- 集英社 (2021年4月19日発売)
本棚登録 : 1386人
感想 : 46件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・マンガ (226ページ) / ISBN・EAN: 9784088918433
作品紹介・あらすじ
“秦魏同盟"で挑む対楚戦!
紀元前235年什虎攻め
三年を期限とした“秦魏同盟"を結び、什虎城奪取を目指す秦魏同盟軍。
対するは、楚の要所・什虎に君臨する四人の将。
魏国大将軍・呉鳳明の指揮のもと、同盟軍は秦が誇る猛将・蒙武、騰を“主攻"として、前線突破を目指す。
そんな中、什虎軍に異変が…!?
みんなの感想まとめ
国と国、そして人と人の信義が試される戦いが描かれた本作では、秦と魏が結んだ仮初の同盟のもと、楚の要衝・什虎を奪取するための激闘が繰り広げられます。戦場では、利害の一致を超えた信頼が生まれ、互いに背を預...
感想・レビュー・書評
-
『キングダム 第61巻』を読んだ。
この巻は、ただの戦ではない。国と国、そして人と人の「信義」を問う戦いだった。舞台は楚の要衝・什虎。秦と魏が三年の期限で結んだ“仮初の同盟”のもと、蒙武、騰、そして魏の呉鳳明が一斉に攻め込む。一見すれば利害の一致にすぎない共闘――けれど、戦場に立つ者たちの胸には、確かな“義”が灯っていた。自国の利益のために刃を交えながらも、互いの背を預け合う。その一瞬にだけ生まれる信頼のかたち。戦略の緻密さよりも、人の覚悟がものを言う巻だった。
一方で、この巻の核心にあるのは「裏切り」と「誇り」だ。楚の将・満羽と寿胡王は、かつて理想を掲げ、国を興した者たちだった。だがその理想は時代に裏切られ、戦場に捨てられた。敗北を恐れるのではなく、信念が崩れたことに苦しむ彼らの姿が痛々しいほど美しい。戦場の中でなお、過去の自分を信じ続けようとする――それがどんなに愚かでも、そこに人の矜持がある。満羽の最期の表情には、敗北でも勝利でもない、“信念の終焉”があった。
そして、戦場のもう一方では羌瘣と羌礼。血でつながらない姉妹のような二人が再び向き合う。羌礼は、羌瘣に対する憎しみと憧れを同時に抱き、飛信隊に加入する。その眼差しには、戦場でしか生き方を知らない孤独がある。だが羌瘣は、そんな礼を真正面から受け止める。過去を超えて“仲間”として向き合おうとする彼女の姿に、戦の中で描かれる“人の絆”の尊さを感じた。血も復讐も超えたところにある“絆”が、静かな余韻を残す。
戦は終わり、什虎は陥落する。秦魏同盟は勝利を収めた――けれど、それは「一時的な成功」にすぎない。蒙武も騰も、魏の呉鳳明も、それぞれが己の国の未来を見据えながら、互いを信じることの難しさを知っている。戦が終わっても、真の“平和”はまだ遠い。それでもこの勝利が、確かに次の戦へとつながる光を放っている。利と義、過去と未来、その狭間にある“信じることの尊さ”を感じた巻だった。
読後には、戦の熱気ではなく、静かな敬意が残る。刃を交えた者たちの中に、確かに“信義”が息づいていた。『キングダム61巻』は、戦略の妙よりも、“人が人を信じる力”を描いた物語だと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感想
シユウは飛信隊へのコースが出来つつある?
あらすじ
満羽と蒙武の激しい一騎打ちが繰り広げられる。
騰は凄まじい突破力で本陣に迫っていた。寿胡王を生け捕りにし、魏軍が什虎城を落とす。
寿胡王から亡国の将、満羽の話を聞く。魏との三年の同盟が成ったことにより、趙攻めに力を入れる。
楽華と玉鳳は絶好調だったが、松左が抜け、羌カイが寝たきりの飛信隊は絶不調だった。
羌礼が羌カイの前に現れる。礼は祭を勝ち抜いたシユウであり、殺しを楽しんでいるように見えた。
礼はカイと対決し、姉妹のように育った識を殺めたことを語る。 -
蓁魏同盟軍vs趙国什虎城軍。
魏の井闌車が再び登場。
呉鳳明は手薄な什虎城を落とし、騰将軍はファルファルで什虎城軍師の寿胡王を捕える。
呉鳳明の知略と、秦軍の突破力により勝利。
蓁国の南側をこれにて安定させ、趙国前線に力を注ぐ。
しかし、飛信隊は松左副歩兵長が抜けた穴と、羌瘣の不調により、隊全体がいまいち振るわない。
そこに羌瘣の妹分であり、現蚩尤となった羌礼が現れる。 -
おお、カイキョウさん、いや、キョウカイさんか、妹さんが登場しました。こういうところは完全な創作なのでしょうか。大ぶりな話(笑)に、アクセントが入って面白いですね。
-
什虎攻めは割と早く終わった。
やっぱりキングダムはテンポいい。
蒙武の背負ってるものが気になる。
改めて騰がカッコイイって思った。ファルファル。
羌瘣と礼、、どうなるかな。
おまけ面白かった! -
ぼちぼち進んでる。
什虎攻め。
そして羌廆と礼。たんたたん。 -
蚩尤のシステムってホントに意味あるんかね?
候補者生き残らせた方が金は稼げる気がする。
しかも、蚩尤が出なかった一族とか大損なのではないか? -
じゅうこ軍の満羽の過去切ない。仲間だと思ってた人に裏切られるのなんて絶望や。一体、蒙武はどういう過去があるんやろう。
礼が突然現れた。vsきょうかい。蚩尤の闇やなー。 -
意外とあっさり什虎ゲット。とはいえ、後から出てくるんやろうなぁ。故郷を無くした、裏切られた悲しき人たち。信の舞台には礼が。祭を勝ち抜いた最強野郎。闇堕ちから救い出そうとするきょうかい。
追記2022/11/14
満羽の話は悲しい。諦めないことによって仲間を殺めることになるという。
礼もやけど自らによる人の死は人を狂わせるよね。 -
唐突に始まった蚩尤族の因縁。
キョウカイはまだ回復してない中でやばい奴やって来ちゃったな…。
蚩尤族の話って今関係ある?って感じだけど、信が禁術で蘇生されてるし無関係でもない…のか? -
-
久々のキングダム!
やっと読めた〜
羌瘣のストーリーは姉妹愛が描かれて好き。
戦い方もカッコいい!
メンズに負けずというかメンズよりも早くて強い笑
羌瘣勝って欲しいな〜
そして礼を過去の礼に戻して欲しい〜 -
面白いのだけど少々マンネリ化かなー。仕方ないのかもだけど。
戦続き、過去のエピソードも良いけど、もう少し戦略的な話があると楽しい。
羌瘣ネタで小休止? -
自国を滅ぼされた満羽将軍の話は切なかった。
信を生き返らせてから活躍のないキョウカイと部族の話は、最近、戦ばかりだったので新鮮。 -
前回のストーリーを忘れてしまっていたため、あまり感情移入ができなかった。もう少し信に出てきてほしかった。信が将軍になったところがとてもピークだったため、またあのハラハラ感を味わいたい。
-
今回は信の活躍に比べて、羌瘣と羌瘣妹分との関係がクローズアップされていた。羌瘣は体力回復するのだろうか。。。
-
読了
-
信どんどんいい男になるねー
著者プロフィール
原泰久の作品
