ここは今から倫理です。 9 (ヤングジャンプコミックス)

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  • 集英社 (2024年5月17日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ) / ISBN・EAN: 9784088933702

作品紹介・あらすじ

生まれた家庭──。それぞれの事情──。自身の境遇と生き方に悩む生徒たちの声に耳を傾ける高柳は──。
将来と成長の教師物語第9巻!!

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

生徒たちの様々な事情や悩みに寄り添いながら、倫理観を自然に学べる物語が展開されます。登場人物のストーリーは時代を反映したテーマを持ち、コンパクトにまとまっているため、読みやすさが際立っています。倫理が...

感想・レビュー・書評

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  • 8巻から続き、新しい赴任先の高校での物語。一筋縄ではいかない生徒との対話が続く。いい関係性になることもあれば、問題を抱えたまま過ぎる回もあって歯がゆさもある。この生徒たちとの倫理の授業のまとめはどうなるんだろうか。

    前巻も読み直して感じたのは「もったいない」という価値観への問い。
    国近の「JKブランドと援助交際」
    結衣の「生まれつきの美しさ=幸福」
    紘子の「学生時代にすべきは勉強か青春か」
    沢石の「才能があるのにノートに鉛筆でしか描かないこと」
    与野の「時間を無償で提供すること。タイムイズマネー」

    今回は古代中国の思想家「諸子百家」、イエス・キリストの「黄金律」、ブッダ、儒教と国学、ルネサンス、マザー・テレサらの「無償の愛(ボランティア)」など、王道な授業内容で初心に返る。そして、初心だからこそ「もったいない」の答えにも繋がっているんだと感じた。これはブッダの言葉に核心があるんだと思う。

    「過去につき従うな 未来をこい願うな 過ぎ去ったものは捨てられたもの 未来はまだやって来ていない──今ここにあるものをよく見定めよ 今 現在 大切なものは今ここにしかないのだ」

    「もったいない」って過去や未来に使う言葉だよね。
    「ここまで続けてきたんだから、辞めるのはもったいない」
    「社会人になった時のために、学生時代から起業の勉強をしなければもったいない」
    「勉強をすれば資格だって取れるのに、ゲームをしてるなんてもったいない」
    一番わかりやすいのは「これはいつか使うかもしれないから、捨てるのはもったいない」という言葉。結局、こういうものは「いつか」を待っている内に溜まって捨てることになる。

    飽食の時代だからこそ「もったいない」という価値観は大事。ただ、それが自分で考えたり、納得したものかどうかがもっと大事なんだと思う。そして、学生時代にしかできないことを味わうことなく、自分の意思を尊重することなく唱える「もったいない」は、今をもったいなくしている可能性があるんだよね。

    親が離婚した辻の回が好き。高柳とのやり取りが軽快でいいよね。過去が語られたのも印象深い。あと、正義マンの佐貫の気持ちわかるわ…。ぼくも間違いは正すべき!みたいな思考持ちだから。でも、すべての基本は「恕(じょ)」──思いやりなのだ。礼とか正義とか、その原点に思いやりがなければ、押しつけて傷つけてしまうことになる。思いやりって人生でもっとも大切なもので、もっとも貫くのが難しいものだと思う。

  • 読者に結論を委ねるスタイルが洗練されてきている。

  • この作品めちゃめちゃおもしろい!
    倫理観は授業などで聞くと退屈でしんどいけれど
    生徒のストーリーに寄り添った的確なタイミングと内容での倫理観の知識は、すんなりと心に入ってくる。
    しかも時代を踏襲したテーマもあり、
    ひとつのまとまりもコンパクトで
    とっても読みやすい。

    かなり綿密に考えられて作られている感じがして、何度でも読み返したくなる名作だと思います。

  • 【あらすじ】
    生まれた家庭──。それぞれの事情──。自身の境遇と生き方に悩む生徒たちの声に耳を傾ける高柳は──。
    将来と成長の教師物語第9巻!!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • また新しい学年になったんだっけか。同時並行的に、色んな生徒が描かれるのは、マンネリ化しなくてアリなんだけど、コミックで追いかけていると、どうしても間が空いてしまうから、それぞれの物語を忘れてしまう。都度読み返せばよいんだけど、それもなかなか…。

  • 高校生なんか一番悩む時期よな
    進路もだし、今のままでいいのかとか、いや今しかない時期を遊びたい、バイトしたいetc
    学校変わってまた個性豊かな生徒たちに囲まれて、ほんとネタ尽きないのすごいなあ
    倫理学びたくなる

  • 答えはいらない。
    畑に戻してくれるだけでいい。

    もう一度、倫理を学びたくなる。

  • 離婚の話が好き。親が離婚することは特別なことでも可哀想なことでもなく、他人に口を出されると嫌なのがめちゃくちゃ分かる。色々と言われてささくれていたところを、先生との対話を通じて、他人の言動への納得(と、それが自分と違うことへの飲み込み)をし、自分の気持と改めて向き合っていくところが好き。「人の話だとカワイソウだと思う」のところの先生の笑い方が好き。

  • 皆何かしら悩みを抱えて生きているのは分かる。
    それを倫理と結び付けて考えるのは、自分には難しい。

    生きている限り、人間には無限の可能性があると信じたい。

  • 7歳くらいまでの生活で決まるって、出典なんなんだろうか?
    あとで調べてみよう。

    可能性の情熱かー。

  • 今回は1話完結であるにも関わらず、とても濃い内容であった。自分もこの中の人と同じような悩みがある助けとなった。哲学の日常の中での使い方がこれだ。

  • 「自分を犠牲にする覚悟がある時は他人をも犠牲にしてしまいやすい」って遭遇したことがある!
    離婚した=可哀想って思う人が多いって事実と、それぞれ家庭事情はさまざまだなって思った。
    ここ最近の巻は解決してないし、好転したのかも微妙だけど、視野とか選択肢が増えた感じなの良い!

  • 9巻も、読者に結末を委ねるスタイル。1話が短くて、深く入り込む前に次の話に進むので、なんというか消化不良な感じがする。
    7巻までの、最後まで描かれるスタイルの方が好き。

    グレーゾーンの絵を描く女の子の話が印象的だった。

  • C726/ア/9

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著者プロフィール

1990年生まれ。東京都出身。
初連載作となる『ALL OUT!!』では、独創的なビジュアルとキャラクターの描写、ラグビーシーンの迫力や熱い展開などが多くの読者から支持を集めている。

「2017年 『ALL OUT!!(11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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