- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088917955
作品紹介・あらすじ
“ジュニアクラウン"に出走するオグリキャップ。ライバル・フジマサマーチへのリベンジに燃える彼女だが…!? そしてその才能に迫る大きな影…。それは伝説へと続く第一歩──。カサマツ編クライマックス!!
感想・レビュー・書評
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当たり前だけど…
笠松では敵なし…
中央ではって…
相手になるのは古馬の一戦級だけだけどなぁ -
■書名
書名:ウマ娘 シンデレラグレイ 2
著者:久住 太陽 (著), 杉浦 理史 (著), 伊藤 隼之介 (著), Cygames (原著)
■感想
カサマツ編が終わります。
ライバルのマーチの存在がオリジナルながらいいです。
今回、オグリの怪物の片鱗を見せることで中央にスカウトされます。
東海ダービーを走ることはかなわなくなりましたが、日本ダービーが
目標になりそうです。
実力で周りを黙らせる姿は、どの世界でも選ばれし本当の強者にしか
出来ない芸当です。
その実力があるオグリキャップが中央でどんな活躍を見せるか楽しみです。
(一気読みだから、すぐ次読むけどね。) -
何がすごいってこれが史実に基づいて
作られているという所。
泣けます。 -
いやガチで泣いた
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笠松編完結ということで、圧倒的才能を示す展開として非常に良かった。また、二巻に収めて、ちょろとだけセントラルの描写の出してきたのは良かったと思う。
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第一話で北原がオグリキャップを見出した時にスターと評しキャップの名前から頂点も連想した。東海ダービーも夢ではないと感じた。無名状態のオグリキャップにそれだけの展望を抱けたなら北原の功績は褒められるべきなのかも知れない
けれど、同時にこのシーンに北原の限界も見えてしまうんだよね。スターだ頂点だと持ち上げても中央を夢見ることは出来なかった。
この巻でオグリに求められたのはこのまま東海ダービーが夢の限界の北原と共に居るか、それとも北原が夢見られなかった中央へ行くかの分岐点
まあ、そもそもはオグリの持つポテンシャルが規格外過ぎたというのが言えるのだろうけど
普通、レベルアップというのは順々に行うものだと思われる。賞を一つずつ取って地方の大会で勝って中央へ……
けれど、特待生クラスのマーチに圧勝してみせたオグリはレベルアップするまでもなく強者の部類なんだよね。それこそシンボリルドルフの目に止まるくらいに
だから北原がオグリのポテンシャルに比する夢を見られなかったのは仕方ないのかも知れない
一方で北原の限界によってオグリも自分の限界を狭めてしまう危険性が有ったのが明白に見えたのがマーチとの約束。北原に教えを請うていたあの時点のキャップなら当然の約束
だからオグリの真価を発揮しようと思うなら北原の元を離れないといけなかったのだろうね
でも、それはオグリが抱いた最初の夢を捨てるということでも有り……
そういった意味では中央か東海ダービーかと2つの夢が掛かったゴールドジュニアは息つかせぬものになったね
オグリは勝利への迷いが有った。マーチは真剣にならないオグリへの怒りが有った
その状況で何かを変えるにはオグリの物語を始めた北原がまず変わらなければならない。そして北原がオグリに投げかけた言葉は難しいことなんてなくただ「走れ!」
オグリにとっての初期衝動こそ勝利への道であり、添加へ至る道だったのだろうね
そして田舎の灰被り娘が中央へ乗り込む傍らで地方で走り続けると宣言するマーチの姿が本当に良い……
序章でこれだけの熱量。中央での物語がこれから始まるとするなら今後の物語にも自然と期待してしまうね