ゴールデンカムイ 10 (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.13
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本棚登録 : 2207
感想 : 82
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088905891

作品紹介・あらすじ

「オイお前 白石だろッ」逃げるは上手いが、すぐ捕まる! 第七師団に捕らえられた脱獄王・白石を救うべく杉元、土方一行は「白石奪還作戦」を決行することに。迎え撃つは総本山・旭川第七師団本部!! この作戦に需要と勝機はあるのか!? 冒険・歴史浪漫・文化・狩猟グルメ! LOVE&GAG! 全部煮込んだ和風闇鍋ウエスタンついに大台・第10巻!!!!!!!!

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物のキャラの変態…もとい濃さに何回か脱落しそうになりながらも、前巻からの尾形、土方、永倉、キロ、牛山、白石、杉元、アシㇼパさん御一行がとてもいい!!
    ずっと見ていられる。恐ろしい敵って味方になるとこんな心強いのか。
    白石逃げるのわかるけど〜!
    谷垣一行はどうなるのかインカラマツは本当に信用できるのか
    鯉登少佐また出て欲しいな〜

    そんな中の最後のエピソード。杉元好きだけど読者でも末恐ろしく感じる時があった。戦慄したとしても
    アシㇼパさんは理解したいんだな。

    こういうシーンを読むと最後の最後まで彼らを見守りたいと改めて思う。
    故郷に帰れるといいな。

  • 犯罪者に乗っ取られていたコタンを救い、一段落かと思えば白石が奪われる。
    白石を取り戻すかで、それぞれが白石を思い浮かべるシーン。大爆笑して何度か見返しました。
    白石がいるとシリアスからギャグ漫画の空気になる緩急が私のツボです。
    白石は取り戻せるのか…は置いといて。
    徐々に仲間が増えていく様はジャンプ王道を思い浮かべますが、ゴールデンカムイはそこはかとなく一枚岩ではない空気を醸し、ハラハラ感を維持したまま続きを読み進めてしまう。
    どの巻も面白い。
    ちなみに詐欺師の真骨頂?も見所です。

  • 第七師団に捕まった白石を、土方とキロランケが奪還に向かう。脱獄王・白石がいなければ、網走監獄ののっぺらぼうにアクセスできないからだ。しかし白石は杉元たちと再合流する気はなさそうだ。

    江渡貝邸で片足をなくした二階堂に、兵器開発の名人・有坂中将が散弾銃を仕込んだ義足をプレゼント。

    樺戸監獄長に変装させた天才詐欺師・鈴木を伴い杉元は白石を監禁している旭川連帯の淀川中将を訪ねる。鶴見の放った鯉登にすんでのところで変装を見破られ銃撃戦に。一行は白石を連れ、連隊が試作していた気球を乗っ取りかろうじて脱出。

    杉元が旭川の連隊に乗り込む際につけている仮面は、「犬神家の一族」のパクリかな。角川映画には猟奇さしかなかったが、GKは猟奇をパロディ化した新ジャンルかもしれない。ちょいちょい下ネタぶち込んでくるのも楽しい。

  • 冒険・歴史浪漫・文化・狩猟グルメ!
    LOVE& GAG!
    全部煮込んだ和風闇鍋ウエスタンついに大台・第10巻!!!!!!!!

    …です。
    毎度煽りを引用していますが、要素盛り盛りでどんな作品なのか一言で言い表しにくいこの漫画を頑張って紹介しようとするとこうなりますよね。
    これまでどうして積読のままにしていたのか我が事ながら全く理解できない面白さに、一気読みの高揚感、積読崩しの爽快感も加わり、人生が充実しています(大袈裟)。

    カバーイラストは一周回って杉元佐一。
    これまで杉元、アシㇼパさん、土方歳三、鶴見中尉、谷垣、不敗の牛山、キロランケ、尾形、脱獄王白石が順に表紙を飾ってきました。こうして改めて振り返ってみると、登場するのは暑苦しいおっさん・じじいがほとんど、萌え要素なしでこれだけ盛り上げてみせる作者に、青年漫画の無限の可能性を感じます(大袈裟)。

