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Amazon.co.jp ・マンガ (226ページ) / ISBN・EAN: 9784088933818
作品紹介・あらすじ
立ちはだかる青歌の魂!
紀元前232年 番吾の戦い
総大将・王翦のもと挑む第二次趙北部攻略戦。25万もの軍勢を揃えた秦軍だったが、開戦早々、主力の飛信隊を戦場深くに“離脱”させられてしまう。
その隙に、王翦本軍に襲いかかる趙・青歌軍。高い士気と武力を誇る青歌軍の攻勢の前に、王翦は本陣を包囲され…!?
みんなの感想まとめ
物語は戦争の緊迫感とキャラクターの絆を描き出し、読者を引き込む展開が魅力です。特に、王翦軍の撤退や飛信隊の決断における緊張感は手に汗を握るもので、登場人物たちの感情が強く伝わってきます。愛し合うキャラ...
感想・レビュー・書評
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『キングダム』73巻を読んだ。
読んでいるあいだずっと、「まさか王翦軍が負けるはずがない」と信と一緒に思い込んでいたし、敗走が決まった瞬間までどこかで逆転を待っていた。けれど、ページをめくっていくうちにじわじわと分かってくる。これは本当に“敗北が確定する巻”なんだ、と。
序盤で描かれるのは、李牧が青歌を訪ねた日の回想。
「他人の戦争」に巻き込まれたくない青歌の民に対して、李牧が言葉を尽くして参加を求める場面は、熱さと怖さが同居している。あの日の説得があったからこそ、いま目の前でジ・アガが死に、司馬尚がその責任を背負って戦っている。青歌軍の士気が一気に燃え上がる理由が、ここでストンと腑に落ちる。
そこからの王翦軍は、とにかくカッコよくて苦しい。
司馬尚めがけて突き進む青歌軍に対し、亜光・田里弥・倉央がそれぞれの持ち場で文字通り命を削りながら殿を務める。冷静沈着な田里弥が、最期の最期まで王翦と倉央の背中を押し、「本物の殿」として散っていく流れには胸が詰まった。普段はどこか余裕のある倉央が、糸凌の死を悟った瞬間に、王翦を逃がす判断と「彼女の後を追う覚悟」を同時に抱えてしまうところも、人間くさくてたまらない。
そんな中で亜花錦が現れて王翦をかっさらう「根を残す」のシーンは、絶望の中に差し込んだ唯一の光だった。王翦さえ生きていれば、もう一度立て直せる――亜花錦の言葉に、読んでいる自分まで救われる。倉央が戦場を振り返りながら「これが敗走の風景か」と噛みしめる場面で、ようやく自分も「本当に負けたんだ」と認めざるを得なかった。
個人的に73巻で一番刺さったのは、倉央と糸凌、そしてカン・サロのくだりだ。糸凌の亡骸に触れるためだけに、打ち首覚悟で敵陣に戻ってくる倉央。ジ・アガを討たれた側でありながら、狼血の契りを結んだ友の気持ちを汲み取り、糸凌と倉央を再会させて帰らせるカン・サロ。「戦争の輪」というタイトルどおり、憎しみも恩義も全部ひっくるめて回り続ける戦の輪の中で、男たちの筋の通し方だけは濁らない。その清々しさに、青歌軍まで一気に好きになってしまった。
その一方で、壁とキタリのパートはこの巻の救いでもある。番吾を落とせないと分かっていながら、それでも仲間と壁を助けるために剣を取るキタリ。ボロボロになりながらも立ち上がる壁と部下たち。ようやく二人が再会する場面は、この戦いで数少ない“心から良かったと言える瞬間”で、思わずニヤけつつ、「この二人は幸せになってくれ」と本気で願ってしまった。
戦場の物語がひと区切りついたあとは、舞台が咸陽へ移る。二度の大敗で30万の兵と桓騎、数多くの将を失った秦。普通なら中華統一どころではない状況で、それでも政は諦めない。昌平君に「もう一度統一を目指す道筋」を問い、その答えとして示される“三つの柱”――戸籍制度による兵力の底上げ、信・蒙恬・王賁の抜擢、そして韓攻略がここで一気に空気が変わる。戦場の血の匂いから、国家を動かすための知略の匂いへ。文官たちの戦いも含めて描いてくれるところが、やっぱりキングダムの醍醐味だなと改めて感じた。
最後に、敗走で心が折れかけている信を、羌瘣がちょっと意地悪に、でも優しく励ますおまけ。ここまで重い巻だったからこそ、いつもの二人のやりとりにほっとするし、「まだ物語は続いていくんだ」と自然と思わされる。
73巻は、番吾の戦いに決着をつける一冊であり、
王翦軍の敗北を真正面から描ききった巻であり、
それでも秦が“復活の一歩”を踏み出すまでを描いた節目の巻だったと思う。
勝ってスカッとする巻ではない。むしろ、読んだあとにしばらくモヤモヤが残る。でもそのモヤモヤこそが、信たちや倉央、王翦が抱えている感情に一番近いんだろうな、とも思う。ここから彼らがどう立ち直るのか、そして青歌軍と再びどう向き合うのか。74巻以降が怖くもあり、楽しみでもある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まさかの展開…!
