エリオと電気人形 2 (ヤングジャンプコミックス)

  • 集英社 (2024年1月18日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (226ページ) / ISBN・EAN: 9784088931531

作品紹介・あらすじ

電気が失われた世界を旅する、電気人形・アンジュと電気人形に育てられた人間・エリオ。悪意に疎いエリオは電球の闇取引をするギャング達の抗争に巻き込まれてしまい──。近未来スチームパンク冒険譚、第2集。

みんなの感想まとめ

物語は、電気が失われた世界で電気人形のアンジュと彼女に育てられた人間のエリオが織りなす冒険を描いています。彼らはギャングが支配するタークタウンを訪れ、命の危険が潜む中で成長していく様子が印象的です。エ...

感想・レビュー・書評

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  • 久々に読む『エリオと電気人形』(島崎無印 黒イ森)。

    旅を通して【人って何なのか】【AIと人間の戦争】【感情】【家族の定義】【生みの親と育ての親】などを主人公が知っていく事になるのですが私にとっても「ふむ」と思う部分あり。

    それに……

    私にとっての【旅】についても考えさせられた。

    目的地も大事なんだけど、そこに至るまでのプロセスもやっぱ大事。

    電車の乗り換えは面倒だけど楽しいし、地図見ながらあぁでもないこぅでもないって歩いて偶然の瞬間に出くわすのが何とも言えない嬉しさがある。

    予期せぬ瞬間は内容が悪かったとしても、時間が経ったら笑える思い出話になる。

    重要なのは止まらない事だと最近は思う。

  • エリオとアンジュが次に訪れたのはギャングが支配するタークタウン
    前回が新しい命の誕生を味わえた都市だったのに今度は逆。命があっさり奪われる危険を孕んだ歓楽街。お気楽なエリオよりアンジュの方が似合う場所

    でも、そもそもタークタウンを訪れる事になったのはエリオの希望だし、彼女がギャングの願いを聞き届けたからドナルドの信頼を得られた
    こういう点を見ると二人はいい関係を築いているように思えるよ

    だから今は道を違えてしまったドナルドとアランも何かが有れば昔のような関係へ戻る事だって可能な筈で
    アランは確かに昔と変わってしまったけれど、双方の話を聞けばドナルドだって変わってしまった部分がある
    ドナルドなら自分の力で気付ける。でも大きな傷を負ってしまったアランが独力で気付くのは難しくて

    ドナルドだけでなくアンジュにすら敵意を向けたアランを止めるのは至難の業
    だからアランを回心させるには敵意じゃ足りない。電気人形を庇うというアランからすれば有り得ないエリオの行動が必要だったわけだ

    と、話が穏やかに終わりそうだったのに、急に訪れたのはアンジュの不調……というか異変。急に可愛らしい表情になったものだから本当に驚かされたよ
    アンジュは電気人形でいつも冷たい印象だったからこそ普通の少女のように動き、話し、食べる彼女の違和感は凄まじいね
    エリオにとってもそれは同じ…というかむしろ喪失感を覚えてしまう程のようで
    そりゃ、物心ついた頃から一緒に居た相手が全く別の性格になってしまったら受け入れられないか……


    アンジュではなくジーナとして生まれ変わった彼女との新たな旅は何処かちぐはぐ
    ジーナはエリオに懐いているのにエリオは彼女に壁を作る
    そんな状態だったから旧知のウィルと再会できたのは良かったね。おまけにエリオとジーナの事情も理解してくれる程の包容力を見せてくれたし

    電気が許される街アトラスシティ、どう見ても変人なエイダ。これらの要素は二人とどのような反応を起こす存在となっていくのだろうね?

  • AIとの戦争を経て人類が電力を放棄し、
    蒸気機関を選択した未来のお話。
    最後の電気人形アンジュと、
    アンジュに育てられた人間の少女エリオの
    人を知る旅は続きます。
    アンジュの性格が急に変わってしまって、
    この先の展開が気になりますね。

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著者プロフィール

東京都在住。音楽活動やマスメディアなど様々な職を経て、2019年からイラストレーターとしての仕事を開始。趣味はゲーム・アコーディオン演奏。著書に『琥珀色の空想汽譚』(実業之日本社)がある。

「2022年 『ヴィクトリアン幻想図鑑 黒イ森ぬり絵ブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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