本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ) / ISBN・EAN: 9784088844046
作品紹介・あらすじ
ミナトと一緒に自宅で誕生日を過ごしていた小雪。夜になって、家に一人でいることに急に寂しさを感じ、小雪は思わずミナトを引き留めてしまった。そこで小雪は、これまで秘めていた想いを吐露する。一方、美姫もヨータの家を訪れて…?
時は流れ、新しい季節へ。青春混線ストーリー、完結!
感想・レビュー・書評
-
【あらすじ】
ミナトと一緒に自宅で誕生日を過ごしていた小雪。夜になって、家に一人でいることに急に寂しさを感じ、小雪は思わずミナトを引き留めてしまった。そこで小雪は、これまで秘めていた想いを吐露する。一方、美姫もヨータの家を訪れて…?時は流れ、新しい季節へ。青春混線ストーリー、完結!
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
阿賀沢紅茶先生の作品は『正反対な君と僕』と並行して読んでいますが、どちらも思春期の男女の心理描写がすごく心に刺さります。自分が高校時代にしゃべったこともなかったアイツやあの子も、絡んでみたら楽しいことがあったのかなーと思い、高校時代に戻ってやりなおしたくなりました。やっぱり、思い込んでばかりではなくて接してみないとわからないことがたくさんあるなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うわーんおわってしまったああああ!!!
読み終わりたくなくてじっくりじわじわ進んでましたが、また読み返しますきっと。その度にうるうるじわじわしてると思います。正反対も氷城もいろいろと楽しみです。ありがとうございました。 -
昨年の10月に前巻まで読み、最新巻が今年の2月に出るまでずっと待ってた作品を、年始ゴタゴタしていて春休みに読まず、結局やっと読んだ。
この巻の中盤では親子関係についてのエピソードも大きかったが、自分は幸いなことにかなり愛されており、かつ両親の関係がめちゃくちゃいい家庭で、しかも主人公のような片親ではなかったのでやや共感に欠けた。
それより文脈を思い出すために12巻くらいから軽く読み直したが、やはり付き合う直前とその直後くらいの展開がめちゃくちゃドキドキする。
そして何より驚いたのが、昨年読んだ時はミキみたいな明るい人が好きになって失恋した直後で、「やっぱミキみたいな人が好きなんだな〜〜」とか思ってたのに、今は小雪みたいな人のこと好きになってほぼ失恋しかけみたいな状態で読むと、「いやおれやっぱこゆんみたいな人が好きなんだよな」になって、結局自分のタイプ像なんてクソほど当てにならんなと思った。
でも今好きな人は吊り目っぽいところも、アワアワしちゃうようなとこも、色々ぐるぐる考えそうなところもこゆんみたいで本当にもうああああああ
最終話の最後のシーンで『氷の城壁』という作品は、結局のメインは、恋愛をはじめとする人間関係のあれこれを通して、自分が変わっていくことを否定せずに前に進もうとする高校生を描いた作品だったんだなと再認識した。そういう意味で"氷の城壁"の描写もあったしめちゃくちゃいい終わり方だったと思う。
正反対の君と僕をこの前に読んだ時は、「自分氷の城壁の方が好きだな…」と思ったが、特に最後のキャラの進路の描写周りは、氷の城壁はやや駆け足で終わってしまった感もあり、恋愛のすれ違いやもやもやの言語化は圧倒的に氷の城壁の方が面白いのだが、高校生の人生の描写の書き込み、みたいなところで言うと意外と『正反対の君と僕』も結構良かったんだなと思った。まあ、あとはタイラズマが良すぎた。
なんか、世の中って高校生でこれを経験してる奴も全然いるのか〜〜〜って思うと、改めて経験の一つもなしにアラサーにズブズブ沈んでいってる自分の状況が冷静にえぐいなと客観視してしまい、腹をぐわっとされるあの感覚がくる。
でもそれが自傷行為みたいで気持ちいいって話もある。
なんかこういうくさくない絵柄で、キュンキュンする少女漫画もっと読みたいなーーーー。でもこういうの描けるのって知る限りでは割と阿賀沢先生意外に類似を思いつかないので、こういうのこそ本当に「先生の次回作にご期待ください」なんだなと思う。
でこういう時に、こういう話面白そうだから読みたいなとか、これなら人気でるなって考えられるやつが企画という意味での編集者向いているんだろうな。 -
あああー。またまたまた泣いてしまった。
親がいくら隠そうと、なんでもない顔をしようと、子供にはわかってしまうんだってこと。その時の空気感や親の表情は、ずっと子どもの心に残り続けるんだってこと。親の気持ちが理解できる年じゃないとか、複雑な事情がわかるはずがないとか、そういう問題じゃないんだよな。わかるわからないではなく、言葉通り「全部覚えてる」んだよな。
こゆん母娘はうまく回り始めたようだけど…こじれたままでいる親子も多い。長い時間をかけても…というか時間が経てば経つほど、解くのは難しくなる。
こういう、心の機微が細かく描かれている作品を読むたびいつも考えてしまう、これを書いた彼女(彼)はどれほど暗いトンネルの中にいたのだろう?今は抜け出せたからこそ、描けるのだと思いたい。
恋愛だけど、結局は人とヒトのつながり。
っていうかミナトもヨータもめっちゃ彼女に甘甘なんですけどもそういう男子って世の中にどれほどの割合でいるのだろうか…?え、それとも世の中の真摯に恋愛をする男子はみなさんこんな感じっすか…?男子ってなぁ…
こゆんのとなりで一晩生殺しのミナトに笑った
残 酷
-
途中は中弛みも感じたけど、最後の勢いが、深みが、心の揺れが、素晴らしい物語でした。
みなさんのオススメ通り、読んでよかった。 -
小雪とお母さん。湊と小雪。ヨータと美姫。他にも、、、かな。
相手に自分の気持ちを伝えることってとっても大切なんだね。 -
初版 帯
-
小雪の誕生日をミナトと一緒に家でダラダラ過ごすところから。
いつも1人の部屋に他の人が来た時の部屋の狭さ、帰った後の広さの感じ、すごく共感しました!
泣くほどではないけど。
小雪の自己肯定感の低さは母親から必要とされているのか?という疑問がいつもあったから、となっていたけど、お母さんもそんなつもりはなかったようで、子育てって難しい…
一度踏み込み過ぎて「ウザっ!」と思われたらもう心開いてくれなくなりそうだし。
お母さんと話したのが1番効き目ありそうだけど、ミナトの「俺が好きなのと同じぐらい小雪も自分のこと好きになって」というセリフも良かったです。
なかなかピンとこないけど、それくらい思ってくれてる人がいるってことはいずれ自己肯定感が高まる時に力になってくれると思います。
お母さんの家事と仕事で疲れてて、「たまに伝える気まぐれみたいな感謝でリセットされると思われてるのがだんだん腹立ってきて…」というセリフも分かります。
家事は分担出来てますけど、仕事で本当に疲れて余裕がない時はそれを説明する気力も無いし、どう手伝って欲しいのかも分かんないんですよね。
ユーキと秋音がどうなったのか、どうにもならなかったのかも気になります。
続編でやって欲しい。
阿賀沢紅茶の作品
本棚登録 :
感想 :
