ここは今から倫理です。 4 (ヤングジャンプコミックス)

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  • 集英社 (2020年2月19日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784088914879

作品紹介・あらすじ

集団と個人の軋轢──“いじめ"を考えるべく「倫理」の授業でディベートが開始される。各々の主義の違い、人間の抱える善悪、そして自己を顧みて見えてくること──。教師・高柳が語る“変えるべきもの"とは…?
倫理を通し“正しさ"を考える教師物語第4巻!!

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

集団と個人の葛藤をテーマに、倫理を通じて“正しさ”を考える物語が展開されます。登場人物たちが直面する「いじめ」や自己の内面との戦いは、読者に深い共感を呼び起こします。特に、教師・高柳の言葉は心に響き、...

感想・レビュー・書評

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  • 前巻からの『切っちゃおうかな』はリストカットという行為だけでなく、それに対する教師の立場や倫理の無力感まで描いていて苦いエピソードだった。「教えてくれなければ一生分かりませんよ 我々は他人なのだから…」「今 彼らが戦うべきは“自分自身” 私たちが無理に入り込んだら─戦う相手が増えてしまう」という高柳の言葉が胸に刺さる。
    ぼくは元々おせっかいな方だったのがいろいろ反省して、今は高柳の考え方に近い方にいるけれど、大切なのはこのバランスなんだなと考えてる。相手を助ける時はそれが自分のエゴだと自覚することと、相手の戦いをあくまでサポートするってことを忘れないようにしたい。

    『マン・イン・ザ・ミラー』でのいじめに関するディベートも、これまでの締めくくりとしてとてもいいエピソードだった。「『本当の事だから』は何でもしゃべっていい理由にならないと思う」って言葉に共感。正論を言えば間違ってる相手を非難してもいいと同じ感じというか。思いやりを放棄していることがぼくは嫌なんだろうな。
    反省は自覚することから始まる。そして、相手の気持ちを考えることで視野が広がって、自覚できる世界が大きくなっていく。「倫理を終わります」という響きが切ないね。その後に「倫理がとても大事な事で それがたとえ分かってもうまくなんて生きられない」という卒業式のエピソードは心から苦しかった。

    先生との二人旅の過去エピソードもよかった。「人間は何ひとつ変わってねえのに“正義”だけが変わってく」の一言は響くね。だからこそ、自分の中に“正義”を考えて持っていなければただただ流されてしまうんだと。「まあ愛だけじゃないからきっと面白いんだろうな」という言葉も好き。過去話はこのまましばらく読んでいたかったな。高柳の過去や内面もそろそろ掘り下げていってほしいところ。

  • あんまり魅力のない小話が続き、ここで切ろうかなと思ったところでの、高柳の過去編が面白かった。
    学年も変わり、話も社会化、深化してきて、化ける予感もする。

  • 恩師や元嫁とのエピソードがまだ謎な点が多く、気になる!!

  • わかりやすく倫理を説いているので作者の勉強の努力がうかがえてとても良い。

  • 卒業式が辛かった…。

  • とりあえずファーストシーズン終了といったところ。

    様々な悩みを持つ生徒たちも、何だかんだで、高柳先生と心を通わせているのが不思議なマンガ。

  • 大学時代の高柳先生、今よりかは表情柔らかい。

    生徒たちも入れ替わった。

  • 全体主義と個人主義のディベートは中々興味をそそられた。
    しかし、初期メンバー15人をもう少し掘り下げて欲しかった。

  • 相手を変えたければ、自分も変わるしかない。自分のことも見直さないとダメ。

    自己理解がいかに大事かを学んだ。

  • 正義が変わったというか、今までもずっとあったわけで、ただそれが表面化しただけの話。
    時代が変わっていくのについていけないと感じる人は気づいていなかっただけで、その重みを抱えて生きてきた人はいっぱいいたわけで、本質的にはその負担の比重をフラットにしていこうよってことかと。逆側の人の気持ちは流行なんかじゃなくて日常だ。

  • 喫煙行為も人によっては自傷行為の一種かも、
    という話、なるほどと思った。

    LINEグループから抜けたらやはりいじめられてしまう。
    それについての議論を倫理の授業でディベート形式で行うことになるが、このシーンが素晴らしかった。

    倫理はとても大事だけれど、それがわかったところでうまく生きられるわけではない。
    いち子ちゃんは悲しい思い出になってしまったかもしれないが
    あとになって先生の誠実さや闇に思い至るのではなかろうか。
    みんな、倫理で学んだことを

    先生との過去のエピソードも良かった。
    人間は変わっていないのに正義は時代の流れで変わっていくというのも
    納得するものがあった。

  • 高柳の闇が深く、彼自身に迫る話が多かった。自問し、悩み、矛盾を抱えていると自覚しているところが、人として、主人公キャラクターとして、とても好き。第3巻までで登場してきた生徒たちの、話し合いと卒業。そして新たな学年。