    偽の刺青人皮を見分けさせるため、稀代の贋作師熊岸長庵を手に入れようとした杉元+土方チームでしたが、熊岸は流れ毒矢で死亡。
    やむを得ず、白石の脱獄術を頼りに網走監獄でのっぺら坊とコンタクトしようとを考えますが、その白石が第7師団に捕まってしまいます。
    奪還のため、脱獄囚たちのまとめ役でアイヌコタンの偽村長だった詐欺師鈴川聖弘を網走監獄の典獄犬童四郎助と偽り、旭川の第七師団の駐屯地に乗り込むことになりました。

    ということで、この巻はドタバタのバトル中心、久しぶりに疾走感あふれる展開となりました。
    土方歳三が一太刀で吊り橋を切り落とすのも、鈴川聖弘が典獄犬童四郎助に成りすまして薩摩弁を使いこなすのも、杉元が怪しさ満載のマスクをかぶって鈴川に同行するのも、偽犬童を見破った鯉登がいきなり鈴川を射殺するのも、拳銃弾とは言え2発食らった杉元が「俺は不死身の杉元だ」の一言で超人的能力を発揮するのも、鯉登が使う自顕流も、杉元一行が気球を奪取して逃走に利用するスペクタクルも、どれもこれもがストーリーの勢いを強めています。

    活躍するのはこの巻だけですが、鈴川聖弘の詐欺師っぷりが頼もしいです。顔つきや態度を似せるだけでなく、騙そうとしている相手の弱みを握り、方言まで予習してくるほどで、江戸貝といいわずか1巻ほどで退場するのが惜しまれるキャラクターでした。

    そんなドタバタの後、仕留めた鹿の腹の中でビバーク中に「杉元も干し柿を食べたら戦争へ行く前の杉元に戻れるのかな」「すべてが終わったら… 杉元の故郷へ連れていけ 私も干し柿を食べてみたい」とアシㇼパさんがつぶやくのが切ないです。
    その切ないシーンの直後に鹿の尻から白石の顔が出ているコマを持ってきて余韻をあっさり台無しにするあたりが作者野田サトルの凄みではないでしょうか。


    新キャラクター鯉登音之進登場。
    自顕流の使い手、鈴川が化けた犬童を偽物と見破る機転など、外見どおり優秀な人材に見えますが、ポケットに鶴見中尉ブロマイドを忍ばせているあたり、やっぱり変態であるのは間違いなさそう。

    キャラと言えば二階堂も存在感マシマシです。義足に散弾銃を仕込んでもらって、この先も杉元を追うのでしょうか。

    その他、谷垣、インカㇻマッ、チカパシ一行の行動が存在感を増してきました。インカㇻマッの能力は本物っぽいのですが、相変わらず目的が不明です。

    グルメ関係はアイヌのトゥレㇷ゚(オオウバユリ)料理の紹介。
    恒例オソマネタはウバユリ料理に合いそうだと杉元が持ちだした味噌に楳図かずお顔で飛びつくアシㇼパさんw。
    そして、行者ニンニクとオオウバユリの神様の話が「登場人物全員変態かよ」と杉元に突っ込まれているのも笑えます。

    アイヌの歴史や文化をこの漫画で「学んだ」と言ってはあまりに浅薄すぎるかもしれませんが、これで「興味を持った」、入り口・きっかけとなったという人は多いかもですね。巻末の【アイヌ文化関係参考文献】、手を出しやすいものはどれなんでしょうか。


    ところで、この巻に出てくる2人、鈴川聖弘と三船千鶴子にも実在のモデルがいるようです(ネット検索って便利です)。
    鈴川聖弘のモデルは鈴木和弘、「クヒオ大佐」だって。堺雅人主演で映画化されてるって…。全然知らなかった。
    そして三船千鶴子のモデルは御船千鶴子。「魍魎の匣」、「千里眼」シリーズで語られている他、「リング」シリーズの山村貞子の母親のモデル(マジで?)だそうな。「魍魎の匣」も「千里眼」も、そして「リング」も読んだのに全然覚えていない…。

    脱獄王白鳥由栄について書かれた「破獄(吉村昭)」、贋作師熊坂長庵について書かれた「疑惑(松本清張)」、そして「クヒオ大佐(幻冬舎アウトロー文庫)」。「魍魎の匣」「千里眼」「リング」の再読…。読みたいものが増えて増えてきりがない。

    それにしても、これだけ漫画のネタになった奇人変人が実在したこの頃って、面白い時代だったんでしょうねえ。
    そう言えば、電話交換手の「申します申します」みたいに時々放り込まれる「時代ネタ」も好きです。

    杉元+土方一行が無事大雪山を越えられるかどうかが気になりつつ11巻へ。

    第 91話 トゥレㇷ゚
    第 92話 変装
    第 93話 カムイコタン
    第 94話 機能美
    第 95話 似ているもの
    第 96話 千里眼
    第 97話 旭川第七師団潜入大作戦!!
    第 98話 薩摩隼人
    第 99話 飛行船
    第100話 大雪山

  • モテモテ牛山センセ~笑った!!

