ごほうびおひとり鮨 5 (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
制作 : 早川 光 
  • 集英社
4.33
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本棚登録 : 24
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088912653

作品紹介・あらすじ

おひとり鮨熱がますます上昇中の藍子。横浜では鮨の求道者に出会い、銀座ではシャリとネタの温度で変化するロジカルなお鮨を味わい、鮨オタとして成長中。しかし、いまだ憧れの鮨レビュアー「よだれ5リットル」の正体は謎のママ…と思いきや!? アラサー女子・藍子の“ごほうびおひとり鮨"がついにクライマックスを迎える注目の最終巻!!

感想・レビュー・書評

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  • ごちそうさまでしたッッ
    良い食漫画を読ませていただき、ありがとうございました!!
    『真・中華一番!!』のアニメ化が決定した小川悦司先生の『すしいち』とは違った面白さと知識、リアクションで、本物の美味しい鮨の魅力を、読み手にガッツリ伝えてくれてました、最初から最後まで

    申し訳ない事に、(1)から、ずっと、いつか、一人で、こういう回らない鮨屋デビューしたい、と書いていたんですが、結局、チャレンジする前に、最終回を、この作品が先に迎えてしまいましたねェ
    決して、ビビってる訳じゃなかったんですが、こう、タイミングが合いそうで合わなかったんです
    いっその事、「小説家になろう!」に投稿している小説でデビューが決まって、賞金、または、印税が手元に入るまで我慢ってことにしちゃおうか、と思ってます
    私の作品を、優しい目で読んでくださる方々からは、「それだと、随分、先になりそうですね」と言われちゃいそうではありますが
    何か、自分で言っておいて、勝手に凹んでしまいそうなので、鮨屋デビューは脇に置きましょう

    最初から、藍子さんの、美味しい鮨を食べた時のリアクションは、読み手の食欲を刺激できるだけのクオリティでした
    最終巻となる、この(5)は、集大成と言うべきなのか、これまで以上に良い反応を魅せてくれ、一層、美味しい鮨を食べに行きたくなりました
    また、藍子のリアクションだけじゃなく、鮨屋のご主人の皆様も、個性豊かで、読み手を飽きさせない味の彩りを構成していました
    一つの道を努力しながら進んでいくと、人間は、こうなれるんだな、と感動します
    美味しい鮨は人を幸福に出来る、を漫画と言う形で証明した、早川先生と王嶋先生には、改めて、感謝したいです

    ラブコメ、と言えるほどではないにしろ、藍子の「よだれ5リットル」氏への尊敬と思慕の念は、ストーリーの味を際立たせる、良い食感になっていたように思います
    やっぱり、と言っちゃ失礼かも知れませんけど、「よだれ5リットル」氏の正体は、子安さんでした
    最後の最後で正体バレを持ってきて、その流れで、この作品のタイトルを根底から引っ繰り返しかねない、藍子と子安さんが「鮨 わたなべ」で一緒に鮨を食すラストへ着地したのは見事です
    いっそ、タイトルを「ごほうびおふたり鮨」にタイトルを変え、続編を描いてくれればいいのに、と我儘を言いたくなるほどです

    最終回を迎えた事以外にも、一つ残念に思っている事があるんですよね
    それが、ドラマ化しなかった事
    女性が名高い鮨屋に一人で行くのは、決して、生意気な事じゃない、と世間に知らしめるには、ピッタリの内容だと思っているので、結構、期待していたんですよね
    『ワカコ酒』だって、ドラマ化してるんですから、この作品もドラマにしましょうよ、ドラマ作りのプロの皆さん
    できりゃ、『ワカコ酒』のスタッフさんに制作をお願いしたいですね
    食系ドラマの美味しい作り方を、かなり熟知していそうですし
    まぁ、問題は、この『ごほうびおひとり鮨』で紹介された名店の店主の方々が、ドラマに出演してくれるか、店を撮影に使わせてくれるか、ですね
    漫画ならOKだけど、ドラマに出るのは恥ずかしいから勘弁してください、と言いそうだ、皆さん

    この台詞を引用に選んだのは、凄いな、と心から震えたので
    変態、そう聞くと、アブノーマルっつーか、マイナスなイメージが生じてしまいます
    けど、変態と呼ばれるくらい、また、変態と評価される事も厭わず、逆に誇りと出来るくらい、自分の好きな事に没頭できるのは、性別、人種、年齢は関係なく、カッコいい、と私は思います
    それは、恐らく、私が、まだ、小説を書く事に対し、変態になれていないからかも知れません
    この作品を読み、この言葉に震えた事で、改めて、プロの小説家になるべく、夢を追い続けるやる気が強くなりました
    「いやあ・・・すべてにおいて、こだわりがすごいですね。変態っていうか・・・」
    「変態には、まだまだです」(by藍子、鮨はま田の親方)

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