- Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091211507
作品紹介・あらすじ
▼第155話/淵▼第156話/淡幽▼第157話/無道▼第158話/盟友▼第159話/本物の絶界▼第160話/不死▼第161話/矯正▼第162話/兄の選択▼第163話/主の力▼第164話/嫉妬
●主な登場人物/墨村良守(結界師・墨村家の22代目正統継承者。14歳。時音を守るために強くなろうと決意)、雪村時音(良守の隣家に住む結界師一族の娘。16歳。家同士は犬猿の仲)
●あらすじ/春休みに、兄・正守から届いた突然のお手伝い要請。それは正守が長年追っていた相手が神佑地に逃げ込んだため、自分が異界に入っている間、入り口を見張っていてほしいというものだった。「お前は中に入るな」と念を押されていた良守は、しばらく神社の境内をうろついていたが、手水鉢から突然伸びてきた謎の手をつかんだ途端、全身を引きずり込まれてしまい…(第155話)。
●本巻の特徴/正守が消息を追っていた「無道」という男。かつて十二人会の幹部だった男は、人間を捨て妖となり、裏会の若者たちを殺りくする行為を繰り返していた。果たして、その目的とは? そして、正守と良守は無道を止められるのか…!?
●その他の登場人物/墨村正守(良守の兄。裏会の幹部組織・十二人会のメンバーであり、夜行の頭領)、無道(裏会の元幹部。かつては“不死身の無道”と呼ばれていたが…)、淡幽(神佑地の主。弱々しくて泣き虫)
感想・レビュー・書評
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まるっと無道編。兄弟祭。
この話はいろいろ詰まってて内容が濃い。
合間にはさまれる兄弟の過去が切ない。
あんなに小さいのに方印をとっさに隠す良守と、それに苛だち無理やりその右手をつかむ正守と。
結界師でなければ、長男が正当継承者であれば、こんな捻じれた関係にはならなかったかもしれないのに。
正守は弟への嫉妬と、羨望と、烏森への憎悪といろんなものがごちゃ混ぜになってそうで難しい。
一番はどれなんだろう。
そして悪人でも助けるもんは助ける、ときっぱり言い切る過去の良守。
そのシンプルすぎる思考が、純粋さが、やっぱり彼の良さでもあるし、怖さでもある。
そしてその助ける、という約束は現在でも有効だった。
どんなことをしても彼は憎む、怨むようなことはないだろうと確信。だってそれが良守だから。
無道の口から裏会の深部の話、神佑地狩りと不穏な話が大きくなってきた。
白絶界は良守単一の力と判明、彼自身の危うさがここに来て初めて他人から指摘されて次巻へ。
なんてとこで切るんだ…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
無道さん好きだったわ、結構エグい強さが良いよね。正守はメンタルも強いけど、ちょこちょこ若さが出て脆いんだよねそこが魅力的だけれどね。
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【S】
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うーん、キレると強くなるパターンか。
楽しいのだけど、最近は、その風潮に微妙なものを感じます。
でも、兄ちゃんは、いいキャラだな。 -
ちょうなんがすきだ
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淡幽のキャラが好き。
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この巻はとりあえず戦闘が多かった!
自分はあまり楽しくなかった・・・
相手どんだけ強いんだよ! -
マンガは面白いよ!
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待ちに待った最新巻です。
兄弟の絆が・・・
あぁ正守さん。。
大好きなんで絶対戻ってきてください(泣
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良守と淡幽様のやりとりがほのぼのとしていて良かったのに、だんだんとそうともしていられない展開に…。無道さんも、裏表紙を見た時から気になり始めて本編読んで好きになったので、淡幽様も無道さんもまた出てきてくれたらなと思いつつ…そうもいかないだろうなぁ…。兄弟のすれ違い…って言い切れるほど簡単なものではないですが、そこら辺が見ていて切ないです。けど、小さい頃の良守が、たとえまっさんが極悪人でもそんな事関係なくて、一瞬だけだけど助けてやるっていうその言葉に、単純だけど兄弟って良いなって思いました。完全に溝を埋めれなくても、少しずつお互いの気持ちが分かっていけば良いなと。