かぐや様は告らせたい 5 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088906232

作品紹介・あらすじ

「恋愛は告白した方が負けなのである!」
エリートの集う秀知院学園生徒会で出会った会長・白銀御行と副会長・四宮かぐや…。この両想いであるはずの天才2人が、互いに相手に惚れさせ、相手から告白させようと日常の全てで権謀術数の限りを尽くす、新感覚のラブコメ!!
第5巻では、いつもの恋愛頭脳戦に加え…YJ本誌掲載時に波乱と感動を呼んだ男と女の“夏休み編"を完全収録!! かぐや様と白銀、ひと夏の思い出をその目で確かめよ!!

感想・レビュー・書評

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  • 天才たちの恋愛頭脳戦の面影はもはやほぼなく(いうほど最初にはあったか? という気もしますが)、ツンデレたちのもだもだ迷走恋愛事情になっていますがそれでいいのだと思います。現実のツンデレは厄介なだけだけど、創作物内のツンデレはけっこう好物です。
    花火大会の会長、かっこよくて別人かと思いました。ひどい。
    花火大会の後日談の会長は打って変わってお可愛かったですね!!
    うっかり会長ヒロインかよ説に道踏み外すところでした。
    第48話「初デートでもするだろう……」「3回目のデートで」「いや これ位4回目のデートで」「5回目だよ!!」も会長可愛かったんですが。
    巻頭の人物紹介で本作ヒロインとのお墨つきをもらっている藤原書記より、この巻は会長ヒロインでした…個人の感想です…。

  • 夏休みと新学期が描かれる。藤原千花のラーメンの話が面白い。海外旅行中からラーメンが食べたくなり、早く日本に帰りたがっていた。そのラーメンの食べ方は、お洒落さとは程遠いものであった。高級感など関係なく自分が食べたいものを食べる。これが通である。

    第1巻で四宮かぐやは高級食材の弁当よりもタコさんウインナーが食べたくて仕方がなかった。値段と価値は比例しない。食べたいものを食べることが幸せである。自分に正直に生きている千花と正直に生きられない「かぐや」は対照的である。かぐやが自分に正直に生きるようになる物語になるのだろうか。

    Twitter話は普通に面白い。かぐやはIT音痴である。IT音痴にありそうな話になっている。

    「花火の音は聞こえない」はシリアスな感動作。かぐやの家庭の抑圧が描かれる。重たい話である。それにしても本家の執事は、かぐやの外出に厳しいのに、金銭の使い方は規制しないのだろうか。白銀御行への数々の仕込みには莫大な金銭を費やさなければできないものもある。

    ここでの御行は男前である。いつもの相手に告白させようという姿勢とは異なる。あれほど一生懸命な姿を見せたら、好きと言っているようなものとならないのだろうか。

    新学期に入ると元の関係に戻ってしまう。千花が御行を特訓する話は鉄板ネタになっている。実は御行と千花のカップルの方が相性がいいのではないかと思ってしまう。

  • 今回の見どころは何と言っても花火回!四宮家のシリアスな描写からの、白銀の「了解」はカッコよすぎる!それにしても、いつの間にツイッターアカウントを特定していたんだろう。白銀の抜け目なさよ。

    「だったら俺が見せてやる」
    「…ふん 『四宮の考えを読んで四宮を探せゲーム』の事か?いつものに比べれば100倍簡単だったよ」
    「知らん!だが挑戦する価値はある!四宮に花火を見せるんだよ!」
    by 白銀
    これは男前だわ!タイトルを見事に回収するオチも綺麗で素晴らしい。そして、次から流れを汲みつつも安定のギャグ路線に戻るところもいいよね。

    神ってる回も好き。最初から読み直してるけど、翼はほんとにチャラくなったなあ(笑) 生徒会メンバーが完全に手玉に取られて神っぷりに振り回されてるのは笑った。白銀は5回目のデートで神っちゃうと…(笑)

    藤原ママ特訓シリーズ、魚のさばき方編。血に慣れるために映画を見て修行した後の白銀がヤバかった。「オサカナ次ノステップ…ニ連レテク…」は爆笑した。
    ギャグもシリアスもどちらも安定して面白くていいね!

  • お互いに自分のことを好き、ってことが行動原理になってきている気がしますけどっ!? そして、ダークホース柏木!? それにしても会長、弱点が多すぎるのは、けれどご愛敬!?

  • 個人的にはラーメン回すげえ好きなんですが(むしろあれをアニメでもやったスタッフの英断も)、やはりここは花火回ですね。会長かっこええわー。最後のトンネル抜けたら花火がクライマックスというタイミングはよくあるやつかも知れないけれど、2話完結の最後にタイトル回収。そうそう、良質なアニメでここぞという時に使うあの神演出ですよ。ここでも非常に良い効果を発揮しています。1巻から比べるとかぐや様が完全にラブラブモードに入ってるので、微笑ましいというかのたうち回るというか。あと、千花ちゃんチョロすぎる。

  • 雑誌「週刊ヤングジャンプ」で連載されている赤坂アカの「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」の第5巻です。2019年のTVアニメはここまで映像化されました。2019年9月には実写映画の公開も控えています。秀知院学園生徒会副会長の四宮かぐやと会長の白銀御行を中心としたラブコメです。書紀ちゃんのラーメンだったり、会長と書紀ちゃんの料理だったり色々あったけど、今までのポンコツっぷりも夏休みに入ってからのヘタレっぷりも、全てはあの花火への伏線だったのか!?本当に素晴らしいエピソードでした。

  • シリアスなシーンで漢をみせた白銀御行。

    格好いい。

  •  安定して面白い・・・どころか、面白さの勢いは増している。
     表紙にやっと男性の絵面が登場したが、かわいくないので女の子の方がよい。
     ・・・などといった感想を書き連ねようと思ったのだが、楽しみにしているカバー下が休載してしまった為、ここに記す感想も休載することにしました。

  • 夏休みと新学期! この巻はラブ要素多めかな。夏休みのラストが感動的でした!(´Д⊂ク

  • 5巻です。4巻で勢いが盛り下がったかと思いきや、別ベクトルで復活してます。神回「花火の音は聞こえない」が掲載されています。赤坂先生はストーリー力まであるんですね。これまで仄めかしていた、かぐやの家族愛に飢えている設定も完全に活かしています。凄いの一言。
    あ、もう一つ書記ちゃんのラーメン回も神回でしたね。少年漫画的なノリが楽しい。「博多ラーメンはミニラーメンが作りやすい」というのは素直になるほどと思わされました笑

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著者プロフィール

1988年新潟県生まれ。漫画家兼イラストレーター。2011年に『電撃マオウ』で、『さよならピアノソナタ』のコミカライズ版の連載を担当。12年、ボーカロイド「IA -ARIA ON THE PLANETES-」のキャラクターデザインを担当する。13年には同誌で、「ib インスタントバレット」の連載を開始し、15年に連載を終了。同年『ミラクルジャンプ』で、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の連載を開始。その後、掲載誌を『週刊ヤングジャンプ』に移し、16年17号より連載。22年11月、 7年の連載期間を経て最終回を迎えた。20年、横槍メンゴとタッグを組み『【推しの子】』の連載を始動。同作は23年にアニメ化され、大ヒットとなる。

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