物語が大きく動いた巻だったと思う。
昌平君の策に震えた。。
倉央と糸凌が良すぎて泣ける;; -
感想
エンポじい、マンタンワにキンタリってwもしかして、エンポも?
趙王のデフォルトは全裸マント!?
あらすじ
亜光、田里弥が戦死する。
王翦軍が撤退する中、飛信隊、玉鳳隊も撤退を決意。楊端和も撤退するが、メラ族は番吾城を攻めていた。
倉央は、青歌軍に投降し、糸凌の遺体を探して欲しいと頼む。カンサロは糸凌と会わせて、倉央を解放する。
そこで壁を見つける。キタリたちメラ族は壁たち捕虜を連れて帰る。
追い詰められた秦の文官たち、昌平君は改革として、戸籍作り、飛信隊、玉鳳隊、楽華隊の格上げを上奏する。 -
2024 10/2 読了
今回も面白かったです!
戦争のシーンはおうせん軍敗北からの撤退の重いシーンに手に汗を握り、信たちの悔しさに同情して、皆が無事に逃げ切れるのかとても気になり、
そして、愛し合うが故に無事に再会し、敵将たちからの赦しを得て秦へと戻る2人の姿に安堵を覚え、
最後の若き次代の小郡3人…ついに我らが信の、飛信隊の次なる戦の大きさと重要さに奮い立ち…
本当に最初から最後まで面白かったです。
新たなる戦…それは信にも秦国にも重要で大きな戦いであり、果たして我らが飛信隊はどうなるのか本当に楽しみでありそして、不安でもあります。
まだまだ物語は続くのですが、本当に最後はどうなのるのか楽しみです!
それにしてもキンダム、どこまで描かれるのだろう?
李牧も好きなキャラなので、史実通りの彼のラストを読むのは切ないな…と思うし、本当のラスボスはラスボスで好きなキャラだし、今回の描写を見てるだけにそれも切なく…本当に楽しみでしょうがないです!
本当に!
これからもキングダムを追い続けるのが楽しみ! -
蓁国vs趙国、趙北部戦二回目、番吾の戦い。王翦総大将vs李牧総大将。
まさかの蓁軍の敗北。
李牧の勝因は、
1. 王翦が得意とする複雑な地形を避け、真正面からの正攻法な戦争とした事。
2. 李信や王賁の意外性のある戦力を中央の戦いから遠くに向けた事。
3. 王翦が知略を出す前に攻め切ってしまった事。
李牧の戦略は単純そうであるが、それが効果絶大。
単に相手が得意としないであろう状況を作り出しているだけなのだが、まぁそれが難しいのは承知の通り。
そして、蓁国は趙国北部侵攻で二回続けての敗北を期し、兵は減り、国家予算も減ってしまった。
秦王嬴政の中華統一の夢は潰えたかに思いきや、嬴政は諦めていない。
昌平君は「3つの柱」なる国家改革を提案する。
①蓁国領土内の戸籍を全て調べあげ正確に把握する。そして成人男性全員を強制的に兵とし、軍力の増強を図る。
②李信、王賁、蒙恬を大将軍の一つ手前の将軍と昇格させ、力を持たせる。そして韓国を攻め滅ぼす。
三つ目は次巻へ!!
予想では、軍の力ではなく、間者を使って敵国の内政を揺さぶるとか?
そうする事で、敵国は戦争に出られなくなるし、内政が混乱すれば意思が分断され軍が弱くなる。
今回、趙国に敗れた事は非常に残念だが、さらなる面白い展開になりそうで、ワクワクしてくる。 -
言葉では、表せない。
人間の感情やドラマを描く天才でも、あると思う。 原泰久は。
だから、本人も色々あるのかなぁ。 -
本編ではダウナーな内容が続きますが、巻末のおまけマンガで、象姉ゆずりのお茶目な方法で信を励まそうとする羌瘣にほっこりさせられましたw
『どこ情報?』と聞きつつも象姉の言うことを試してみる素直さも癒されます。 -
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毎度引き込まれます。今後の展開も楽しみです。
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糸凌良かったよぉ~。
この巻は、もうそれだけで満足ですぅ♪ -
恒騎に続き王翦を失えば秦の中華武力統一の道は間違いなく砕け散る だがあんたが死ななければ根は残る 戦って死ねか此処で朽ち果てるか選択する時だ 無いところに道を作る事を人は”偉業“と言う
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2024/09/19 1
2024/12/18 2
2025/05/27 3
2025/09/06 4 -
読了
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倉央と糸凌の話は必要だったのかな・・・。正直冷めたけど。
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細かくて読めない
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倉央の愛に涙した……
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