- Amazon.co.jp ・マンガ (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088928951
作品紹介・あらすじ
人の“本質”は何だ…!?
紀元前233年 韓非子招聘
趙国・宜安に進出した秦だが、李牧の前に敗れ、桓騎軍が全滅。大敗を喫してしまう。
国内に重たい雰囲気が漂う中、エイ政に呼び出された信は、六大将軍・騰と共に韓へ。
王都・新鄭の下見をすると同時に、希代の思想家・韓非子を秦へ招聘する任務を受け…!?
感想・レビュー・書評
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70巻です。どこまで続くのでしょう?
あの、韓非子の悲劇の巻でした。何せ、ネタが史記ですから、有名人が登場しますね。ある意味、ベンキョーになります。
アホブログにも、あれこれ、覗いてやってください(笑)。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202312310001/詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
信と韓非子の問答かっこいい。
そして李斯と韓非子の関係性がまた良い。
思いの火が受け取られていくの泣ける…。
今回は戦場での戦いはなかったけど、法家や間者の戦いって感じで静かに熱い巻だった。
姚賈これからも活躍しそう。楽しみ。 -
胸が熱くなる70巻。節目の巻な感じがする。
韓国王族であり法家の韓非子を蓁国に迎える為、騰、録嗚未、李信、交渉役の介億が韓国に入る。
介億の強気の交渉から、韓非子と李信の問答へ。
悪とは何か?見方や捉え方によって変わるし、人の考え方だってコロコロとかわる。
人の本質は火で、「命の火」と「思いの火」の2つがある。
思いの火は、人から受け継ぐ事ができるし、敵からも受け継ぐ事ができる。
李信の言葉に心が動く韓非子。秦王にあいに蓁国へ向かう事とする。
しかし韓非子は、秦王と馬が合わなかったのか、法をつくる事に何処か気持ちが入っていない。
それは、実は韓非子は、眺望活動の為に蓁国入りしたからだった。
(個人的には秦王との問答が面白くなかったから、蓁国に協力する事を辞めて眺望活動に全振りした様な気がする。同級生の李斯もいて今更口出しする気も起きなかったのでは?)
李斯の間者である、姚賈の存在もインパクトが大きい。
敵なのか味方なのか、あやふやさを残したまま、韓非子編は幕を閉じた。
そして尾平は東美ちゃんと遂に結婚(まだ結婚してなかったのかよ)。
信は久しぶり(第1巻ぶり)に城戸村へ。信を下僕として使っていた家族とも和解(?)し、羌瘣への告白。
そして年が明け、蓁軍は趙国北部へ再度侵攻をはじめる。
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政治の攻防戦よくわからんが、スパイって…
誰も信じられん。 -
か、韓非子編。
い、いつの時代も、スパイ活動が政局の鍵を握っている。
ぜ、善か悪かとの問い。
む、難しいテーマ。 -
遂に世界史にも登場する韓非子が…!でもそんな逸材に対して信の回答がすごい!(録嗚未とセットだと絶対ギャグっぽくなっちゃうけど笑)「人の本質は火」、しかも“命の火”だけでなく“思いの火”という言葉が、心にすっと入ってきた。麃公将軍の「火を絶やすでないぞぉ」の名言も思い出されて、信だからこその答えだと思う。最後韓非子について語る李斯、お互いの存在があったからこそ歴史に残っていると思うと切なかった。
そして70巻にしてようやく帰ってきた城戸村…!里典の家の有との再会、そして信の羌瘣への思い…、始まりの場所でこんなに偉大になった信を見ることができて感慨深かった! -
戦場ではない闘いもあまりに見応えがあり感動した。
何が本当(?)か、秦国にとって有益か…決断が難しいなぁ。。
李斯と韓非子の友情の話、とても良かった…。
不器用だなァ。 -
合戦シーン皆無だったけど、満足度が高い。戦の華は戦場のみに非ず、って感じ。70巻の節目に合わせて構成されたんだと思う。
韓非子は、学部周りで考えても無関係ではないので、興奮した。
李斯は、徐々に史実の人物像に巧く持っていかれ始めてる。
ただ、でっかいフラグ立てたな最後。