TO-Y (1)

著者 :
  • 小学館 (1985年9月18日発売)
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本棚登録 : 94
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091213518

感想・レビュー・書評

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  • 全10巻 完結

  • 高校のとき大好きだった漫画。きれいな絵。
    擬音語を使用しない音楽シーン。

    写真をトレースした(恐らく)背景と漫画が融合して、登場人物もより身近に、リアルに感じた。
    漫画にも登場した新宿JAMに行ったときはワクワクしたなあ。

    主人公藤井冬威。何をやってもサマになる。たまに照れたり変な顔になったりするけど、基本的に冷静で喧嘩も強く音楽の才能もあってルックスも最高。出来すぎ。笑

    かっこよくて、やさしくて、憧れる、そんな恋愛しか知らなかった当時の自分にはそれで充分だったんだなあ。

    もっともこれは恋愛漫画ではなく、おそらくはニヤの成長物語。ニヤにはすごく共感できたもの。

    今読み返したなら、下心もよく見えて喜怒哀楽もちゃんと出す、哀川陽二のほうがトーイより魅力的だな。
    そして、トーイに恋しているヒデローもいい。

    上條さんの漫画ってさ、なんか完璧すぎる登場人物が多すぎるんだよなー
    もっと人間くさいほうが、いいな、今の自分はね。

    ところで、この漫画の冒頭って「エイジ」(江口寿史)のオマージュなのかな。

  • 久々に読んだ~、青春の1ページだなあ。いやあ、今では古臭く感じるけど、これ、当時はすげーおされな漫画に感じてたなあ。

  • 懐かしさもありつつ、今もカッコいい作品。作中に歌詞は表記されないが冬威の唄が確かに聴こえてくる。平成第一次バンドブームが到来した要因の一つに、本作が及ぼした影響は大きいとボクは確信しています。

  • 青春マンガ。上條淳士が得意とする最初の10代伝説もの。
    これが当時、高校生の僕らには効いたんだなぁ。

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