発達障害の子のための「すごい道具」 使ってみたら、「できる」が増えた

  • 小学館 (2017年1月18日発売)
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Amazon.co.jp ・雑誌 (96ページ) / ISBN・EAN: 9784091016485

作品紹介・あらすじ

「できない」は道具を使うことで解決します

発達障害の子が困っている多くのことは、
市販されている適切な支援グッズを使うことで解決します。

できないことをその子の努力だけで解決しようとすると、
親子ともに強いストレスにさらされます。
必要なのは、その子を手助けしてくれる道具です。

ところがそのことを知らない保護者の方は多く、
また支援グッズの使用感も千差万別です。

本書は、自らも子どもたちのためにオリジナルのグッズを手作りしている
特別支援教育の第一人者、安部博志先生が、
専門家の視点で本当に役立つ支援グッズを厳選!

わが子の「困り感」に適切な支援グッズを探す手がかりとなる一冊です。

適切なグッズは親が叱る場面を減らし、親自身のストレスも軽減。
親子の関係の悪化も防ぎ、一石二鳥です。

~本書にはたとえば、こんな道具がのっています!

◆ハサミをうまく使えない子に→指を使わず手ではさむハサミ

◆あと何分がわからない→残り時間が見える時計

◆場違いな大声を出す→声の大きさを見える化したカード

感想・レビュー・書評

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  • 基本路線は
    発達障害の子に優しい道具は
    いわゆる普通の子にも優しい。
    と思っている。
    写真が大きくて分かりやすい。
    楽しい本。

    ①まっすぐ線が引ける道具。
    Qスケール15(ゴムQ)
    定規の場合、聞き手でないほうで支えなければ
    線が引けない。
    この聞き手でない方の手が曲者で、
    なかなかいうことを聞いてくれない手も多い。
    使ってみたい道具である。

    ②音に敏感。
    3M PELTOR™ イヤーマフX1A
    デジタル耳栓 MM1000(キングジム)
    耳栓はあるけど、デジタルがあるなんて知らなかった。
    なんでも、必要な音だけ聞こえるようになるらしい。
    どんな仕組みなのかしら。

    ③いすががたがたしてしまう。
    豆椅子ボール(カーボーイ)
    これ、家にも必要でしょ。

    ④自分の気持ちが分かりにくい。
    いま、どんなきもち?
    (大阪府人権教育研究協議会)
    商品だけでなく、こういうものも掲載しているところ
    に、懐の広さを感じる。

    ⑤すぐにカッとなる。
    ストレスリリーサー(アイシン精機)
    いや、私もほしいですが( ´艸`)

    ⑥話す
    きいて、はなして はなして、きいて
    トーキングゲーム(トビラコ)
    これをきっかけにして話せるように
    なるといいよね。

    よいものは日々開発されていくので、
    いつも新しい情報を得る心掛けが大切。

  • 我が家の子育てのヒントになる道具はないかと思い、図書館で借りて読んでみました。
    が、どの道具も高いですね…。
    市場が大きくないので、やむを得ないのかもしれませんが。

    いろいろなことに取り組む際、子どもは「できない」といいがちですが、できるようにするための道具側の工夫は、意味があるように思いました。
    その視点が得られる、ということでは、この本には価値があると思いますし、道具の工夫は、手作りでもよいわけで、その方向性を考えるヒントとしても参考になる本だと思いました。

  • おなじみタイムタイマーなど、便利な道具が紹介されている。発達障害のある人にもそうでない人にも便利な道具たち。よく考えて作られたモノは良いなぁ。

  • 具体的な商品の紹介とコメントが素晴らしい。あれこれ試してみたくなる。

  • すぐに準備できそうなものもあったのでよかった。

  • すごい良いものがたくさんあった

  • 文房具の使いやすさとは? みたいなこと思って何となく読了。どの工程がどうできないのか、という切り分けが大事で、そこから道具で助けられる部分が見えてくるのかな等思いつつ読みました。あとやっぱり成功体験って大事なんだよな、等。

  • 図書館でタイトルだけ見て思春期の子供の役に立つものがあるかと予約。
    もっと小さい子供には役立つかな。
    家で役に立ちそうなのはデジタル耳栓くらいでした。

  • 障害を持つ子供の劣等感が払拭されそう。価格も○。

  • 子供のできないを、できる!やりたい!に変えていけるグッズが数多く紹介されています。
    知っているものや知らないものも沢山あって、価格もお手頃なものが多い。
    小さかお子さんのできないを支えてあげられる親になれること間違いなし‼️です。
    図書館で借りましたが、手元に置いておきたい一冊です。

  • 取り敢えず買った。読んだらレビューを。

  • 写真も大きくわかりやすい。
    発達障害のある子供たちに優しい本だなぁ、と。
    靴紐が結べず、履かなくなった靴があるので早速キャタピランの靴紐を買いました。こどもの反応が楽しみです。

  • 療育の仕事してると、「声掛け」「促す」「受容」などのワードが頻出する。でもそれって漠然としすぎてる気がするのだよな…。実際、騒がしいとき、人の話を聞かないとき、宿題にうまく取り組めないとき、声掛けといっても限界がある。視覚優位の児童なら尚更そう。こちらの言葉がどれだけ通っているか不安になりさえもする。

    支援の不安は児童の不安に繋がるってことで、本著で紹介されている道具は双方の不安の解消にもってこいのものばかり。生活、学習、コミュニケーション活動それぞれにうまく取り込めていけば児童のストレスも減っていくだろう。問題は購入の際に会社が必要経費として出してくれるかだな。笑 でも、自費で買ってももったいないことはないくらい、自分の子にも使えそう。子も彼女もいないのですがね…どうしたものか。

