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Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ) / ISBN・EAN: 9784088843957
作品紹介・あらすじ
大乱戦の様相を呈する石津の戦い。郎党一丸の結束で猛攻を凌ぐ顕家軍に対し、師直は天狗衆と精鋭部隊を一挙投入し、総攻撃で決着を図る。しかし、これにも雫の大胆な秘策で切り返すと、時行たちは反転攻勢に打って出る! 果たして南北朝の覇権争いを大きく左右する激戦の行方は──!? 北畠顕家編、堂々完結!!
感想・レビュー・書評
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鎌倉幕府滅亡~南北朝時代の歴史+ファンタジー物語!
石津の戦いは終盤に。顕家軍と足利軍の双方の者たちの
想いが戦闘に花を添える。そして北畠顕家編は、完結へ。
第161話~第169話収録。
・解説上手の若君・・・本郷和人による解説。
今回は、堺、本郷和人オススメの歴史作品、高師直、
当時のスポーツ、尊氏の愛刀・骨喰、偽装退却。
・スペシャル対談 松井優征×今村翔吾
・SPECIAL THANKS・・・制作に関わる人々のエピソードもあり。
石津の戦いについては『太平記』(西源院本)では、
「奥州国司阿倍野(石津の戦い)で討たれ」の文のみ。
戦いの記述が無いので、松井先生やりたい放題です!
雫VS高師直の執事同士の知略勝負。
顕家軍と足利軍のガチンコ勝負。宇都宮のジイさんも凄い!
特に玄蕃と夏の連携プレイが良かったなぁ。
盛り上がりは、時行と尊氏の逃げ上手同士の化かし合い。
ここでまさかの「偽装退却」が見られるとは~。
そして戦場に溢れる想いの数々。
高師直の尊氏への心酔は神酔。南部の心意気。
顕家の時行へ託す想い。花々への想い。
花を愛で、大輪の花の如く美しく目立った顕家の最期は、
まさに百花繚乱でした。合掌。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大乱戦の様相を呈する石津の戦い。猛攻を凌ぐ顕家軍に対し、師直は天狗衆で得た情報をもとに総攻撃をかける。しかし、そこには雫の秘策が張り巡らされていた?! 南北朝の覇権争いを大きく左右する激戦の行方やいかに──。
「戦う動機は皆の仇を取るため 皆の願いに応えるため 私個人は片手に収まる小さな幸せがあれば十分 でも狭く小さい私の望みが…君の壮大な野心に劣るとは微塵も思わない だから負ける気がしない!」
師冬と相対した時行のこのセリフがアツい! この幸せに吹雪も入ってると伝える亜也子にもグッときた。野心だろうが小さな幸せだろうが、人の望みなんて比べるものじゃない。ここでまだ決着はせず、戦場は次のステージへ。
新田が師泰に一撃を加え、戦況はもつれていく。師直は消耗戦を回避すべく、顕家に狙いをしぼって天狗衆を偵察に出す。しかし、それを予測していた雫は作戦を開始する。どちらの知略が上か、読み合いが始まる! 顕家軍の布陣を読み切った師直は精鋭部隊で一斉に切り込んでいく! ここからの逆転劇が爽快。情報に紛れ込んだ一滴の嘘にはやられた。しかし、背水の陣となった師直の部隊も崩れない。顕家の矢を警戒しつつ、時行たちをいなすという傑物たる所以を魅せつけてくる。
「師直! 余は誰かに妄信的に崇められるなどお断りだ! 盲信者など引き連れるぐらいなら気の合う獣を引き連れて余は戦う!」
盲信ではなく信頼し合う者たちだからこその連携プレーが師直へと突き刺さる。勝ったッ!顕家編 完!というわけにはいかないのが歴史。モノローグを踏み潰すのは、ここに存在しないはずの邪悪。解釈の自由さで盛り上げてくる松井先生がすごい。尊氏と顕家の戦いも見応えあり。尊氏の神憑かりな強運に貫かれるも、ここで「結構!! 余は今最も美しく目立っている!!」と己の命ですら華々しく咲かせる顕家に心が奪われた。
「さあ逃げよ逃げ上手の時行! 振り返らず走る若が美しいのだ!」
最期の最期まで誇り高く生き抜いた顕家に圧倒された。これで北畠顕家編、完結! 物語自体も佳境に差し掛かろうとしているのかな。時行がどのように決着をつけていくか気になるところ。 -
最後の最後まで格を落とさずに退場した顕家さんが本当に格好いい。
初登場以来ずっと煌びやかで苛烈なお方でした。
おまけページに書かれた能力値が最強キャラ過ぎるのも納得してしまう・・・。
20歳という若さでこの世を去った顕家さんが長生きしてたら、
どうなってたんだろうと思わずにはいられません。 -
夏さん「いっけなーい遅刻遅刻(刺身)」だ。顕家さんの逃隠数値0なの面白い。どうやっても目立つからね。
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歴史改変を絶対許さない尊氏に笑う
異常な強さの説得力に史実を使う、魅力的なラスボスだわ -
「逃げ上手の若君」19巻、発売〜
2025/02/07 更新
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