- Amazon.co.jp ・マンガ (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091203786
作品紹介・あらすじ
▼第106話/城▼第107話/救出▼第108話/白と松戸▼第109話/空っぽの男▼第110話/前払い▼第111話/藍緋▼第112話/妖花▼第113話/死ねない男▼第114話/異界の外▼第115話/弱点
●主な登場人物/墨村良守(結界師・墨村家の22代目正統継承者。14歳。時音を守るために強くなろうと決意)、雪村時音(良守の隣家に住む結界師一族の娘。16歳。家同士は犬猿の仲)
●あらすじ/志々尾の仇を討つため黒芒楼に侵入した良守は、城の中心部に捕らわれたところを、別に侵入してきた松戸平介に救われた。白を狙う松戸から、決して白と闘わないよう約束させられた良守は、まずは影宮のいる地下牢を目指すが、その途中、宿敵・火黒と出会ってしまい…(第106話)。
●本巻の特徴/ついに松戸vs白の死闘開始!! 松戸が飼っている美しい悪魔・加賀見にまつわる、松戸と白の意外な過去が明らかに。さらに後半では、白の命令で黒芒楼に囲われていた妖、藍緋と火黒が交戦する…!?
●その他の登場人物/影宮閃(裏会・実行部隊「夜行」の一員。能力は妖混じり)、白(烏森を狙う妖たちの組織「黒芒楼」の幹部。左眼に蟲を飼う)、松戸平介(異界愛好家。良守の祖父・繁守と旧知の仲。殺されたように見せて生きていた)、藍緋(黒芒楼の幹部。人間を研究し、人皮を発明した)、火黒(黒芒楼の強力な妖。良守の仲間・志々尾限を刃にかけた
感想・レビュー・書評
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あやかしたちが持っている不安は、あやかしがどうやって生まれてきたのかということがすごく大きな様な気がします。
多分、人型をしているあやかしは、人がいなければ生まれてこなかったんですよねぇ。 -
10〜13巻読了
松戸の純粋に狂ってる感じ、好きだ… -
十二巻では、いくつかのバトルが同時に出てきます。
まず、松戸平介と白の戦いですが、私は正直なところ松戸平介よりも白のほうに感じるところがありました。空虚な白を松戸は批判していましたが、私としてはむしろ白の空虚なところがむしろ魅力だと思いました。
次が火黒と藍緋の戦いです。この二人では、私は火黒のほうに共感できます。確かに藍緋には泣かされましたが、火黒の「妖は優しくなったら弱るぜ」という言葉に、何か共感を覚えました。
最後は火黒と良守の序盤戦ですが、この序盤戦の見所は(十二巻の)最後の最後で出てくる、良守が火黒の刀を止めるシーンだと思います。良守がそこで止めることで、火黒との戦いが面白くなるのでは、と思いました。 -
【S】
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黒芒楼編も大詰めに。
主人公ほったらかして決着していく白と松戸、藍緋と火黒。
白の空っぽの下りは自分にも若干思い当たる節があるだけに彼のすべてを否定はできない。
でもリサの、松戸の気持ちもわかるから、やりきれなさが残る。
そして藍緋と火黒。人の弱さと強さを見た藍緋、つながりを否定する火黒。
この二人は決して相いれないなと。
そして一方影宮を救出し火黒を探す良守。
影宮の弱さが、普通の少年らしくてイイ。同年代の少年に前に行かれる、背中を見るポジションに居るしかない彼の苛立ち。
ついに対決する火黒と良守。
完全な敵対者としては火黒が初なので、どう決着するのか。 -
絶界発動。
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閃ちゃん好きやぁ〜
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松戸と加賀美くんの関係性が非常に好きです。それを踏まえたうえでの白沼との関係も大好きだよ!
あと閃ちゃんが可愛かったですね。
良守と二人ならんだら完全にユリっ子ですな! -
松戸と敵方の因縁が意外と深くて驚いた。松戸が初めて(多分)見せた人間らしい感情、表情が良かったなあ。その使われ方はベタといえばベタだけれど。