- 集英社 (2022年11月17日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ) / ISBN・EAN: 9784088924908
作品紹介・あらすじ
何かが起こると期待して、何も起きないいつもの夜。刺激が足りない貴方の為に、「スナックバス江」は休まず営業中! 個性的なお客さん達との奇想天外な話題の数々、異世界への扉はいつでも此処に
感想・レビュー・書評
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今回も勢い衰えず面白いスナックギャグマンガ!どのキャラも憎めなくて好き。今回のお気に入りはパワハラ回、タイムマシン回、節約回、厳罰化回、三角関係回。いきなり下ネタかと思いきや、次には頭脳派なセリフをぶち込んでくる落差が魅力。
「何がパワハラになるのかよく分かんねぇぜ!?」
「存在」
「俺の!?俺が!?俺はパワーそのものだろ!?」
「ステータスの形がハラスメントだわ」
「自覚が無いのに成立してるっていうのがお互いに厄介なところだぜ…ハラスメントって相手がどう受け取るかだからな…」
急にタツ兄が冷静なコメントを入れてくるのがツボ。この後、メモ取りからパワハラの見本を演じてくれるところも笑った。パワハラなのに言葉選びが小洒落ててドヤ顔してるの腹立つ(笑) パワーに従うのは本能ってぐらい常識が異世界なら、この世界も生きやすくなるのだろうか。
「ワイがモテる未来なんて来ない方がええんや…」
「平和を愛する軍人みたいなセリフね…」
タイムマシン回で森田が哀愁を漂わせつつ童貞を背負っている姿がシュール。
「今のワイが未来の自分に何か言われても『現在』を変えれるとは思えへん…そういう奴は言われずとも『現在』を変えられる奴や…」
いきなりの正論で自分を突き刺していくスタイル!未来から自分が来て行動を変えろって言われたら変えるかなあ。ぼくは変えそうだけど、それよりも来た技術が気になるわ(笑)
「もし無駄遣いがストレス発散の手段になってしまってるのならよくないですよ…」
「ストレスがお金で解決できるならそれでよくない?」
「資本主義の理想…」
「でもそういう手段を取っていたらお金がいくらあっても足りなくないですか…?」
「足りないからムカついてる!」
「資本主義の現実…」
節約回でのこのやり取りも軽快で大好き。お金がすべての元凶?!お金の悪魔とか呪霊がいたら強そうだな──。
小雨ちゃんのチャリが盗まれた回もいいよね。
「極刑でよくない?」「よくないのよ」からの、
「でも犯罪者の命より…私のチャリの方が尊くないですか?」
「天秤かと思ったら投石器だったわ」
このくだりは極論を言ってるようで、現代社会の縮図じゃねえか?!ってなる。厳罰化をして住みよい街づくりをした先はディストピアってあり得る話。天秤を投石器にしないように──。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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