かぐや様は告らせたい 17 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)
- 集英社 (2020年1月17日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088914572
作品紹介・あらすじ
「恋愛は告白した方が負けなのである!」
エリートの集う秀知院学園生徒会で出会った会長・白銀御行と副会長・四宮かぐや…。この両想いであるはずの天才2人が、互いに相手に惚れさせ、相手から告白させようと日常の全てで権謀術数の限りを尽くす、新感覚のラブコメ!!
…として始まった本作も第17巻に到達!! 文化祭でのウルトラロマンティックが決め手となり、2人が急接近して迎えた冬休みに、特に何も無い訳がなく…いよいよ交際開始!! 次なる恋人同士のステップを意識する事に!?
一方、石上はつばめ先輩から“告らせる"事を決意するなど、各々の思惑を胸に、3学期が幕を開ける!!
感想・レビュー・書評
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白銀とかぐやのニューゲームがスタートした17巻。流れが落ち着くかと思いきや、勢いが衰えず安定して面白い!変化した関係性をしっかり生かしたネタの展開に、笑いつつもニヤニヤできるね。通話回の甘酸っぱさとオチが好き。
コメディ回では、白銀とミコのポエム回でかなり笑った。白銀の~多用がファブルの―みたいな間を感じてお気に入り。トゥインクトゥインクの破壊力!ミコは面白いけどやっぱり闇深いね。今回は石上、ミコ、つばめの話はほぼ進展なし。この関係の着地点が気になるところ。進撃の巨人でありそうな表情をして「そうですHです!でも見逃してくれませんか!?」と訴える柏木さんも最高だった。
白銀の母や四宮家の話など、重そうな部分もちらっと見えたりも。最終的に実家との対決は避けられないと思うので、そこを今後どう描いてくれるかも期待。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
滅茶苦茶おもしろかったが色々な意味で図書館で読むべきではなかった。
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4.3
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恋人になってもちゃんとネタを見つけて続けるのが、いい意味で予想を裏切ってくれて嬉しい
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下ネタ成分多めだったが、エッジキッレキレでめちゃくちゃおもしろかった。
第二章の始まりにふさわしく、話のテンポや藤原チカの使い方を完全に理解している。 -
表紙は、大仏さんと・・・誰?
17巻なので基本構造は割愛。
タイトルが「告らせたい」なので、どちらかが「告った」時点で試合終了な気もしなくもないけれど、お付き合いしてからも続いてくれる延長戦。
お互い探り合い、相手をコントロールしようと企み合う「天才たち」の「頭脳戦」は、ネタとしてではなく正式にお役御免なサブタイトルになってしまった。
完全にキャラの立ったメンバーによるコメディ要素でも十分立ち回れはするのであるが、ここからどう「頭脳戦」路線に還らせるかに期待がかかる。
・・・というわけで、小ネタが多く、前巻までメインの話以外にも風呂敷はひろげられていたはずなのに、畳まれない。
次巻が、修学旅行巻らしいので、そこで一気に進展するのか。
単行本しか読んでいないので、楽しみに待つ。
~私の部下の甘すぎる指先~ -
かぐやのお花畑っぷりとミコちゃんの闇っぷりとツンデレ先輩の良い人っぷりがすごかった。
そして今巻のMVPは間違いなくミコちゃんを気迫で制した柏木さん。