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Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ) / ISBN・EAN: 9784088910796
作品紹介・あらすじ
古代ギリシャの青年デメトリオスは、壺絵師見習いの“草食系オタク"。ある日、村の争いに巻き込まれ、思い悩むうち、なぜか"1964年オリンピックに沸く東京"に漂着…!? 時空を超えた奇跡の喜劇、ここに開幕──!!!
感想・レビュー・書評
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1964年東京オリンピックの年に古代ギリシャ人がタイムスリップ!でも何で裸?主人公デメトリウスはそれでも走る!マラソンの起源もわかって勉強になる。2020東京オリンピックもちかいことだしそれまで連載が続くことを願う!
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「テルマエロマエ」のヤマザキマリさん。
同じように、日本へタイムトラベルする話とあって、ちょっとどうかなぁと思っていたのですが。
可笑しさはあいかわらずで、そんなことあるわけないって思うようなツッコミどころは満載ですが、スポーツの意味やオリンピックの意味に想いを至らせる主人公に、とても共感してしまいました。
主人公の思いは、ヤマザキマリさんご自身の思いでもあるようです。
国のために、県のために、母校のために、と、過剰なプレッシャーをかけられ、金メダルがとれなかったら「ごめんなさい」と言わなければならないような、競争、競技会。
みなで楽しみを分かち合ったり、神に感謝を捧げるための競技を、主人公デメトリオスは、しだいに見いだしていくことになるのですが、何ごとにも邪な考えをもつ者はいるもの。
コレから先、どうなるか、主人公は自分の思いを貫いていくことができるのか、楽しみです。
ところで、主人公デメトリオスは、壺に絵を描く絵付け師なのです。あまり上手い絵付け師ではないのですが。
ギリシアの壺といえば、神話や兵士が描かれたものを思いだすと思います。
そこに描かれたものが、少女漫画のようなものもあるということで、びっくり。
青池保子さんや池田理代子さんが描いたかのようなキラキラひとみの人物の壺がある、と、後書きというかコラムの文の中にあって、是非見てみたいと、嬉しくなってしまいました。 -
ワンパターン、そう揶揄する人もいるだろう
確かに、前作『テルマエ・ロマエ』と被っている、古代から現代日本へのタイムスリップって展開が
けど、それの何が問題だ?
他の漫画家がやったならアウトだけど、ヤマザキ先生本人が新作に、そのネタを使っても、全く問題はない
それどころか、『テルマエ・ロマエ』に負けない面白さが凝縮されているのだから、逆に、ヤマザキ先生の実力の高さを賞賛すべきだ
前回の『テルマエ・ロマエ』のテーマが、心身を癒す象徴である入浴だったからか、この『オリンピア・キュクロス』は運動、しかも、オリンピックが土台になっている、をメインに持ってきている
既に、映画化の話が動き出していても驚きはしない
ただ、内容はともかく、競技者は時代的に真っ裸で運動するのが当たり前なので、その辺りが障害になりそうではある
また、古代ギリシャ人たちが登場するので、キャストを用意するのも大変そうだ
さすがに、再び、阿部寛さんに主人公のデメトリオスを演じてもらう訳にはいくまい。阿部さんの身体能力を疑う訳じゃないが、やはり、素っ裸で運動させるってのはマズかろう
まぁ、映画化云々は、その辺の決定権を抱えているお偉いさん方に任せるとして、この(1)の本編について語ろう
先にも触れたが、古代ギリシャ人であるデメトリオスが日本にタイムスリップし、そこで日本人の感性や文化に触れ、驚かされる。そして、その衝撃を元の時代に持ち戻り、新たな文化を生み出している
『テルマエ・ロマエ』と同じく、読み手に歴史が狂うんじゃね、とツッコませるストーリーであるが、この『オリンピア・キュクロス』は面白い、と感じさせる大きな理由は、彼がやってきてしまう時代が1964年ってことだ
そう、東京オリンピックに沸いている頃である
大戦の傷から立ち直りつつある日本人の熱に触れる事で、身体能力は優れながらも、他人と競う事に抵抗があったデメトリオスは、運動の楽しさに気付いていく
あくまで、素人の印象だけど、『テルマエ・ロマエ』を描いている時よりも大変なのではないか
何故って、ヤマザキ先生は古代ギリシャの事だけでなく、1964年の日本・東京についても、綿密な取材をせねばならない
ただ、大変な分、描く面白さは『テルマエ・ロマエ』の時よりも強いのかも
