君のことが大大大大大好きな100人の彼女 6 (ヤングジャンプコミックス)

著者 : 野澤ゆき子

• 集英社 (2021年6月18日発売)

作品紹介・あらすじ

好きって言いたい!! 言われたい!! 負け彼女0の純情ハーレムラブコメ!!
高校1年生・愛城恋太郎は、「高校生活で出会う“運命の人"は100人♪ しかし、彼女たちと愛し合って幸せになれなければなんやかんや(中略)あって…死ぬ」という驚愕の運命を背負ってしまう!! そんな運命もなんのその! 恋太郎ファミリーの愛は止まらない! ノンストップ!! &ノンステップ!? ラブラブラブラブラブコメディ新提案!! 唐音がツンデレを失った…!? 大好きな唐音を取り戻すため恋太郎ファミリーが奮闘するツンデレ奪還編も収録! 彼女も10人を越え、ますますラブラブな第6巻!!

感想・レビュー・書評

[scaramoucheさんの感想 · 2021年7月9日]

6巻まで読了。

たくさんの彼女でハーレムを築きたいという「彼氏」側の妄想と、彼氏には常にスパダリ的ムーブをこなしてほしいという「彼女」側の妄想の、双方を超高高度で叶えたらこうなる、という実験を見せつけられているかのような奇天烈ギャグ漫画。

それだから構造がすでにギャグになっているのだけれど、ひとつひとつの突っ込みもキレキレで面白いし、いちいち狂っている。さり気なく小ゴマを使った（またはルビのみに紛れ込ませた）悪辣なボケも秀逸。

奇人･変人･怪物しか出てこず、メタネタ、オタネタ、シモネタ、ドラッグネタと節操もモラルもないのに、主人公も彼女たちもそれぞれが（常軌を逸していながらも）可愛らしいし、また、人数が多いにも関わらずそれぞれに見せ場があるなど、破天荒でありながらその実、丁寧に描かれている、ギャグでありラブである熱い漫画。

[ヒロポンさんの感想 · 2021年6月22日]

どんどんギャグ展開になっていくけど、個人的にツンデレ薬の話は割と好きだった。目隠さんの裏話が入っていたのは割と良かった。

著者プロフィール

■野澤ゆき子･･････月刊コミックゼノンのマンガオーディションを受賞し、本誌にて『よこしまな江口くん』でデビュー。表題作『江口くんは見逃さない』を月刊コミックゼノン・WEBコミックぜにょんにて同時連載。また、まんがタイムジャンボにて『偏食女子は恋でおなかを満たしたい』を連載。

「2019年 『江口くんは見逃さない　④』 で使われていた紹介文から引用しています。」