- 本 ・マンガ (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088903767
作品紹介・あらすじ
「私、あなたのことが好きになったわ!」犠牲を生み続ける月山家殲滅戦の最中、予期せぬ“隻眼の梟"の襲来。縫われた視界から、秘められた愛情が零れ始める。掬えないその雫は、最期の放物線を描き、対象に沁みてゆく。行き場のない意志を遺して。そして、漆黒が東京を包む時、ふたつの“隻眼"が光を放ち始める。まるで、瞬きすら惜しむ、双眸のように──。
感想・レビュー・書評
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読了
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月山家殲滅戦終結から次の展開へ。
reになってからていねいに描いてきた排世と金木の対話が実を結ぶ。その描き方がまた詩的で切なさと恐ろしさを孕んでいるのがたまらない。
その副産物であるQsのメンバーも大切に描かれているな、と感じる展開もあり、どのように終わるにせよその点に対する信頼感があって良い。
謎の多い隻眼の梟を中心に据えた展開へと自然にシフトしていく中で展開していく話の流れはなんとなくいつもよりすっきりしていて読みやすい。いつものように大迫力というより、静かな衝撃をもたらす巻末から次回どう続くのか期待が広がる。 -
空中戦の躍動感とスピード感は随一だと思う
見開きの連続でスピード詰めるところとかあり得ない -
ここでこう来てしまうのか、という虚脱感が溢れる。
めまぐるしく状況が変容していく様はまだ6巻とは思えない。
この漫画は省略の仕方が上手く、情報密度を下げる事なくサクサクと話を進めるので、かなりのペースで物語が進んでいく。
内容が無印時代の展開とリンクしてるので、次巻あたりでまた大きく金木に更なる変化が訪れるはず。 -
月山、良かった~!
物語がやっと動き出した感じ。
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月山家編終了。新クインクス班。
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