オリンピア・キュクロス 1 (ヤングジャンプコミックス)

  • 集英社
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本棚登録 : 196
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088910796

感想・レビュー・書評

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  • 1964年東京オリンピックの年に古代ギリシャ人がタイムスリップ!でも何で裸?主人公デメトリウスはそれでも走る!マラソンの起源もわかって勉強になる。2020東京オリンピックもちかいことだしそれまで連載が続くことを願う!

  • どこかで見たことのある展開…。

  • ワンパターン、そう揶揄する人もいるだろう
    確かに、前作『テルマエ・ロマエ』と被っている、古代から現代日本へのタイムスリップって展開が
    けど、それの何が問題だ?
    他の漫画家がやったならアウトだけど、ヤマザキ先生本人が新作に、そのネタを使っても、全く問題はない
    それどころか、『テルマエ・ロマエ』に負けない面白さが凝縮されているのだから、逆に、ヤマザキ先生の実力の高さを賞賛すべきだ
    前回の『テルマエ・ロマエ』のテーマが、心身を癒す象徴である入浴だったからか、この『オリンピア・キュクロス』は運動、しかも、オリンピックが土台になっている、をメインに持ってきている
    既に、映画化の話が動き出していても驚きはしない
    ただ、内容はともかく、競技者は時代的に真っ裸で運動するのが当たり前なので、その辺りが障害になりそうではある
    また、古代ギリシャ人たちが登場するので、キャストを用意するのも大変そうだ
    さすがに、再び、阿部寛さんに主人公のデメトリオスを演じてもらう訳にはいくまい。阿部さんの身体能力を疑う訳じゃないが、やはり、素っ裸で運動させるってのはマズかろう
    まぁ、映画化云々は、その辺の決定権を抱えているお偉いさん方に任せるとして、この(1)の本編について語ろう
    先にも触れたが、古代ギリシャ人であるデメトリオスが日本にタイムスリップし、そこで日本人の感性や文化に触れ、驚かされる。そして、その衝撃を元の時代に持ち戻り、新たな文化を生み出している
    『テルマエ・ロマエ』と同じく、読み手に歴史が狂うんじゃね、とツッコませるストーリーであるが、この『オリンピア・キュクロス』は面白い、と感じさせる大きな理由は、彼がやってきてしまう時代が1964年ってことだ
    そう、東京オリンピックに沸いている頃である
    大戦の傷から立ち直りつつある日本人の熱に触れる事で、身体能力は優れながらも、他人と競う事に抵抗があったデメトリオスは、運動の楽しさに気付いていく
    あくまで、素人の印象だけど、『テルマエ・ロマエ』を描いている時よりも大変なのではないか
    何故って、ヤマザキ先生は古代ギリシャの事だけでなく、1964年の日本・東京についても、綿密な取材をせねばならない
    ただ、大変な分、描く面白さは『テルマエ・ロマエ』の時よりも強いのかも
    デメトリオスが本物の古代ギリシャ人である事を信じ、彼に真理を説く巌谷先生も良い味が出ている。この人が、古代ギリシャに行っちゃうってパターンも今後、あるのかな
    どの回も、ヤマザキ先生のポリシーがひしひしと伝わってくる。その中で、私が最も衝撃を受けたのは・・・・・・次回予告だ
    恐らくだが、他の漫画読みも、この次回予告に「マヂか!?」と驚いたんじゃないだろうか
    あの人は、例え、後ろ姿であっても正体が何となく判ってしまう者だ
    果たして、あの人との出逢いは、デメストリオスにどんな変化を齎し、古代ギリシャに何を起こしてしまうのか、ワクワクするような、ドキドキするような
    この台詞を引用に選んだのは、本気の言葉だな、と感じられたので
    ヤマザキ先生が、心の底から、観衆に多くの感動を与える運動や選手に尊敬と感謝を抱いていなきゃ、ここまでの説得力は生じない
    相撲やアメフト、ボクシングと、ここ最近、次から次に問題ばかりが起こっているけど、一心に頂点だけを目指して、人生を懸けている選手らの努力だけは邪魔しないでほしいもんだ
    問題を起こす輩どもは全員、スポーツの楽しさを忘れちまった可哀想な奴らなんだろうな

  • 『テルマエ・ロマエ』とプロットは同じだけど、
    テーマがまったり系の「風呂」じゃなくアッパー系の「運動」なので、
    これはこれでおもしろい。
    草食系主人公デメトリオスの活躍が、尚武的で闘争的な古代ギリシャ人
    (ポリスの正規メンバーにカウントされない女性と奴隷は除く)の体育観、
    身体観にどう影響していくか、興味深い。
    それと古代ギリシャといえばパイデラスティア(衆道)、この習俗を
    どう取り入れるのか、なかったことにするのか、さらに興味深い。
    町の体育場に集う十代男子をおじさんが入り待ち出待ちストーカーするのは、
    史料によればふつうにあったことのようだから、
    避けて通るのはもったいないw気がする。
    それとスパルタでは女子にも運動が奨励されていたから、
    腹筋割れてるラケダイモン(スパルタ)女子も見てみたい。

  • 古代ギリシャで生きる青年が1964年の東京にタイムスリップする。どちらもオリンピックを開催する年であり、1964年の東京から青年はヒントを得て古代ギリシャに戻った時活用する。

  • 古代ギリシャ版「テルマエ・ロマエ」…これはこれで、一つの様式ですなぁ。

  • そつなくまとまっていておもしろいけど、どうしてもテルマエ・ロマエの2番煎じの感じがしてしまいます。はちゃめちゃ感が足りないというか・・。

  • 『テルマエ・ロマエ』の二番煎じと言われても、これはこれで面白い。やっぱり、タイムスリップって楽しいね!

  • テルマエロマエは好きだったんですよ。映画も見に行っちゃいましたし。ま、これも似たようなものなんですが、いくらなんでも似すぎですよねえ。他の人が書いたら、剽窃って言われますよね。テルマエロマエとの違いは、タイムスリップするのが、ギリシャ人で、通訳やってくれるのが爺さんってだけですよね。オリンピック協賛ってことなんですかねえ。

  • 「競技は戦の代わりにするものではない 単純に人々に命の喜びをもたらすもの」

    「テルマエロマエ」のヤマザキマリの最新作。
    今度はギリシャ人が昭和の東京オリンピックにタイムスリップするお話。
    テルマエと同じようなコンセプトだが、安定して面白い。

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著者プロフィール

1967年東京都生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの美術学校で油絵と美術史などを学ぶ。97年、漫画家としてデビュー。その後、シリア、ポルトガル、アメリカで暮らし、現在はイタリアに在住。2010年、漫画『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)で手塚治虫文化賞短編賞を受賞。漫画作品に『スティーブ・ジョブズ』、『モーレツ! イタリア家族』(共に講談社)、『オリンピア・キュクロス』(集英社)などが、エッセイに『国境のない生き方――私をつくった本と旅』(集英社新書)、『男性論』(文春新書)、『ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ』(文藝春秋)などがある。

「2020年 『別冊NHK100分de名著 ナショナリズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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