アオのハコ 17 (ジャンプコミックス)

  • 集英社 (2024年10月4日発売)
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感想 : 7
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本 ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784088842073

作品紹介・あらすじ

定期テストも終わり、夏休み本番。大喜と千夏が花火大会を二人で楽しんでいると、栄明の生徒たちに遭遇してしまう…。二人の関係がバレないよう別行動をするも、大喜の元へ千夏が…!?

感想・レビュー・書評

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  • 定期テストが終わり、夏休みが始まる! 大喜と千夏が花火大会へ向かうと、そこには栄明の仲間たちも遊びに来ていて──。一方、匡は家族と一緒に花火へ来るも、幼馴染の咲季は何やら思わせぶりな様子で菖蒲の心は揺れる。また、雛が晴人へかけたアドバイスが思わぬ方向へ発展し──。思いが交差する17巻!

    大喜と千夏の花火大会デート! 読みながら「なんだこのかわいい二人はよぉ!」と、思わず声を上げて悶えてしまった(笑) 千夏先輩の細やかな仕草や表情はもちろん、急に懐に入ってくるストレートな愛情表現の言葉もぶっ刺さる。ぼくが大喜だったら正気でいられるかどうか(笑) というか大喜よ、ひょっとこのお面は逆に目立つだろ、正気か(笑) だが、そのお面を照れた千夏が奪って顔を隠すシーンは最高。この二人ならではの何気ないやり取りが楽しい。

    そして、ついに二人の秘密の関係がバレるッ!! ヒヤヒヤしたものの、友人みんないいやつなんだよね。西田先輩があまりの衝撃にブツブツ言ってたけど、なんだかんだで大喜の努力を認めているのが好き。これでもう隠すことなく応援し合える関係に。今後の一番の壁は千夏の父だろうなあ。ウインターカップで結果を残すのがまず大事。人差し指の指輪は「夢・目標」って意味なんだね。それをこっそり薬指に変える千夏の想い。優勝!

    匡と菖蒲は波乱が続く。咲季のあの言い方はズルいよなあ。匡にも菖蒲にも当てつけみたいに聞こえてしまう。匡がまだ菖蒲へ恋してるって感じじゃないのと、菖蒲も素直になれない性格なのもあって時間がかかりそう。それにしても、やなやつやなやつってなる。咲季にも過去の描写を見るに、匡へ甘えられなくなったとかありそうではあるけども。菖蒲の目に影が多くて不安。

    からの、雛と晴人ですよ! 競技においての一年の差についての話がとてもよかった。
    「君が一年で成長するように 相手にも練習した一年があって(略)」
    「じゃあ諦めろって話ですか」
    「私がしたいのは大きい差を認識した上で それでも“やってやろう”って思ってる人が私みたいな人の地位を脅かすって話よ」
    雛の強者ムーブ! 実際にめちゃくちゃ強者だからね! この後に「君の未来は長いよ」と、一年遅れているからこそのアドバンテージを伝えていくのも素敵だった。あかりへのアドバイスもよかったし、これは惚れるでしょ。雛が心を開くまでが長そうだなあ(笑)

    ラストはいよいよインターハイへ。大喜は応援してくれる人たちの思いを背負ってコートに立つ。ここでお母さんの話が出てくるのはグッとくるね。

  • 【あらすじ】
    定期テストも終わり、夏休み本番。大喜と千夏が花火大会を二人で楽しんでいると、栄明の生徒たちに遭遇してしまう…。二人の関係がバレないよう別行動をするも、大喜の元へ千夏が…!?

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 感想
    恋愛はすべてが思い通り、とはいかない。うまくいったりいかなかったり新しい恋が生まれたり、いろんな恋が交わっているのが今まで以上に鮮明な巻だった。
    大喜のお母さんと自分のお母さんが重なって泣けた。
    アニメも最高!!

  • 花火、大喜が千夏のことを思ってとはいえ、あのまま
    では千夏がかわいそうだったから、上手くおさまって
    良かった。
    部活での西田のフォローがすごく良かった。
    本当にいい人だぁ。
    遊佐晴人、面白い! 人を見る目もある。
    兄への挑戦もそうだけど、色々応援したくなる。
    匡の幼馴染は、ちょっと… 別れたから匡のところへ
    来たように見えて、ざわざわする。
    都合よすぎない? 菖蒲、がんばれ!

  • 2024/12/29
    花火大会で見事にいろんなイベント発生。
    色んなところで矢印があっち向いたりこっち向いたり。
    親子愛感動。

  • 色々なところで、様々な恋があって、みんな応援したくなった。
    特に、ひなちゃんには幸せになって欲しい。
    最後の大喜の家族との関係に泣ける。

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著者プロフィール

1995年生まれ。武蔵野美術大学芸術文化学科卒業。漫画家。2013年、結城智史名で発表した『thirst』で、第91回週刊少年マガジン新人漫画賞佳作受賞し、『マガジンSPECIAL』に掲載された。2015年、マンガボックスで『青空ラバー』を連載する。読み切り『先生、好きです。』がマンガボックス読み切りコンペで優勝し、2017年『週刊少年マガジン』で掲載され、同誌の2018年4・5号から連載をスタートした。あまみ名義で第4回ガリョキンPro準キングを受賞し、『ぱらそる同盟』を『ジャンプGIGA 2020SPRING』と『少年ジャンプ+』に掲載。2020年ペンネームを三浦糀に戻し、2021年『週刊少年ジャンプ』で、同年19号に『アオのハコ』の連載を開始した。

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