ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.17
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本棚登録 : 1948
レビュー : 135
  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088900827

作品紹介・あらすじ

『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!!

感想・レビュー・書評

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  • リス‥( 'ω')

  • アイヌの人たちの文化を垣間見れる一冊。
    狩猟漫画?

  • ゴールデンカムイはロリータみたいな物語だって思う。アニメでは極力要素を排除した筋だけになっているから違うのだけど、原作は、ロリータの解説で述べられていたことととてもよく似ていると思う。長いけど引用する。

    『ロリータ』は読者ひとりひとりによって姿を変える小説である。淫らな少女愛を綴ったエロティックな小説を期待して読む人もいるだろう。さまざまな文学的言及や語りの技巧に満ちた、ポストモダン小説の先駆けとして読む人もいるだろう。話の内容はさておき、絢爛たる言語遊戯こそがこの小説のおもしろさだと考える読者もいるだろう。あるいはとんでもない大爆笑のコミック・ノヴェルとして読む人もいるだろう。アメリカを壮大なパノラマとして描いたロード・ノヴェルだと読む人もいるかもしれない。狂人に人生を奪われた不運な少女に涙する読者もいるかもしれない。伏線がいたるところに張りめぐらされた探偵小説として読む人もいるかもしれない。あるいはアメリカの一時代を活写した風俗小説だと読む人もいるかもしれない。しかし、ここであえて言うなら、『ロリータ』の本当の凄いところは、そうしたすべての要素を含んでひとつの小説にまとめあげている点にある。

    ゴールデンカムイも金塊争奪戦でありアイヌ文化であり北海道の自然であり新撰組浪漫であり政治的戦争でありロシアのパルチザンであり…男が脱ぐだけの変態漫画ではない。最初ロリータも私は読むまでただの変態小説かと思って敬遠していたが全然読んだら印象が変わった。ゴールデンカムイも同じ。物語の深み、饒舌な行間から何を読み取るのも読者の自由ってかんじがすごく好きです。最初とっちらかった情報量に追いつけないのだけど、そこをどう捉えるか、ようやく納得いった気がしました。
    逆にアニメを観たからかな、ここまで要素が排除された媒体を観たからこそ理解できたのかも知れない。やはり急ぎ足のアニメはダイジェストとしか捉えられないが、まあ声優さんは素晴らしいので観ますが、原作とは別物の楽しみ方してるので、改めて原作を読んで、その深みに気づけたような気がします。

  • 15巻まで読了。
    なんだか話題の漫画、気になって手を出したらうっかり沼ってしまったやつ。
    道産子的には舞台が北海道で親近感もわくというもの。とはいえアイヌ文化には馴染みがないので、そのあたりも興味深いです。というかこんな飯テロ漫画だとは思わなかったよね。
    14巻の展開には「!?」となりますます目が離せません。
    キャラは尾形が一番好きです。土方さんもかっこいいし牛山もかっこいい、白石は良いムードメーカーで面白いし、キャラが皆魅力的で楽しい。

  • 漫画版よりアニメ版の方が好き

  • いや、読まず嫌いできましたが、アニメ見てつい。
    絵が微妙かなー、とか思ってたのですが、そんなことなかった。
    グロくてもこちらは平気。なんでだろ。いや、チタタプは無理ですが食べられませんが。

    少女とおっさんはやっぱええなー。

  • ツイッターのTLなどでアニメ版がことのほか推されてたのもあって、絵的にやや辛いかなあ、と思いつつも、流行りものには添うてみる。北海道の何処かに埋もれた金塊を求めて、日露戦争を生き延びてしまった帰還兵「不死身の杉元」が、アイヌの少女アシリパ(ま、リは小さくならんな)と、苛酷な自然や極悪な人間相手にサバイバル。杉元の、行動は狂気孕んでるのに言動が割と一貫して真っ当なあたりのギャップが素敵。「アシリパさん」と常に「さん」付けなのも好感持てる。アイヌの持つ、森林で生き抜くための知恵の数々がかなりこと細かいのもいい。

  • マンガ大賞受賞してからなんとなーく気にはなっていたものの
    なぜか手を出さずにいた作品ですが、
    アプリで試し読みをしたところどハマりして全巻購入してしまいました。

    アイヌ文化を物語の中で違和感なく学べる上、アクションもギャグもグロもラブもグルメ(?)もぜんぶ楽しめるとっても欲張りな漫画です。
    戦争、軍人、監獄、異文化と、内容的にはもっと重苦しい作風になってもおかしくないテーマなのに、
    全体的にライトに描かれているためぬるっと読めてぬるっとハマれます。
    何より秀逸なギャグがあらゆる場面に散りばめられているので、少しシリアスな内容があってもあまり暗くなりすぎずに読み進められるのが、一番の魅力かもしれません。

    個人的見所はヒロインの変顔のバリエーションの多さと白石の顔。(先生はきっと白石がお気に入りなんだろうなぁ……。)

    多少のグロが平気な人であればぜひ。


  • 明治末、森羅万象にカムイが宿る北海の地を舞台に、日露戦帰りの元陸軍兵“不死身の杉元”がアイヌの少女アシリパとともに伝説の金塊を探す冒険マンガ。



    まずアイヌ文化と大自然の描写(大概食べられちゃうけど動物もかわいい)、やたらと美味そうに見えるチタタプなどのアイヌグルメはこのマンガの白眉。ヘタな資料館に行くよりリアリティがあってとても勉強になります。

    時代背景も、アイヌと和人が通商の相手であった時代から、石炭などの鉱資源開発や農地開拓に向けて定住・内地化が進む変革期で刺激的です。

    かつて私は一度だけ北海道を旅行しましたが、このマンガを読んだ後に行ったら見方が広がっていたかな、と思いました。多くの脱獄囚が登場するため、網走監獄や白鳥由栄などについて知っていると尚楽しめるかと(吉村昭『破獄』他)。


    本筋のストーリーは、進むにつれて人物像があやふや(権謀術数なのか構成上の伏線なのか、登場人物たちの真の目的がはっきりしない)なので、おちゃらけシーンなど本筋とは逸れた場面の方が楽しめます。さいとうたかを『サバイバル』が好きな方や、直接的な描写はありませんが、うんこやちんぽが好きな方にもオススメですよ。

  • シリアスの中に唐突にギャグをぶち込んでいるのかギャグの中にシリアスをぶち込んでいるのか・・。

    リスの脳みそを食べるときのやりとりと杉元の顔に吹いた。

    杉元がアシリパを「ちゃん」付けで子供扱いせずにちゃんと「さん」で呼んでるの好き

    アイヌの暮らしと食生活に興味がある人に勧めたいシリーズ

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