デメトリオスが本物の古代ギリシャ人である事を信じ、彼に真理を説く巌谷先生も良い味が出ている。この人が、古代ギリシャに行っちゃうってパターンも今後、あるのかな
どの回も、ヤマザキ先生のポリシーがひしひしと伝わってくる。その中で、私が最も衝撃を受けたのは・・・・・・次回予告だ
恐らくだが、他の漫画読みも、この次回予告に「マヂか!?」と驚いたんじゃないだろうか
あの人は、例え、後ろ姿であっても正体が何となく判ってしまう者だ
果たして、あの人との出逢いは、デメストリオスにどんな変化を齎し、古代ギリシャに何を起こしてしまうのか、ワクワクするような、ドキドキするような
この台詞を引用に選んだのは、本気の言葉だな、と感じられたので
ヤマザキ先生が、心の底から、観衆に多くの感動を与える運動や選手に尊敬と感謝を抱いていなきゃ、ここまでの説得力は生じない
相撲やアメフト、ボクシングと、ここ最近、次から次に問題ばかりが起こっているけど、一心に頂点だけを目指して、人生を懸けている選手らの努力だけは邪魔しないでほしいもんだ
問題を起こす輩どもは全員、スポーツの楽しさを忘れちまった可哀想な奴らなんだろうな -
『テルマエ・ロマエ』とプロットは同じだけど、
テーマがまったり系の「風呂」じゃなくアッパー系の「運動」なので、
これはこれでおもしろい。
草食系主人公デメトリオスの活躍が、尚武的で闘争的な古代ギリシャ人
(ポリスの正規メンバーにカウントされない女性と奴隷は除く)の体育観、
身体観にどう影響していくか、興味深い。
それと古代ギリシャといえばパイデラスティア(衆道)、この習俗を
どう取り入れるのか、なかったことにするのか、さらに興味深い。
町の体育場に集う十代男子をおじさんが入り待ち出待ちストーカーするのは、
史料によればふつうにあったことのようだから、
避けて通るのはもったいないw気がする。
それとスパルタでは女子にも運動が奨励されていたから、
腹筋割れてるラケダイモン(スパルタ)女子も見てみたい。 -
カタカナの名前が入ってこない!けど続きも読みたいと思いました。ヤマザキマリさんの絵が好きです。
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テルマエロマエを読んだ人ならば、そのアイディアの萌芽をこの作品に見ることができる。仕事もプライベートも行き詰まっている古代ギリシャの壺絵師が、タイムスリップして来訪した日本で出会ったマンガから多くを学びながら成長していく、という導入。壺絵とマンガの共通点軸に物語が展開する構造は、テルマエロマエにおける古代ローマ大衆浴場と日本の温泉のそれに酷似している。私は先にテルマエロマエを読んだため、新鮮さは少なかったが物語として楽しめた。
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普段漫画を読まない私は、初めは「読みにくいかもなー」と身構えてしまいましたが、そんなこともなく次のページが気になる本でした。
2巻目を読むのが楽しみです。 -
2022/2/26
「もしかすると古代ギリシャ人は、訓練とプレッシャーという苦しみから解放される運動の勝者を、人間が普遍的に向き合わなければならない生きる苦しみからの解放の表現者、と捉えていたのではないかとも思っています」 -
かなり面白かった。 ヤマザキマリさんの著書は初めて読むが、漫画も面白く、愛すべきキャラクター達の活躍。 最後の自らの考えや、古代ギリシア・ローマ文化をまとめた文章は聡明さを感じる。 2巻からも楽しみに読みたい。
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2020.04.26
切り口を変えたテルマエ・ロマエの続編と思えば、なんてことない楽しい作品でした。まだキャラの魅力が不足感ありますが。 -
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古代ギリシャで生きる青年が1964年の東京にタイムスリップする。どちらもオリンピックを開催する年であり、1964年の東京から青年はヒントを得て古代ギリシャに戻った時活用する。
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古代ギリシャ版「テルマエ・ロマエ」…これはこれで、一つの様式ですなぁ。
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そつなくまとまっていておもしろいけど、どうしてもテルマエ・ロマエの2番煎じの感じがしてしまいます。はちゃめちゃ感が足りないというか・・。
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『テルマエ・ロマエ』の二番煎じと言われても、これはこれで面白い。やっぱり、タイムスリップって楽しいね!
