かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(15) (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.27
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本棚登録 : 1082
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088913209

作品紹介・あらすじ

「恋愛は告白した方が負けなのである!」
エリートの集う秀知院学園生徒会で出会った会長・白銀御行と副会長・四宮かぐや…。この両想いであるはずの天才2人が、互いに相手に惚れさせ、相手から告白させようと日常の全てで権謀術数の限りを尽くす、新感覚のラブコメ!!
第15巻では、新章に突入!! 文化祭でのウルトラロマンティックを経て、急接近した白銀とかぐや。世間のクリスマスムードが高まる中、このまま“普通"の恋人同士になるかと思いきや、“氷"のかぐやが目覚めてしまう…。
“完璧でありたい"白銀と、“完璧じゃない"所こそを求めるかぐや、まだまだ、“ファーストキッスは終わらない"。

感想・レビュー・書評

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  • アニメで追ってた勢です。
    アニメでの雰囲気と漫画の雰囲気ってそんな変わらないんだなぁと思ったり。それにしても流れ上、シリアスな雰囲気があって、いつものニヤニヤできるコントがなかったのが少し残念。

  • 財閥令嬢の四宮かぐやは一流シェフの作った高級弁当を持っているが、それよりもタコさんウインナーが羨ましい(『かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦 1』2016年)。ようやく『かぐや様は告らせたい 15』(2019年)でタコさんウインナーを食べられる。「金持ちもてりやきバーガー食べるんだ」との感想も登場する(『かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦 24』2021年)。高価な食べ物が良いというものではない。

  • 雑誌「週刊ヤングジャンプ」で連載中の赤坂アカ「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」の第15巻です。TVアニメ、実写映画とメディアミックス展開しています。秀知院学園生徒会副会長の四宮かぐやと会長の白銀御行を中心としたラブコメです。本巻は「氷かぐや」編です。あのままラブラブにしてしまっても良かった気もしますが、御行やかぐやの気持ちや考えを掘り下げて描くことも必要なことだったんだと思います。

  • 過去回をリメイクする事で、これまで読んできた読書に「あの話をアレンジしたバージョンかー笑」と思わせている。
    レメイクされている回としては白銀会長のお弁当をかぐやが何とかして食べようとする回である。これを今回は冷徹なかぐやがお弁当を食べようとする。
    ここでは会長のお弁当を食べたいかぐやとどうするのが正解なのかを悩む白銀が描かれており、読んでいて恥ずかしいような、背中を押したくなる感情になる。

  • けんだまは爆笑だった。

  • 氷かぐや編完結。かぐやと白銀の闇の部分を掘り下げた話でありシリアス色が強いが、合間に挟まるギャグがちょうどいい緩急を生み出してる。雑誌掲載時は賛否両論あったというが、一冊の単行本にまとまると読みやすい。
    個人的にはかぐやと白銀の弱さが見れたのが嬉しかった。
    タイプは違えど天才型と秀才型で完璧な二人。そんな二人もまた傷付きやすさや弱さ狡さを隠し持ち、相手にふさわしい人間になろうと虚勢を張っている。特に今巻明らかになる白銀の過去は意外。母親絡みのトラウマは根深そうだなあ……受験に成功した妹だけ連れて出て行ったとの事だが、現在同居してるのを見ると、圭だけ戻ってきたのだろうか。父親も前妻に気持ちを残してる描写があったし、今後正式に母親が登場して話に絡んでくるのが楽しみ。
    ツンツン氷かぐやの素直になれないアピールも可愛かったが、病院とクリスマスパーティーのエピソードはきゅんとする。そしてヤブ医者、いい仕事してる……ラーメン四天王など魅力的なチョイ役も本作の魅力だが、まさか孫が翼だったとは!過ぎる17の呪いが危ぶまれる。
    白銀曰く「イルミネーションの一つもない、全然ロマンチックじゃない」公園が、かぐやにとっては最高にロマンチックな場所だった。
    沢山の風船が飛ぶ文化祭のキスは名シーンだが、肩肘張らない「普通」に憧れるかぐやは、白銀と一緒ならどこでもロマンチックな場所に早変わりする事に既に気付いている。幻滅されることに怯える気持ちはだれにでもある。好きな人なら尚更だ。その怯えを乗り越え、さらに歩み寄った二人の姿が尊い……。
    1ページ丸々使ったキスのプロセスなど、エモさ爆発。
    15巻かけてハイテンションな駆け引きを描いてきたからこそ、どちらからどうやってキスするか、このシンプルな条件だけでドキドキするドラマが生まれる。
    白銀とかぐやの恋愛が一区切りする節目的な巻。

  • 前巻に引き続き真剣なふたり~はああ自意識がアレでソレでかわゆいねぇ~順調ですね~
    ところで石上くんを応援してたのですが、ふと人物紹介ページ見たら伊井野さんとこに「裏ヒロイン」て……えええ?マジで…?そうだったの???てことは???えっ?

  • 氷かぐや登場でどうなるかと思ったけど納得の一冊。前巻のウルトラロマンティックとの対比がいいね。あれを読んで浮かれてたけど、告白はあくまで入口に過ぎなくて、弱さも含めた本音をぶつけ合うここからが本番なんだなと。これまで本音を隠してきた二人だもんね。会長の部屋には信念を感じたなあ。こういう泥臭さがカッコいい。

    「何も隠すことなんて無い それが私が会長にあげられるロマンティックです」
    文化祭での白銀が魅せたロマンティックへの答えが「そのままでいい」というのが素敵。特別であり続けなければならなかったかぐやだからこそ、普通が彼女にとっては「特別」でもあった。そういう気持ちをちゃんと交換できたのがよかった。

    今回はシリアスさが強めだけど、恋愛相談回やクリスマスパーティなど笑える部分も。田沼先生再登場回も好き。まさかの恋の病二人目。隣の看護師さんのグイグイくるツッコミも癖になる。白銀母の情報はまだほとんど出ていないけど、いずれ対面する時が来るのかな。圭が戻ってきているし、その辺りもいろいろ事情がありそう。

    ともかく、これにてNEW GAMEへと突入!いよいよ恋愛頭脳戦ではなくなってきそうだけど、今後の二人がどうなるか楽しみ!

  • いつの間にやら立派な恋愛漫画に……コメディパートも恋愛描写も面白いからさすがです。

  • 4.2

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著者プロフィール

1988年新潟県生まれ。漫画家兼イラストレーター。2011年に『電撃マオウ』で、『さよならピアノソナタ』のコミカライズ版の連載を担当。12年、ボーカロイド「IA -ARIA ON THE PLANETES-」のキャラクターデザインを担当する。13年には同誌で、「ib インスタントバレット」の連載を開始し、15年に連載を終了。同年『ミラクルジャンプ』で、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の連載を開始。その後、掲載誌を『週刊ヤングジャンプ』に移し、16年17号より連載。22年11月、 7年の連載期間を経て最終回を迎えた。20年、横槍メンゴとタッグを組み『【推しの子】』の連載を始動。同作は23年にアニメ化され、大ヒットとなる。

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