ぎんぎつね 12 (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.11
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本棚登録 : 384
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088902128

感想・レビュー・書評

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  • 12巻まで読破。巫女漫画でも妖怪漫画でもなく、神社漫画。
    ファンタジーだが、これほど神社のことをよく勉強して描いてある漫画はそうないだろう。リアリティがある。まるで神社をめぐるヒューマンドラマだ。
    絵は温かみがあって、キャラクターの描き分けが良く出来ていて、すーっと入って行きやすい。何より作者が登場人物一人一人に愛着を持っているのがすごく分かる!

    神社の娘・まことは活発で天真爛漫。性格の良さや元気さが伝わってくる。飾らないけれど魅力のあるキャラクター。(「宙のまにまに」の美星と似ている。)

    まことは神使の銀太郎と神社が大好きで、神主を目指して頑張っている。
    まことの家に下宿している悟の表情が、だんだん柔らかく明るくなってくるのもいい。悟は硬派な男子で、今時いないタイプでかっこいい。ツンデレなところがあって可愛いが、大人びた魅力を放つ少年だ。
    まことよりも悟の方が主人公かも知れない。

    そして、まことのお母さん・由子がとにかく美人!おしとやかで、可愛いのだ。

    そんなわけで、飾らない天然少女のまことも好きなのだが、自分が一番魅力を感じたキャラクターは悟と由子であった。

    久々にいい漫画に出会ったなと思っている。
    続きを読むのが楽しみ。

  • 2015年9月ここまで読了。
    神使がみえる女子高校生と、神使のふれあい中心の日常を描いたお話。

  • マコちゃん父母編終了。
    ものすごくかわいいお雛様のようなご夫婦。その後の別れを思うと切ない気持ちになります。
    早すぎる別離でも、とても幸せで暖かなご家庭を築いていたのが見て取れて幸せな気分になりました。
    これからの、悟くんやマコちゃんはどんな大人になるのかしら。淡い恋心も気になります。みんなが収まり良くまとまりますように!

  • 悩む達夫パパ。由ちゃん可愛い。豊倉家も冴木家も、なんだこのいい人たち(じーん)。そんな両親なれそめな過去編が終了して次世代に帰ってきましたw過去編も良かったんだけど、やっぱり子供たちのキャッキャッが好きだなぁと改めて思ってみたり。えぇ、ホントは銀とまこっちゃんが絡んで欲しいよ!と全力で思ってますがね。求む銀まこ!!それは次巻にとっておいて、
    とりあえず個人的には、
    まこっちゃんは悟くんより小杉くんでFA。
    今現在は全く意識されてないけど!そのうち!!www

  • 悟のやさしい眼差しが印象的でした。ひとつ大人になった感じがして。あと照れるまことかわいい。

  • かの表紙、裏とつながってるんですけど、小杉がまことのこと見てて…(つ⊂)
    内容は9割冴木夫婦の馴れ初めなのですが、とても、いい人たちのやさしい愛の育み方してて、心が癒されます。
    このあとおかあさんいなくなっちゃうの思うとつらいけど…。
    小杉が純粋にまことのことすきなの見てるの、すごくかわいくてすきなのですが、悟がまことを見る瞳が、もはや恋ではなく慈しんでるようにみえて、さとまこぉおおお!!!!

著者プロフィール

2008年、「ウルトラジャンプ」(集英社)3月号に掲載された読み切り『ぎんぎつね』でデビューを果たす。神社の一人娘・まことと神使の銀太郎を中心とした登場人物たちの触れ合いを描いた同作は、同年6月に再び読み切りでの掲載を経て、2009年6月号より連載を開始。現在も「ウルトラジャンプ」誌上で好評連載中。

「2016年 『ほいくの王さま(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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