かぐや様は告らせたい 9 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)
- 集英社 (2018年4月19日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088908915
感想・レビュー・書評
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”授業中に自分の携帯電話が鳴った時みたいに 手朝の先から寒気がきた” この表現に震えました。 コミカルな日常を描きながらこの巻のメインは体育祭、石上の物語です。今まで断片的にしか描かれなかった彼の過去を主題としています。上記に挙げたモノローグや絵の描き方など細部にこだわった物語は自然と涙が零れるエピソードになっています。 また日常パートも各キャラクターと少しの過剰さがくすりと笑える作品です。 シリアスがうまいギャグ作品は信頼ができ、非常に楽しめました。
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石上の体育祭編。
正直白銀とかぐやの話は今読み返すとけっこうキツイんだがサブキャラエピソードは再読でも結構読めるのよね。というわけでそれなりに面白かったです。
つか大仏さんのアレ85話のラストが伏線ではあったのなと。 -
体育祭編は石上君の人間的成長著しい良い話だった。また、彼の名の通りの優しさと不器用さ、そして芯の強さも描かれており、人となりが良くわかった。最初は特にそういう意図を感じなかったのですが、石上とミコはくっつけるのかなぁ。口ではああ言っていても気にかけていたのか、それとも単に職務に忠実なだけなのか。そういう重い話の後に「何回でもシコシコしてよくて、でも最低一回はシコってしなきゃいけなくて限界に達した人が負けっていうゲーム」をぶちこんでくるあたり平常運転この上ない。
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体育祭編は石上の成長物語!女子を助けたという真実を知られないまま疎外され続けた石上。クラスメートはもちろん、親や教師にも信じてもらえなかった絶望感。そんな彼の足跡をたどり、その行動を認めた生徒会メンバーのカッコよさよ。白銀が書き殴った反省文は鳥肌が立った。
「人は自分の為にそこまでは怒らない 誰かの為なら簡単に悪魔にでもなる」
しかし、誰かの笑顔を守る為に、自分を悪魔にしたままで貫くことはなかなかできるものじゃない。そこから「怖くても戦える奴に僕もなりたい」と再び歩き出した石上の強さ。顔が見えるようになる演出も見事だった。ラブコメ漫画だと忘れて感動してしまった。
もちろん、ギャグ回もたくさん!ルーティーン回、藤原ママ特訓シリーズ・ソーラン節編、白銀父とかぐやの会話、そしてラストはシコシコゲームで笑って締めるというところもよかった。 -
雑誌「週刊ヤングジャンプ」で連載されている赤坂アカの「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」の第9巻です。2019年にTVアニメが放送されました。2019年9月には実写映画の公開も控えています。秀知院学園生徒会副会長の四宮かぐやと会長の白銀御行を中心としたラブコメです。いつも通りのギャグが続く中での、感動の石上優の体育祭エピソード収録です。今までもちょくちょく触れられていた石上優の過去の事件について描かれています。なんだ、すげぇ良い奴じゃんか。これからは前を向いて。。。と思ったけど、無理でしたね。
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表紙はレギュラー野郎陣で可愛くはない。
コメディが半端にシリアスに寄せてくると、白けて面白くないものだが、半端なくドシリアスをぶち込んできて、痺れる。
もともとシリアスな土壌で、コメディを演じていたからなし得る構成。
讎
もう一つの表紙裏は解けたけど何だか分からん。
こっちも文字なのかな?
顔のようにも見えるし・・・。
電子版は興味ないから読んだことないんだけど、この辺りの表紙裏のお遊びとかやっぱりないのかしら。
ふと思った。