あなたが自分らしく生きれば、子どもは幸せに育ちます: 子育てに悩んでいるあなたへ (edumomコミユニケーションMOOK)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091053756

作品紹介・あらすじ

自分らしく生きることで子育てが楽になる

こうなって欲しい、こうあるべき、に縛られている苦しい子育てをしていませんか?
「どう育ってほしいか」の前に「目の前の子どもがどう育っているか」を見てほしい。子どもはちゃんと自分で育つ力を持っていることを確信できるはず。
それは、お母さんが本来の自分を取り戻すことにつながっていくから。

保育者として、30年以上子どもたちと関わってきた柴田愛子さんが語る「子どもの心に寄り添うと、子どもの気持ちが見えてくる」を信条にした子育て論は、きっとお母さんの心を元気にします。





【編集担当からのおすすめ情報】
こんなときどうしたら?子どもの気持ちを代弁しながら、様々な悩みに応える、読めば元気になる子育てサプリ。「りんごの木」の子どもたちを撮り続けている繁延あづささんの写真が、愛子さんの語りに生き生きと彩りを添えています。

感想・レビュー・書評

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  • 文章が少しお説教っぽさがあるので、読んでいて疲れます。
    柴田愛子さんの「とことん遊んででっかく育て」という本では子ども目線のエピソードを中心にして、どちらかというと保育者(著者と同業者)向けに寄り添うように書かれていたのでとても良かったのですが、こちらは親のどちらかと言えばマズイ対応や考え方のエピソードを上げて、諭すように書かれているので、読んでいて疲れるんだと思います。

    ●「自分に思いやりがないとは言いたくありませんが、これは、一生かけて心がけていくものなのではないでしょうか。」という言葉には正直さが垣間見えて好感が持てます。そして、同感です。
    大人でもそうなのだから、子どもがすぐに思いやりの心を常に持てるわけがないのに、それを望んでしまう理不尽さ。
    「心から人を思いやれる人に私も成長したいものだと、つくづく思います。」そうして大人も子どもも反省しながら人を支え、支えられて育っていくのですね。
    ●「絶対安心なんて子育ての方法はないんです。あなたの感じた『よかれ』と、思うことをしていくよりないのではないでしょうか」園や学校選びなど、習い事や住む所などで悩んでいる時に大切にしたいことだと思います。

    また、写真はどれも生き生きとしていて素敵です。
    この写真家のしげのぶさんの後書きも良かったです。

  • ◆きっかけ
    NHKのすくすく子育てで、柴田さんが出演していた回を見てから、彼女の著作を読んでみたいと思っていた。図書館に置いてあったので借りてみた。
    ◆感想
    こういった育児本を読んでいると、多くの本に「共感すること」「気持ちに寄り添うこと」「待つこと」が大切だと書かれている。本書も同じく。実際に育児をしていてもやはり、それが大切なのだろうと感じる。きっと、育児だけではなく人間関係や仕事においても同じだと思う。しかし、いざ実践!となると、様々な状態の日や時があるわけで、できるときもあれば、できないときもある。こどもも日々成長して状況も刻々と変わっていく。
    この類の本は時折読んで、「ああそうだ、それって大切だよな。大切にしよう。」と都度都度その気持ちを思い返せるのでありがたい。自分の行動を振り返ったり今後に活かしたり、そしてまた出来ない時もあって、また本や周りの人とのふれあいの中で刺激されて子どもとの向き合い方を考え直して。そのくり返しの中で、自分も子どもも成長していきたい。2017/3/16

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著者プロフィール

1948年、東京生まれ。私立幼稚園に5年間勤務し、多様な教育方法に迷って退職。OLを経験するも子どもの魅力から離れられず、別の私立幼稚園に5年間勤務。1982年、“子どもの心に添う”を基本姿勢とした「りんごの木」を発足。保育のかたわら、講演、執筆、絵本作りと様々な子どもの分野で活躍中。テレビ、ラジオなどのメディアにも出演。子どもたちが生み出すさまざまなドラマをおとなに伝えながら、“子どもとおとなの気持ちのいい関係づくり”を目ざしている。

「2022年 『保育のお悩みに愛子先生流アドバイス それってホントに子どものため?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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