    で、白石たら、第七師団に捕まっちゃったよ~っていうか杉元から逃げた!?白石を奪還するため、天才詐欺師・鈴川聖弘を網走監獄の犬童に化けさせて大七師団へもぐりこんだ杉元だが…(犬神家!?)

    11巻へ続く~

  • オソマの時のアシリパちゃんの顔ほんま好き。
    白石が捕まり犠牲を払いながらも奪還に成功。
    裏切ってるようで裏切ってないことも明かしされた。
    あとは占いの人は本物なのか。

  • まって感動、、

  • 図書館にて読了。
    土方さんとキロランケが白石のために何回も脱走する機会があったのに何故か脱走せずに自由にしていた 笑
    それをキロランケがブチ切れするという場面は笑った
    杉元、土方一行がやっと合流したところでみんなが白石の顔を浮かんで、まぁいいかという納得するシーンには爆笑した。新たな登場人物が出てきた。鯉登少尉は薩摩出身で薩摩弁はドキッとした。運動能力はかなりとすごいなぁと思った。
    尾形さん新しい銃を手に入れたのか嬉しそうな顔していた鹿のシーンで干し柿の話が出た。杉元の涙に泣きそうになった

  • 「ゴールデンカムイ(10)」野田サトル著、集英社、2017.03.22
    193p ¥555 C9979 (2023.02.08読了)(2023.01.27借入)
    2頁にこれまでのあらすじが載っています。
    この巻では、偽アイヌコタンで偽村長をしていた詐欺師の鈴川聖弘が詐欺師の本領を発揮して活躍しています。
    図書館にあるのは、10巻までなので、残念ながらここで終わりです。図書館に続きが入ることがあればまた読みたいと思います。

    【目次】
    第91話 トウレプ
    第92話 変装
    第93話 カムイコタン
    第94話 機能美
    第95話 似ているもの
    第96話 千里眼
    第97話 旭川第七師団潜入大作戦!!
    第98話 薩摩隼人
    第99話 飛行船
    第100話 大雪山

    ☆関連書籍(既読)
    「ゴールデンカムイ(1)」野田サトル著、集英社、2015.01.24
    「ゴールデンカムイ(2)」野田サトル著、集英社、2015.02.24
    「ゴールデンカムイ(3)」野田サトル著、集英社、2015.05.24
    「ゴールデンカムイ(4)」野田サトル著、集英社、2015.08.24
    「ゴールデンカムイ(5)」野田サトル著、集英社、2015.12.23
    「ゴールデンカムイ(6)」野田サトル著、集英社、2016.03.23
    「ゴールデンカムイ(7)」野田サトル著、集英社、2016.04.24
    「ゴールデンカムイ(8)」野田サトル著、集英社、2016.08.24
    「ゴールデンカムイ(9)」野田サトル著、集英社、2016.11.23
    「知里幸恵『アイヌ神謡集』」中川裕著、NHK出版、2022.09.01
    (アマゾンより)
    「オイお前 白石だろッ」逃げるは上手いが、すぐ捕まる! 第七師団に捕らえられた脱獄王・白石を救うべく杉元、土方一行は「白石奪還作戦」を決行することに。迎え撃つは総本山・旭川第七師団本部!! この作戦に需要と勝機はあるのか!? 冒険・歴史浪漫・文化・狩猟グルメ! LOVE&GAG! 全部煮込んだ和風闇鍋ウエスタンついに大台・第10巻!!!!!!!!

  • やっぱりこの漫画…緊迫してるシーン多いのにギャクセン最高だ…
    二階堂くんもいいキャラだし月島さんも味でてきてて良い。詐欺師のおっさんも凄い人で惹きつけられた。
    何より尾形さん好きになってきちゃった。
    いいキャラばっかりです。

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