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テルマエロマエは好きだったんですよ。映画も見に行っちゃいましたし。ま、これも似たようなものなんですが、いくらなんでも似すぎですよねえ。他の人が書いたら、剽窃って言われますよね。テルマエロマエとの違いは、タイムスリップするのが、ギリシャ人で、通訳やってくれるのが爺さんってだけですよね。オリンピック協賛ってことなんですかねえ。
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「競技は戦の代わりにするものではない 単純に人々に命の喜びをもたらすもの」
「テルマエロマエ」のヤマザキマリの最新作。
今度はギリシャ人が昭和の東京オリンピックにタイムスリップするお話。
テルマエと同じようなコンセプトだが、安定して面白い。 -
東京オリンピックを舞台ににギリシャ人がタイムスリップする。「テルマエ・ロマエ」のローマ人と銭湯・温泉の手法の二番煎じだが、今回の方がストーリーとしての強度はある予感。次回作が楽しみ。
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古代ギリシャの壺絵師の青年デメトリオス。運動が得意なことから、隣村との協議に駆り出され、壺の中で悩んでいたら、雷に撃たれ、東京オリンピックの時の東京へタイムスリップ。そこで見かけたたまご運び走、盆踊りに屋台、聖火リレーなど、さまざまなものを古代ギリシャに持ち帰り、大活躍するお話。にしても、いきなり家に古代ギリシャ人がきても動じない巌野さん、肝太すぎ!そして古代ギリシャに造詣深くて古代ギリシャ語喋れるとか何者?!。次々に村を活性化させるイベントを連発するデメトリオスに、本家のオリンピック委員会も対抗しようと策を練るところまでで、この巻はおわり。「運動の勝者を、人間が普遍的に向き合わなければならない生きる苦しみからの解放の表現者、と捉えていたのではないか。」という見方、自分の力が人の力になる、運動は表現だ、という視点が斬新。
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古代人がとあるきっかけでタイムスリップしてしまい、
タイムスリップ先の日本で見聞した事を活かして自分もまわりも変わっていく……。
この仕立は『テルマエ・ロマエ』と変わらない。
今回の主人公は古代ギリシアの壷絵師である。
ギリシアの美しい壷は、誰でも、美術の教科書や歴史の教科書でお馴染みではないかと思う。
綺麗ですよね。
私もあの画像が大好きだった。
柄も彫刻も、独特の、写実的でありながら一定のスタイルがあり、それが繊細な美的感覚で息づいている。
……但し主人公は壷絵師としては落第すれすれのへたくそだ。
ところが、稀代の臆病者で競争ごとが大嫌いなくせに、雨同能力「だけは」人並み優れているのだ。
主人公がその運動能力を村長に認められて、村を活かすための競技会に出場するよう求められるのだが、競争ごとが大嫌いな主人公は悩んでしまう。
大きな壷に隠れて頭を抱えていると……、
がーん!
いきなり壷が雷に打たれ(主人公が祈ったゼウスのみわざであろうか)、なんと1964年の日本に飛ばされてしまうのだ!
そう、飛ばされた先の日本は戦後の復興を賭けた東京オリンピックが始まるところだった。
ここで見た日本の文化や、日本人が思うオリンピックを見聞きして、ギリシアでもそれなりに実行しようとした主人公が周囲に投げかける波紋は!
このあたり、『テルマエ・ロマエ』より更に面白いと言える。
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