように 相手にも練習した一年があって(略)」
「じゃあ諦めろって話ですか」
「私がしたいのは大きい差を認識した上で それでも“やってやろう”って思ってる人が私みたいな人の地位を脅かすって話よ」
雛の強者ムーブ! 実際にめちゃくちゃ強者だからね! この後に「君の未来は長いよ」と、一年遅れているからこそのアドバンテージを伝えていくのも素敵だった。あかりへのアドバイスもよかったし、これは惚れるでしょ。雛が心を開くまでが長そうだなあ(笑)
ラストはいよいよインターハイへ。大喜は応援してくれる人たちの思いを背負ってコートに立つ。ここでお母さんの話が出てくるのはグッとくるね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2024/12/29
花火大会で見事にいろんなイベント発生。
色んなところで矢印があっち向いたりこっち向いたり。
親子愛感動。
著者プロフィール
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