ごほうびおひとり鮨 5 (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088912653

作品紹介・あらすじ

おひとり鮨熱がますます上昇中の藍子。横浜では鮨の求道者に出会い、銀座ではシャリとネタの温度で変化するロジカルなお鮨を味わい、鮨オタとして成長中。しかし、いまだ憧れの鮨レビュアー「よだれ5リットル」の正体は謎のママ…と思いきや!? アラサー女子・藍子の“ごほうびおひとり鮨"がついにクライマックスを迎える注目の最終巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 作中で紹介されたお寿司屋さんには一軒も行けてないけど楽しく拝読させていただきました。お寿司食べたい。

  • 完結。毎話読むたびお寿司食べたい気持ちが溢れました。カウンター、いいなぁほんっとおいしそうだった。

  • ごちそうさまでしたッッ
    良い食漫画を読ませていただき、ありがとうございました!!
    『真・中華一番!!』のアニメ化が決定した小川悦司先生の『すしいち』とは違った面白さと知識、リアクションで、本物の美味しい鮨の魅力を、読み手にガッツリ伝えてくれてました、最初から最後まで

    申し訳ない事に、(1)から、ずっと、いつか、一人で、こういう回らない鮨屋デビューしたい、と書いていたんですが、結局、チャレンジする前に、最終回を、この作品が先に迎えてしまいましたねェ
    決して、ビビってる訳じゃなかったんですが、こう、タイミングが合いそうで合わなかったんです
    いっその事、「小説家になろう!」に投稿している小説でデビューが決まって、賞金、または、印税が手元に入るまで我慢ってことにしちゃおうか、と思ってます
    私の作品を、優しい目で読んでくださる方々からは、「それだと、随分、先になりそうですね」と言われちゃいそうではありますが
    何か、自分で言っておいて、勝手に凹んでしまいそうなので、鮨屋デビューは脇に置きましょう

    最初から、藍子さんの、美味しい鮨を食べた時のリアクションは、読み手の食欲を刺激できるだけのクオリティでした
    最終巻となる、この(5)は、集大成と言うべきなのか、これまで以上に良い反応を魅せてくれ、一層、美味しい鮨を食べに行きたくなりました
    また、藍子のリアクションだけじゃなく、鮨屋のご主人の皆様も、個性豊かで、読み手を飽きさせない味の彩りを構成していました
    一つの道を努力しながら進んでいくと、人間は、こうなれるんだな、と感動します
    美味しい鮨は人を幸福に出来る、を漫画と言う形で証明した、早川先生と王嶋先生には、改めて、感謝したいです

    ラブコメ、と言えるほどではないにしろ、藍子の「よだれ5リットル」氏への尊敬と思慕の念は、ストーリーの味を際立たせる、良い食感になっていたように思います
    やっぱり、と言っちゃ失礼かも知れませんけど、「よだれ5リットル」氏の正体は、子安さんでした
    最後の最後で正体バレを持ってきて、その流れで、この作品のタイトルを根底から引っ繰り返しかねない、藍子と子安さんが「鮨 わたなべ」で一緒に鮨を食すラストへ着地したのは見事です
    いっそ、タイトルを「ごほうびおふたり鮨」にタイトルを変え、続編を描いてくれればいいのに、と我儘を言いたくなるほどです

    最終回を迎えた事以外にも、一つ残念に思っている事があるんですよね
    それが、ドラマ化しなかった事
    女性が名高い鮨屋に一人で行くのは、決して、生意気な事じゃない、と世間に知らしめるには、ピッタリの内容だと思っているので、結構、期待していたんですよね
    『ワカコ酒』だって、ドラマ化してるんですから、この作品もドラマにしましょうよ、ドラマ作りのプロの皆さん
    できりゃ、『ワカコ酒』のスタッフさんに制作をお願いしたいですね
    食系ドラマの美味しい作り方を、かなり熟知していそうですし
    まぁ、問題は、この『ごほうびおひとり鮨』で紹介された名店の店主の方々が、ドラマに出演してくれるか、店を撮影に使わせてくれるか、ですね
    漫画ならOKだけど、ドラマに出るのは恥ずかしいから勘弁してください、と言いそうだ、皆さん

    この台詞を引用に選んだのは、凄いな、と心から震えたので
    変態、そう聞くと、アブノーマルっつーか、マイナスなイメージが生じてしまいます
    けど、変態と呼ばれるくらい、また、変態と評価される事も厭わず、逆に誇りと出来るくらい、自分の好きな事に没頭できるのは、性別、人種、年齢は関係なく、カッコいい、と私は思います
    それは、恐らく、私が、まだ、小説を書く事に対し、変態になれていないからかも知れません
    この作品を読み、この言葉に震えた事で、改めて、プロの小説家になるべく、夢を追い続けるやる気が強くなりました
    「いやあ・・・すべてにおいて、こだわりがすごいですね。変態っていうか・・・」
    「変態には、まだまだです」(by藍子、鮨はま田の親方)

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