  • (2018年1月)
    古書で購入して読み。
    Twitterで紹介されていて興味を持った。

    不器用さのある子どもがいるけど、ちょっとした道具だてひとつで書字や運動に前向きに取り組めるようになった姿を看てきたので、他にいい道具はないかな、と思って。

    うちの子にとってヒントになったのは、
    ・タイムタイマーパーソナル(p40)。時計がまだ正確に読めないこともあるけど、「あと何分?」と聞かれることが多いので。砂時計でもアプリでもいいけど、残り時間の可視化っていうのは見通しがたっていいかもしんない

    ・滑らない座布団(p50)。参観日で椅子からずりおちそうになってたのを見たので。体感の弱さ、集中力などが背景にあるんだろうけど、これはやってみよう

    ・ストレスリリーサー(p64)はわたしが欲しいぞ。

    ・「洗って落ちる書道液 練習用」(p91)は時期が来たら買おう

    ・「おへその前で書きなー」と声かけすることが多いのだが、「すわりかた」と「もちかた」お手本マット(p93)はいいかもな。可視化大事。


    コラムの
    ・挑戦はゴールに近いところから。手助けは自立を妨げると思われるかもしれませんが、逆です(p30)
    はいい話し。色んな人に読んで欲しい。

    (2018年10月)
    出して来て読み。
    twitterとか見てるとほんとに便利な道具が世の中にある…本書では触れてないけどICTの活用も進んできてるし、いい時代になった。あとは学校現場で理解が進めばいいなあ、と思う。
    ・今回は「なわとびを跳べない」(p94)を読んだ。そろそろ縄跳びの季節だから。
    ゴムホースを切ったもので練習する、というアイデアはいいなあ、と思った。

    ・帯にあった、
    「できないことをその子の努力だけで解決しようとすると、親子ともに強いストレスにさらされます。必要なのは、その子を手助けしてくれる道具です。(「はじめに」より)」
    という言葉は、本当にその通りだ。障害特性などでみなと同じにできない、でもみんなと同じようにしたい、という子に「みんなと同じがいいんでしょ?」と工夫もなく量で押し切ってやっていくやり方はやはりちょっとな、と思っていたところだったので、うまく言語化されててすっきりした。

    (2019年8月)
    OTで「月経について、絵カードが市販されてるよ」と教えていただいた。そういえばこの本に載ってたな、と思って紐解いた。
    他にも、ランドセルにつけるサブバッグ、結ばない靴紐キャタピランなどは購入を検討しよう。

    (2021年5月)
    なんとなくその辺にあったので手に取って眺め。
    ・キャタピランは小4の終わりくらいに買った。だいぶ足が大きくなってくるとベルクロ式のスニーカーだと選択肢が少なくなってくるんだよなあ。いまのところキャタピランでうまくいってる。
    ・ランドセルにつけるサブバッグは小3くらいに購入。上着とか、生理用のポーチとかちょっとしたものを入れることができて役立ってる。F、普通の傘よりも折り畳み傘を好んで使おうとするんだけど、もしかしたら、畳んだときに手がふさがらないから好きなのかもしれないなあ。
    ・トーキングゲーム(p74)、「かたろーぐ」と一緒に買おうかな…と思ってたので背中を押された思い。多分買う。p64のストレスリリーサーもいいかもしれない。
    ・p30コラム「挑戦はゴールに近いところから」を読んでしかりしかりと思うなど。「大切なのは、いつも子どもがひとりでゴールのテープを切れるようにすることです」「ひとりでゴールできるようにするのが上手な手助けのコツです」。5歳児Aの扱いに手を焼くことが多かったのだが、いったんこういう原点に立ち返ってみるのもいいのかも。


    (2023年10月)
    感覚過敏(特に聴覚)の子に対して、いいツール、これに載ってたっけ?と思って久々に出してきた。
    そう、デジタル耳栓、こういうのを探してたんだ!そうそう、と思いながら開いて読んだ。
    ・本人と学校でうまく管理できるか
    ・ほかの子への説明をどうするか
    がネックだなーと思っている。
    あとは、声の大きさ表に矢印クリップをつけているのを見て、おお、これはわかりやすい!と思った。ほかにもtodoリストに使えそう。(チェックボックスだと見落としがちだし)次にやるタスクの見える化にいいかも。早速探してこよう。

  • スゴイいいね

  • これ、使わないといけないかも

  • 発達障害の子供に使える学校や家庭でのお役立ちグッズが満載。

  • 障害の内容・程度も様々なので、道具も様々。

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著者プロフィール

創価大学教育学部准教授。元筑波大学附属大塚特別支援学校地域支援部長。特別支援教育士、学校心理士。
筑波大学大学院修了。特別支援教育のコーディネーターとして、この15年間で10000以上の学校を支援してきた。これらの実践を基に子どもの自尊感情や関係性を高める『だれでもかんたんおりがみ』『トーキングゲーム』など各種の教材を開発している。特別支援教育教材開発のエキスパート。
著書に、『ひっくりカエル!』(小学館)、『発達障害の子のための すごい道具』(小学館)、『発達に遅れや偏りがある子どもの本当の気持ち』(学事出版)、『発達障害の子どもの指導で悩む先生へのメッセージ』(明治図書)『子どもの発達を支えるアセスメントツール』(合同出版)などがある。

「2019年 『子どもの発達を支えるアセスメントシート(10枚入)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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