    リストカットした生徒の根本的原因を探ろうとすると、彼らにとって敵になってしまう。「正しいこと」を説き続けてきたけど、「報われない」と感じる高柳。

    いち子の告白を断って、扉の前に座り込むラストシーンが印象的だった。
    高柳「教えたい 倫理がとても大事な事で それがたとえ分かってもうまくなんて生きられない そんな愚かな人間の愛し方を... 自分自身の愛し方を...」

    恩師との2人旅。
    恩師「”正義”には流行がある。「流行に乗る」ってのは「流れに乗って流されてる」だけ。」前時代的な性差の話と、高柳の恋人の話。恩師曰く、教師は「話さなくちゃいけない。自分なりの考えをしっかりと決めて人に触れ、教え、教えられる仕事...」「確固たる自分を見つける為に」この仕事をえらんだのか?

    ネクタイをつけたくないXジェンダーの生徒も出てきて、これからジェンダーと倫理のことも扱ってくれるのかな?高柳の過去も気になるし、ますます面白くなってきたと思う巻でした。



    “信念を持った一人の人間は、自分の利害にしか興味のない99人の人間と同等の社会的力を持つ”ミル

  • おそらく独身なんだろうなとは思ってた。
    けどここにきてただ単に人間に興味がもてないとか、結婚自体に意味は無いとかいいそうだった高柳先生が結婚歴があることに驚いた。そのあとの話で大学の同級生だということはわかったけど。
    逢沢さんが最後に告白したけど、このタイミングでそんな事実が判明するとは…。
    逢沢さんどうなるんだろ。次巻から新学年の人達の話だけど、今回卒業した子達はまた出てくるのかな。
    この巻で卒業した子たちは幸せであれ。

  • 4巻は史上最高傑作だと思う。
    特に倫理を受ける生徒たちでのディベートの会は
    凄まじい価値観の応酬でリアルな鳥肌がたった。

    高柳先生に恋する逢沢さんのその後が気になるところ。
    終わり方も良かったし、次の世代の生徒たちに移り変わったのも、作者の技量が秀逸だと言わざるを得ない。

    この巻は本当に良かった。

  • 誰が言うかとか、どのタイミングで言われるかとか
    そういうのがやっぱり大事だったりするものな。
    その人の言葉であれば、何度も取り出してみて、撫でてみて、覗いてみて
    そっと隣に置いてみて、言葉通りの意味しかなくても
    深く残ったりすることがある。

    大人でなければ、汚いと思ったのかな。

  • 他人は他人だけど、自分自身で完結できない時は、他人を頼るのもいいよね。


    相手の立場に立つことで、自己内省につながる。

  • 感想は1巻でソッチ(*・д・)σ

    https://booklog.jp/users/fleurenbonton/archives/1/4088907914

  • ツタヤでレンタル。

    ヤンジャンアプリで読んでたけど紙で読みたくて借りてみた。
    前巻までの子たちが卒業して、新しい生徒になるのかな…
    最初に生徒たち一覧があってわかりやすかった。
    また最初から読みたい。
    高柳先生、ミステリアスだし色気がありすぎる。

    相手を変えたければ自分も変わらなければならない。
    何故なら相手も自分も不完全なのだから…
    いじめに屈しないのすごいな、

    逢沢を振る話、ひどいけどすごい好き。将来の夢聞いて、結婚したい子供ほしいと言わせといてからの、自分はもう結婚はしません。って。あーひどいよ…
    でももっといい出逢いがありますよ、とか言われるよりましかも。

    倫理って難しい。なんだか

    高柳先生の過去も1話入っている。
    大学4年のとき男の先生と旅行に行く話。
    このとき話題に出てる彼女と結婚したのかな?

  • 大人になって読んだけど、若い時はまた違う感じ方をしたと思う。
    若い時、倫理や哲学は小難しいだけで退屈と思っていたが漫画の形で身近な問題に絡めてあるのでとっつきやすいと思う。
    必ずしも解決があるわけではないが
    子どもにも読んで欲しいと思う。

    マンインザミラー再読
    こんな風に本音で語るのは難しいかもしれないが、ここやっぱり最高
    答えを出すだけが正しい訳ではなく、絶対解はない
    知らずに言ってるのも違う
    知った上で自分が考え、選ぶ事が大切

    世界を変えたいなら鏡の中の男を変えろ

    相手を変えたいなら自分を変えろ、みんな不完全なのだから

  • 熱血じゃないヒューマン。Xジェンダーのところでグッと来ました

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著者プロフィール

1990年生まれ。東京都出身。
初連載作となる『ALL OUT!!』では、独創的なビジュアルとキャラクターの描写、ラグビーシーンの迫力や熱い展開などが多くの読者から支持を集めている。

「2017年 『ALL OUT!!(11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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