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本 ・マンガ (200ページ) / ISBN・EAN: 9784088845692
作品紹介・あらすじ
香坂高宗の提案で再び信濃へ戻った時行は、ついに小笠原貞宗との最後の戦いに挑む! 信濃最強と謳われる小笠原軍を前に、保科、四宮、祢津らの援軍も加わり、少数ながら善戦する時行軍。だが、わずかに勝利の兆しが見え始めたその時、三千騎を率いる土岐頼遠が参戦するとの急報が入り──? 迫る絶体絶命の危機、敵であり師である貞宗との因縁決着の行方は──!?
感想・レビュー・書評
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鎌倉幕府滅亡~南北朝時代の歴史+ファンタジー物語!
1340年の大徳王寺城の戦い。
ついに長年の因縁・小笠原貞宗との最終決戦に挑む。
第179話~第187話収録。
・解説上手の若君・・・本郷和人による解説。
今回は、後醍醐天皇の功績、新田家の歴史と義貞の戦い、
信濃と塩、寝殿造と書院造、仏師、雅楽文化、小笠原貞宗、
深掘り!諏訪探究帖。
・SPECIAL THANKS・・・制作に関わる人々のエピソードもあり。
主役は小笠原貞宗。
時行にとって、戦の中での好敵手であり、
師であり、或る意味父のような存在。
貞宗にとっても時行は喜ばしい相手。
老い、信濃守護は疲れると愚痴ってたのが、時行到来で
出目を露わに元気モリモリで出陣するところがイケおじ。
最後まで時行との稀なる縁を愉しんでいるようでした。
また、信濃やその周辺の状況や事情も明らかに。
なんといっても4巻からの保科党などの登場人物たちの
再来が嬉しかったです。そして逃若党の面々の成長が
著しいこと。武芸だけでなく、身長や体格、顔つきにも。
思えば15歳くらいになったんだよなぁ~。
魅摩ちゃんも居場所ができて良かった。
お次は観応の擾乱へと歴史が動く感じ。
足利内乱は凄まじいから、楽しみです。
あ、弧次郎の父の苗字って・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示
著者プロフィール
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