青年少女よ、春を貪れ。 (1) (ヤングジャンプC)

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  • 集英社 (2021年4月19日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ) / ISBN・EAN: 9784088918457

作品紹介・あらすじ

喪われた初恋の呪縛を解く青春群像ミステリー、開幕。
恋を知らない中学生・勝之と、学校中の憧れ・百々瀬ハルは、ふとしたきっかけから付き合い始めることになるが、ハルとの別れは突然に訪れ──。それから10年。時を経て生じた彼女の死への疑念によって、止まっていた青春の針が動き出して…?

感想・レビュー・書評

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  • 1巻を買ってから丸3年以上積みっぱなしになっていた本作。書店お取り寄せで最終巻まで手に入ったのでとりあえず読み始める。

    もちろんまだ1巻なのでなんともコメントしづらいが、この感じは尻上がりに面白くなっていきそうな予感…!
    事件の起こった10年前と現在がらせん状に進行して真相へ向かってゆくストーリー。背景や何気ない描写に伏線がバシバシ張られていて油断がならない。

    覚えておくべき事は
    ・主人公〈近藤勝之〉とヒロイン〈百々瀬ハル〉は中学3年の時に三週間だけ付き合っていた。が、三週間後にハルは死亡する。ハルの命日は3月26日。
    ・ハルはインスタグラマーとしても活動していた東京からの転校生。
    ・中学時代の舞台は和歌山県白浜。現在の勝之は東京で働いている。
    ・ハルは卒業記念で行ったキャンプ場で遺体となって発見される。おそらく転落死。キャンプ初日の夜、雨で濡れた靴をバンガローに残して失踪。
    ・ハルの他にキャンプに参加していたのは勝之の同級生〈網口龍樹〉・〈佐伯亮〉・〈水川わゆ〉・〈古崎ふみ〉の4名。全員が事件の真相を知っていると思われる。
    ・キャンプが計画されたのは2月。勝之はキャンプの前々日になって初めてハルから誘われたが、当日熱を出して欠席。古崎は他のメンバーと接点や親交が無かったがなぜか呼ばれていた勝之とハルのクラスメイト。古崎よりも本来呼ばれて然るべきは〈音無紗衣子〉のはず。
    ・紗衣子は中学時代は色黒短髪ボーイッシュな見た目だったが、現在は容姿や雰囲気を少しでもハルに近づけられるようにと努め、ハルが好きだったパンケーキ屋に週5で通っている。中学時代もハルにベタベタくっついたりしている描写があり、好意によるものか依存度が高い。事件の真相を追うひとり。
    ・水川は現在1児の母。
    ・ハルは色々な男性と取っ替え引っ替え交際していた事実がある。
    ・ハルの母親は漫画家〈百々瀬ナツコ〉。本編未登場。
    ・勝之はハルの遺骨(指の骨?)をわけてもらい、今も持っている。
    ・現在、勝之には4年間付き合っていて同棲中の彼女〈真鍋千鶴〉がいる。勝之の5歳上。ハルとは雰囲気が違う、地味で大人しめな印象の童顔の女性、紗衣子の評に曰く「服は皺だらけで髪はゴワゴワ 眼鏡のレンズ汚れてる」(p135)。確かに玄関に置かれていたコンバースは汚れていた(p85)ので、そのあたりは無頓着な性格のよう。私服が幼い感じも意識して描写されている気がする。勝之との結婚を意識している。
    ・千鶴は事件と直接の関係は無いと思われるが、勝之の心が離れているのではないか、との疑念を抱いている。また、偶然にも勝之の部屋でハルの遺骨を見つけてしまい、事件に関係していくことになる旨が示唆されている(p162)。
    ・事件を調べる為に和歌山へ帰る勝之を見送った千鶴は「千葉の実家へ帰る」と言っていたが、なぜか逆方向の中野方面の電車に乗っている(p203)。更に、東京駅で大量の土産を買っていたのだが全部駅のゴミ箱に捨てられている描写がある(p204)。これらの行動は明らかに不穏、理由もいまのところは不明。


    …と、次第に和歌山組の裏の顔が暴かれていくのだろうけども、とにかく千鶴さんが不穏当すぎる。
    可愛らしい容姿と裏腹に得体の知れない怖さがある。ただのマリッジブルーでした、というミスリードもあるにはあるか。

    ヒロインの名「ハル」とタイトルの『春』は間違いなく意味が掛かっていると思われるので、一体どのように貪られていくのか。

    続きが気になるぜ!


    1刷
    2025.1.4

  • まだ「恋」をはっきり認識できなかった頃、心を通わせ、その直後に世を去った彼女。それから10年、想いは断ち切れずともその記憶も過去のものになろうかという時期になって突如持ち上がった、不可解な事実…。まだほんの導入部だけど、今後の流れが気になる青春群像ミステリの開幕です。ただ…病んでる人多そうだなー。あまり鬱展開になりませんように

  • 続き気になる〜

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